熊野古道を学ぶ旅 記録

『熊野三山の教えを聞く 〜熊野古道を学ぶ横垣峠ツアー〜』

実施日:平成16年12月12日(日) 

場所: 熊野古道 横垣峠 (御浜町神木〜御浜町上野)

講師: 熊野古道語り部 渡辺芳遠さん

参加者: 12名


1.ツアーの趣旨

 古来、日本人は自然をおそれ敬う気持ちから、自然物に神が宿るという自然崇拝の考えを持っていました。熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)は熊野川や神倉山の巨岩、那智大滝への信仰心を根源としています。
自然は人間が及びもつかない力を持っており、私たち人間は自然と共に生き、自然に生かされています。そのような自然に対して畏敬の念を感じることはごくあたりまえの素朴な感覚なのですが、現代の人々の多くはそのような気持ちを失いつつあるようです。
自然と人の関わりや、人としてのあり方を説く熊野三山の教えについて学びながら、神々の道 熊野古道を歩いてみることによって、私たちにとって本当に大切なものを見つけることができるのではないかと思います。

2.ツアーの内容

【御浜町神木 原地神社における講話】

神木でバスを下りた後、途中にあった庚申さんの説明を聞いたりしながら原地神社まで歩きました。原地神社では、熊野三山の教えについて語り部の渡辺さんから次のような講話を聞きました。
『熊野三山の教えには、神道、仏教、修験道があります。神の教えとは、自然を敬い、自然に従う心を持つことであり、清く正しく朗らかに生きることです。私たちは自然の中に生きており、うまくいかないのも自然なのです。
修験道では擬死再生といい、死ぬような思いをして生まれ変わることで生命力を得ます。
人間は孤独では生きられません。仏はいつも見ていらっしゃる。まじめに生きることが幸せになる道であり、過去の自分がおかした罪をきよらかにすれば、現世を安らかに生きることができます。』 

路傍の庚申さんについて説明を聞きました
原地神社社務所で講話を聞きました

【横垣峠歩行】

横垣峠や神木の歴史について説明を聞きながら、美しい石畳の横垣峠を歩きました。
途中から雨になりましたが、語り部の渡辺さんのお話はとても味わい深く、峠を下りて来た時には予定時間をかなり越えてしまいました。

横垣峠は古道を守る人たちのおかげできれいに整備されています
横垣峠には神木流紋岩でできた美しい石畳が残っています

以上


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