花尻薫先生の 花と熊野 にまつわる小話

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news 2013.4

ハマダイコン(アブラナ科)

 七里御浜の海岸に4月から5月にかけて、淡い紫色の花をつけた大根が目に付きます。菜園で栽培される太い食用の大根とは、見かけも姿も随分異なるようです。

 まず花を比べてみましょう。

 栽培される大根の花は白色ですが、ハマダイコンは薄紫色です。葉の中央に紫色の筋(脈)があります。葉には細かいトゲがあり、顔に当てると少し痛みを感じます。野菜の大根はトゲがありません。

ハマダイコンは細く、硬くて食べられません。

 


 ハマダイコンは、食用の大根の野生化したものと言われ、古い時代には薬用にしたものと言われています。種の部分の袋は一粒ごとにくびれています。この種を畑に蒔いて、肥料をやると再び栽培用の大根になると言われています。

 七里御浜の海岸では集団になって群れていますので、一度歩いて眺めて下さい。場所は花の窟の下から有馬保育所の付近でございます。

 花尻薫 氏

 三重県熊野市有馬町。熊野の自然や歴史に造詣が深く、30年以上熊野古道の保全に力を注ぐ。三重県立熊野古道センター理事長、熊野古道語り部友の会会長、みえ熊野学研究会、三重シダの会会員など。


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