とっておきの熊野 ふるさとの伝統の技術体験講座その三 ツアー記録

『みちしば草履を作る』
〜熊野川町に残る、伝統のわら細工の粋〜

実施日:平成17年9月28日(水) 

場所: 和歌山県熊野川町小口

参加者: 6名 (女性4名、男性2名)

 今回の『みちしば草履作り』は和歌山県熊野川町小口で、「みちしばグループ」の方に教わりました。このグループの平均年齢80歳の8人の女性からなっています。

「お待ちしておりましたぁ、どうぞよろしく〜。」グループ代表の岡崎良子さんが、元気よく明るい笑顔でスタッフや参加者を出迎えてくれました。参加者6人は2人づつ今回講師をしてくださる岡崎さん、中沢さん、堀内さんの両側に座り、講師が編み始める様子を見ながら、各自が足の指に紐をかけ、みちしばを編み始めました。

岡崎さんにあみ始めを習います
最初のうちに鼻緒になる部分に別の紐を通しておきます

みちしばというのはイネ科の雑草で、乾燥させたものは香りがよく藁よりも丈夫で長持ちします。編みあがった草履の見た目も大変美しいです。

最初の編み初めが少し難しいので、皆てこずっていました。一段編むごとにみちしばを自分の方に引き寄せたり、途中でみちしばが短くなり足す時も方向を考えます。
草履を編むのが慣れないうちは男性は引き寄せる力が強く足先が開きがちになるため、小さくなりがちに・・・女性は、力が弱いため少し大きくなってしまいやすいそうです。

中沢さんのグループ
みちしば草履作りの様子

講師三人の草履を編む様子を見ていると、一定のリズムでみちしばを通していきます。その慣れた手つきからは長年草履を編んでこられたことがうかがえます。

鼻緒の部分は編み方が少し変わります。簡単そうに見えるのですが、藁をないながら布も巻き込んでいくため、始めのうちは編み慣れた人の手を借りないとうまく編みこめないそうです。今回は講師にお任せしましたが皆真剣に見入っていました。

鼻緒を編む中沢さん
鼻緒を編む堀内さんを真剣に見ています

また草履の形を整えるために余っている紐を必死に曳いたり、みちしばを足した時に方向を間違え、ほどいてやり直したり、講師も参加者も和気あいあいしているうちにあっという間に時間が過ぎましたが、全員時間以内に完成しました。

編みあがった草履の裏を切りそろえます

 参加者に感想を聞くと、「簡単そうに見えるが、奥が深い。」「また習いに来て、自分ひとりで編めるようになりたい。」、「こういう技術は、残していきたい。」などでした。

全員で記念撮影

最後に記念撮影をしました。これからもみちしばグループの活躍を期待しながら講座の終えました。
(宮本記)

以上


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