紀南地域に見られる季節の植物(12月)

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news 2011.12.28

ビナンカズラ(美男蔓)

 花かんざしのような赤い実がぶら下がっています。

 

子供のころ、「ハゲボウズ」と呼んで実をもじって遊んでいました。

 

     ↑このつぶつぶの赤い実が簡単に落ちるので面白がって落とした状態を指していたのだと思います。

ホントの名前はハゲではなく美男蔓。一説には、昔武士などが整髪用に用いたもので、これを用いると、「おとこまえ」になるということから呼ばれたそうです。

たしかに蔓(つる)には粘液がでます。これを細かく刻んで、少量の水に漬けておくと粘質になるので整髪用として使い、薄めて洗髪用に使ったそうです。

そういえば、子供の頃に、「これで髪を濯ぐとつやつやになる」と近所のおばあちゃんが言ってましたね。

(尾崎)

news 2011.12.27

ノバラ(野薔薇)

 「きれいやね〜!なんの実?」と、よく聞かれます。

  

この赤くて小さな実はノバラの実です。
春には白い小さな花が固まって咲いていましたので花が咲いていたところを探すと簡単に見つかります。

  

けれどこの赤い実は、年毎にたくさんついたり、つかなかったりなので
今年は生り年なのか、数年ぶりにいたるところで見かけます。

  

しかし、切ってきて束ねて活けていると固まって目を引きますが野原にあるときは小さな実なのでよく目をこらさないと、藪の中や雑草に覆われた場所では見過ごしてしまいます。

 

これは、国道311号線の法面の上の藪の中です。

(尾崎)

news 2011.12.23

ツルウメモドキ(蔓梅擬)

 紀南地域では海岸に近い防風林の中や空地で見られます。


  

ここは、海岸にほど近い空地です。                黄色の実が3つに割れて赤い種が顔を出します。

この植物も実が割れるまで、ほとんど目立ちませんが
回りの木々が葉を落とし、実が割れると俄然主張を始めます(笑)。
しかし、目立つと鳥達の食料になるのでわりと早いうちに赤い部分は食べられてしまいます。

  

それで、まだ裂けないうちに採って来て生け花やリースに使います。2,3日で実がはじけてきます。
蔓なので自由に扱えるのと、生け花にすると動きがあり、小花のようにみえる赤い実は大人気ですね。

雄の株と雌の株があります。
名前は蔓で葉が梅の葉に似ていることからです。

(尾崎)

news 2011.12.22

サルトリイバラ(猿捕茨)

 国道沿いに見事な蔓がさがってました。
サルトリイバラです。

  

                

今年は実つきがいいようようです。

  

熊野ではオサスリの葉っぱと言ったほうが分かりやすいかもしれません(笑)
紀南地方はこの「おさすり」が端午の節句の柏もちにあたります。
もちを包む葉が柏の葉ではなくサルトリイバラの葉を使います。
  

この実は葉を落として生け花やリースなどに使います。     

リースにすると長いこと飾って置けます。古くなってくると色がシックにかわりそれはそれで楽しめるのです。            

名前は枝にトゲがあり、猿がひっかかって捕らえられると言う意味で名付けられたそうです。
が、サルはひっかかりません。ひっかかるのは衣服をひっかけてしまう人間ですね(笑)。

山帰来(サンキライ)という呼び方もあり、何か「山に帰って来る」みたいな響きが好きなのですが、
実際は、昔、毒消しの実として使われていたので、毒消しの必要があるときに山野に入って実を食べて(里に)帰ってくるという利用のされ方からついた名前だと言います(反対でしたね〜)。
(尾崎)

news 2011.12.17

ガマズミ

 深紅の宝石のようなガマズミの実です。

 

 

名はいろいろ説があるようです。
赤い果実を噛むとすっぱいので「噛み酢実」からガマズミになったなどの説や,ズミは染めに使用するとの意味もあるそうです。又、枝は折れにくいため道具類の柄(え)使い、ガマは鎌(かま)で、ズミは酸っぱい実の意味の説も。

「神つ実」という説もあるそうです。昔から健胃疲労回復の実として珍重されたようなので、お酒にしたり、生活に利用され、染料にしたり、道具にしたりで、その用途から神様の実ってことなのでしょうか。

(尾崎)

news 2011.12.12

マユミ(真弓)

 春の花はほとんど目立ちませんが、実はまるで紅梅のように美しいです。

 

ピンクの実が割れて中から真っ赤な種がのぞいています。実のさや(?)がピンクの花にみえますね〜。

本来は葉も紅葉し(ニシキギの仲間です)実も楽しめるので庭木や盆栽に利用されます。

 

しかし、この辺ではあんまりきれいに紅葉しない上に葉がなかなか落ちないので、せっかくの実が葉に埋もれてしまっています。

  

葉を落として、花材にすると見事に見応えのあるものになります。

真弓という名前どおりに、材質が強い上によくしなる為、古来より弓の材料として使われたそうです。

(尾崎)

news 2011.12.07

ミゾソバ(溝蕎麦)

 道端の湿地帯コンペイトウのようなかわいらしい花が群生していました。

ミゾソバです。

 

溝端や湿地に生え、蕎麦に似ているからついた名前です。

 

              ピンクの花の中に分け入って行くと白い花や薄ピンクの花もまじっています。

  

昔から見慣れた花ですがよくよくみると蕾のときはコンペイトウのような形の可愛い花です。
別名もコンペイトウグサなどと呼ばれてもいるそうです。

もう一つは、葉の形が牛の顔に似ているということで「ウシノヒタイ」
なんでウシノカオじゃないんだろう(笑)。

食用にもなり、薬効もあるそうです。食料危機に備えて覚えておこう。

(尾崎)


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