花尻薫先生の 花と熊野 にまつわる小話

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news 2013.1

ヤツデ(うこぎ科)

 

晩秋から初春にかけて、白色で、約5mmほどの大きさの花の集団を円錐状につけます。

花は雌花ばかりの集団と、雄花ばかりの集団に分かれますが、上の方は雌花ばかりです。

ヤツデの名前は葉の形から取り入れたもので、八つに分かれた葉の姿から名付けられました。しかし稀に十一に分かれたものや、六や七に分かれたものもあります。

実は4月から5月にかけて黒く熟します。七里御浜の松林のなかの日陰には多く自生しています。日当たりの強い場所では葉が日焼けして色が深緑色にならないので、庭に植えるときは、半日陰の場所を選んで植える方がよいと思います。
ヤツデを庭木にするのは、ヤツデが悪者退治の役目をもっていると伝えられているからです。節分にヒイラギやアリドウシを扉につけて、鬼を祓うのと同じような風習があるようです。

 

寒い厳寒のころの開花は、人目につきにくいので、ヤツデの花は哀れを感じます。ヤツデを見ましたら花も見てやってください。1月から2月の初めにかけて見られると思います。

 花尻薫 氏

 三重県熊野市有馬町。熊野の自然や歴史に造詣が深く、30年以上熊野古道の保全に力を注ぐ。三重県立熊野古道センター理事長、熊野古道語り部友の会会長、みえ熊野学研究会、三重シダの会会員など。


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