73歳鳥好き人
私と鳥との出会い日記

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news 2012.7

おおるり

 私にとって、おおるりはどちらかといえば馴染みの薄い鳥でしたが、十年程前、熊野古道二木島峠での初会で、その美しい姿とすばらしいさえずりにいっぺんに虜になりました。それ以来、毎年来訪する彼らとの出会いは大きな喜びとなっています。

 おおるりは、“夏鳥”といって、5月の連休ごろ東南アジアから日本に渡ってくる鳥です。9月半ばまでは日本にいるようですが、熊野、特に海岸付近ですと子育てをして1ヶ月、7月半ばにはいなくなり、見る機会が長くありません。そのさえずりは、どんな人でもいっぺん聞けば忘れられない美しさです。

 2005年の6月の下旬、甫母峠の古道記念スタンプ印の設置箱のなかに、野鳥の巣を見つけました。もしやと思い図鑑で調べると、その巣材や、白地に淡黄褐色の斑点の卵は紛れもないおおるりのそれでした。

 毎日、巣立ちを気にしながら日が過ぎ、ようやく7月20日に訪れると、灰色の綿毛が少し残り、全体が暗灰色のひなの姿。瑠璃色に輝く父親のイメージとは異なるものの、円くて、黒光りする目はまさしくおおるりでした。

 慌ててカメラを向ける背後へ、親鳥のけたたましい声に追い立てられ、急いでその場を離れながら、生涯何度もないすばらしい機会を与えてくれた熊野の自然に感謝しながら帰路についたのを覚えています。


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