73歳鳥好き人
私と鳥との出会い日記

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news 2012.5

うぐいす

 初回は春告げ鳥「うぐいす」の餌付けです。

 野鳥を捕りに行くのは、ほんの子供のとき、少し年上の先輩と行くのが常でした。

 鳥を捕るというのは、捕ったものを媒鳥(おとり)に育てて仲間を多く集めさせる、というのが目的です。色々と挑戦しましたが、中でもうぐいすだけは、子供の中では半ばあきらめの対象で、一度捕ってもまず餌付けで8割死んでしまう、万一成功しても、夜露や夏の暑さでほとんどがやられる。神経質な鳥で、少しのことで死ぬため彼らを媒鳥に育てるのは大変でした。

 水浴びをさせても、春、少しでも寒い日があれば、水弾きの悪いうぐいすは低体温で死んでしまいます。現在のようにドライヤーもない時代、母の布団へ入れる、質の高い大切な“真綿”をこっそり取ってきてそれで暖め、怒られたりもしました。とにかくまずは、なんとか餌を食べてもらいたい、と私は必死でした。

 そんな中、小学4年生の頃、近所に住んでいた老人(以下この稿で“鳥名人”として登場します)から教わった方法は、鳥籠の片方の止まり木を、二つに割にした「イタドリの枯れ茎」にし、その中にすり餌を詰め込むものでした。すると、止まり木にすがるたび、餌がうぐいすの足指にくっつきます。先ほども申した通り、うぐいすは神経質ですから、それをくちばしで取り除いていくうちにいつの間にか餌に慣らすという仕方でした。これだと2、3日で餌ビンのすり餌をついばむようになり、以降、うぐいすの最大の難関をクリアできました。

 今年4月から野鳥の飼育は禁止とのこと。山採りのうぐいすの、あの緊張した餌付けの数日間の思い出がなつかしいです。


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