紀南地域に見られる季節の植物(8月)

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news 2011.8.22

【絶滅危惧種】

キイセンニンソウ(紀伊仙人草)

 ツアーの下見に行って道路脇の木の上に絡まっているのを見つけました。

あれ〜?もうセンニンソウが咲いている(実は8月上旬です)

しかし、いつも見かけるセンニンソウとはちょっと全体の形状がちがう?葉に厚みもあるし、光沢もある。まるでムべの葉のようだ。

 

これはひょっとして、以前、エコ・ツーリズムガイドの荘司さんから聞いたことのあるキイセンニンソウ?

手が届かない位置なのでカメラに収めて、早速調べてみました。

 
最大の特徴の葉の関節、楕円で厚みとつやがある葉。

キイセンニンソウでした。
紀伊半島南部と熊本県に自生する地域固有種だそうです。

 

三重県と奈良県、熊本県では絶滅危惧種に指定され、和歌山県でも準絶滅危惧種の希少種!!

どこで咲いていたかは内緒です〜。

(尾崎)

news 2011.8.22

【移動する植物】

タカサゴユリ(高砂百合)

 【移動する植物】と言っても歩くわけではありません(笑)

 

ここ二十数年でしょうか?、お盆の頃になると日当たりの良い山の斜面や夏草が生茂る空地や道路脇、処構わず白い花を咲かせています。

 

園芸用に移入された台湾原産の帰化植物で、種子で増える旺盛な繁殖力で野生化しているようです。

けれど同じところで何年も群生していてそこから広がっていくものではなく、毎年場所が移動しているようにみえます。
何もなかったところに(草は生えてましたが)いつの間にか咲き出し2,3年群生していたかと思うと、繁殖条件が悪くなっていくのか、気が付くといつの間にかその場所からいなくなり、また条件の合った別の場所で咲いています。

まるで、生きていく場所を求め移動している動物のようです。

調べてみると、「連作障害」が出安いらしく、拡がっても数年経つと姿を消す場合が多いそうです。
しかし種子を飛ばし新たな土地に根づいて行く、たくましいユリです。

タカサゴユリのタカサゴは沖縄方言で台湾を指す言葉「タカサング」に由来すると言われます。

(尾崎)

news 2011.8.18

イワタバコ(岩煙草)

 これは、先日前鬼川に行ったときのものです。

 ←もう咲いていました。

イワタバコは、十津川あたりではお盆ぐらい、熊野川沿いの谷川では8月の末から9月初め頃だったと思います。

冬〜春にかけての花は温かい処から咲き始めますが、夏〜秋の花は反対に涼しいところから咲き始めます。
さすがに前鬼川は早いですね。

 

水の滴る岩場などに群れて咲く星のようなかわいらしい、紫色の花です。
水しぶきがかかって咲く様はいかにも涼しげです。

岩場に生え、タバコに似た葉をもつので「岩煙草」と名付けられたようですが、タバコにはなりません(笑)
しかし若葉は山菜として食べられるそうです。(でも小さいからたくさんいるんじゃ・・・・・ないかな?)

(尾崎)

news 2011.8.8

クサギ(臭木)

 これも気の毒な名前ですね。
いや、名前のとおり確かに臭いです。

 

しかし、本当に臭いのは葉や枝で、花はむしろよい香りがします。ながいシベもピンクがかった蕾も白い花もきれいです。

 

しかし、この臭い葉は食べられるのです。
昔、何処でだったか食べた記憶があります。「クサギってあの臭いクサギ?」って聞いたような・・・・
味付けが良かったのか美味しかったです。

秋の実も赤紫野ガクと青い実のコントラストが目を引きます。
実は染料として使えるそうですよ。機会があれば試してみたいです。 

(尾崎)


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