紀南地域に見られる季節の植物(7月)

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news 2011.7.27

サフランモドキ

 今、道端でよく見られます。
草刈りが済んだあとなどに、いつのまにか可愛らしいピンクの花が咲いています。

 

 

誰もが見かけている花なのに意外と名前がわからなかったりします。

この花はサフランに似ているからサフランモドキと呼ばれるようになったそうですが・・・。
なんて安易な〜(そんなに似てないし)。

サフランモドキはヒガンバナ科の植物ですが、雨の日の次の日頃からか花茎が出てきて数日のうちに開花することで『レインリリー』とも呼ばれるそうです。

ということは―? ここのところいっせいに咲き出したのは、この前の豪雨おかげ?

(尾崎)

news 2011.7.20

ウバユリ(姥百合)

 なんとも気の毒な名前です。
アップで見るとなかなか美しい花なのですが・・・

 

なんでも、牧野植物図鑑によると、「美しかった葉が,花茎が伸びてツボミがふくらむに連れ,葉は見る影もなく黄ばみ枯れ落ちていく様子を見て、昔の人は,娘が花の十八になるころ,世話をした人が歯(葉)のない姥になることにひっかけウバユリと名づけた。」とあるそうです。

 

↑そんなに言われるほど枯れていない

しかし、他の百合と同様、香もいいし、花も少し緑がかった白がきれいです。
若葉は山菜として食べられるそうです。(私は食べたことはないのですがけっこう美味しいらしいですよ。)

(尾崎)

news 2011.7.14

オニユリ(鬼百合)

オニユリが咲き出し蝉が鳴き出すと本格的な夏到来。今年も梅雨明けと同時にあちこちで咲き出しました。

夏の花はオレンジ色が多いですね。
白だと光りの反射で掻き消えてしまうから陽射しに負けない強い色になったのかも。目立ちます。

 

子供の頃、花びらを揉んで柔らかくしてから膨らませて遊んだことを思い出しました。なぜかオニユリの花びらでした。
ササユリやカノコユリでは具合が悪かったのでしょうかねー。

  ←オニユリの特徴のひとつ。
                                     
葉の脇に黒紫色のムカゴを作ります。

鱗茎(球根)は食用となり、薬効もあるといいますが、普通の山菜のように採ってきて食べるというのをあまり聞きません。
食材で販売されているユリネと違って苦味がつよいそうです。
しかし、空地や畑の隅、川の土手など人里近くにたくさん咲いているのは、昔から人々の生活に密着した花だったからでしょうね。

(尾崎)

news 2011.7.12

ノリウツギ(糊空木)

オレンジロード(県道141号線)を車で走っていると、リョウブと並んで目に付くのはノリウツギです。
やはり白い花でよく目立ちます。

 

装飾花といわれる萼片(がくへん)が花弁状に変化したものは、ヤマアジサイと同じで株によって丸っこいのや細長いのや形や大きさが違います。

 

 

ノリウツギの「のり」は樹皮の内皮をはいで水につけて出した粘液を和紙を漉(す)くときの の糊として使ったことからだとか。

ウツギと同じユキノシタ科の木ですが、ウツギはウツギ属、ノリウツギはアジサイ属で、アジサイの仲間ということです。

また、ウツギ(空木)は枝を切ると中が空洞ですが、アジサイ属のウツギ(ノリウツギ、ガクウツギ)は髄があり、これを抜くと空洞が出来るので「空木」の名がついたようです(糊をとるとき抜いたのかな?)。

(尾崎)

news 2011.7.10

イワガラミ(岩絡み)

なんとか間に合いました。こちらはもうそろそろ見頃が終わりです。

これは、川上村です。
熊野の国道沿いでも山の方に入るとわりとよくみかけます。


 

大きな杉の木にからみついています。まるでクリスマスツリーの装飾。


 

↑法面(のりめん)のネットにも絡み付いて自然の見事な壁面装飾。      ↑花弁状の装飾花は一枚ずつ。

山に入る道を運転していると、いろんな花が目に入るので危険です。

(尾崎)

news 2011.7.9

ホタルブクロ(蛍袋)

 まだ、たくさん咲いていました。
地域によって咲く時期がずれるため、あちらこちらでけっこう長いこと楽しめています。


 

道路脇や斜面に生えていることが多いですね。ここは国道309号線五郷町付近です。

子どもが花にホタルをつめて入り口をねじりつぶし封をして遊んだことからついた名前だそうですが、実際は花の中に入れて閉じるのはむつかしいらしいです。
けれど、花の中から蛍のひかりが灯るのは風情があるでしょうね。
今は蛍が舞う時期が過ぎてしまっているので、また来年、花が咲くのと蛍が舞う時期が一致すれば試してみたいと思います。

(尾崎)

news 2011.7.8

リョウブ(令法)

 今、オレンジロード(県道141号線)を車で走ると一番目に付くのがリョウブの花です。
白い小花の固まりのシッポのような花房がたくさんついています。


 

山の花は初夏から白い花が圧倒的に多いです。緑の中の白は目立つので、虫の目に留まるようにできているのですね。
人の目にも爽やかです。

 

令法(リョウブ)と言う名は、昔、飢饉をしのぐために間に合わせの食料として育て蓄えることを法で決められたからだそうですが、何か堅苦しい名前ですね。花の形から「竜尾」がなまったものという説もあるそうです。

(尾崎)

news 2011.7.7

カギカズラ

 下北山村でめずらしい花に遭遇しました。

実は一週間ほど前、先輩スタッフMさんが、初めてカギカズラが花をつけているのを紀和町の布引の滝付近で見つけ、感動しきりでした。
それはぜひ見てみたいと願っていたら、吉野に向かう途中の道路脇でたまたま見ることができましたー。

野生の花はその時期に上手く居合わせないと、ふだん目にしている植物でもどんな花をつけているのか意外とわからないものです。


 

↑ねこのおもちゃのフワフワボールのようです。 ↑アップでみると手まりのような可愛い花の集まりです。


カギカズラはカギの部分に薬効があるそうですが、集めるのが大変そう。

(尾崎)

news 2011.7.4

ユクノキ(雪の木)

 土曜日に吉野に向かう途中、上北山村付近で真っ白な花を咲かせていた木を見ました。
まるで雪を被ったようです。

 

初めて見た木なのでしらべてみると「ユクノキ」のようです。
一斉に白い花が開花するさまは雪を被ったようなので「ユキノキ(雪の木)」。
それが「ユクノキ」に転化したようなのです。

 
                                    ↑アップはこれが限界
しかも雪を被ったように真白く一斉開花するのは6〜7年に一度だけとか。
それで、いままで目にすることがなかったのでしょうか。
これはとても幸運なことでした。
熊野の標高の高いところでも今なら見ることができるかもしれませんね。

(尾崎)

news 2011.7.1

タニショウブ(モントブレチア/姫檜扇水仙)

 通勤途中の御浜町市木付近の溝端に咲いていました。夏草が生い茂る中でオレンジ色の花がひときわ目立ちます。
わりと水に近いところで群生していることが多いですね。

 

タニショウブ(谷菖蒲?渓菖蒲?)と呼んでいましたが、地域によって呼び名が違うそうです。正式には「モントブレチア」。日本名は「姫檜扇水仙」と言うそうです。

帰化植物で明治時代に渡来したそうです。大変丈夫な花なので日本で野生化し、いたるところで見ることができます。

(尾崎)

news 2011.7.1

ネジバナ

 田んぼの畦にかわいいピンクの花が現れました。
いつ見ても不思議な花です。みごとな螺旋。名前もそのまんま。
花をアップで見てもらうと分かるのですがランの仲間です。
花によって、右巻き、左巻きがあるそうですよ。

 

 

観察してみてください。

(尾崎)


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