とっておきの熊野 自然の楽しみ方講座その一 ツアー記録

『三ツ滝 沢登り』

実施日:平成17年10月22日(土) 

場所: 熊野市育生町赤倉

参加者: 4名 (女性2名、男性2名)

 ここ数日やっと天気に恵まれるようになり、七月から延期になっていた『三ツ滝 沢登り』を実施することが出来ました。

集合場所でオリエンテーションを行った後、今回ガイドをして下さる川島功さんが用意をしてくれた資料を見ながら、沢登りの留意点や用語について約30分講座を行いました。

ガイドをして下さる川島さん

南紀地方の山々では高度はさほど無いが、年間降雨量が多いため豊かな水量に恵まれ、他地方に無い渓谷が発達し人知れず多くの滝があリ、たいていの沢や谷には滝が見られ全国的に見ても滝が多い所と言えるなど、この地方の特徴を話されました。そして、沢に入るための服装と装備、歩き方と登り方、ザイルの使い方など、登山や沢登りに必要な基礎知識を学びました。

真剣な表情で講習を受けています
もやい結びを練習しているところ

9:20 準備体操を行い、いよいよ出発です。30分ほど山道を歩き沢に入ります。ゴロゴロと大小の石が転がっている谷の水際に近いところを通ります。露で濡れているのか結構滑ります。

30分程山道を歩き、沢に入ったところです

10:05 一つ目の滝の到着です。この滝は、周りが鬱蒼としています。この滝の上に行くには右岸を登ります。ここで一つ目の難関の場所がありました。約80センチ位の幅のところなのですが、高くて皆なかなか登れそうで登れません。人によって身長、力量が違うので同じ場所でも手や足をかける場所が違います。川島さんが、手をかける所などを指示してくれるのでそれに従ってみます。手をつかみ合い引き上げてもらう者、肩を借りて足場にした人もいました。

一つ目の滝に到着
左岸から右岸にわたります

10:27 二の滝到着です。この滝は高さもあり、流れ落ちる水も緩やかです。ここで写真を撮ったり、先ほど苦心して登った所の話をしたり休憩を取りました。次はこの滝の左岸を登ります。今日一番の難所で岩の斜面に生えている草、木の根や幹に手をかけ足場にして登りながら、滝の落ち口近くに移動します。後の方になると足を置くところの土が崩れてしまうので、草の根が浮き、注意が一層必要となります。危険と思われる場所には川島さんがザイルをわたしてくれ、それを補助に持って移動し無事に落ち口に着くことが出来ました。

二の滝到着
岩の斜面に生えている草や木に手をかけ、足場にして登ります
銚子口から下を覗くとこんな感じです
恐る恐る下を覗いてみます

二の滝の上のナベラを進み、11:11に三つ目の滝(三ツ滝)に着きました。記念撮影をし、同じ谷でもそれぞれの滝の姿やその周辺の景色の違いや段々と高い所に登ってきていることを感じながら、また左岸を登り滝の上に移動します。先の登りに比べると危険度は小さく、11:30に全員無事に三の滝の上に着きました。

二の滝上部のナベラを進みます
三の滝(三ツ滝)到着

ここで昼食をとり、休憩をして約40分の下山となりましたが、皆さん足取り軽く、今日の登ってきた行程の話などをしていました。感想をお聞きすると「滝っていいなあ!」、「登っているときは無心だけど、久々に童心に帰って楽しかった。」、「始めは不安だったが、無事にいけて良かった。」「達成感いっぱいです。」とのことです。

昼食の風景その一
昼食の風景その二
アサマリンドウが岩の斜面や川岸に咲いていました

最後に川島さんが「紀南の谷は、他所に無いよさがあります。本当に面白いので是非、身近な谷に入ってみてください。小さくても必ず滝が見られます。」と話され、ツアーを終了しました。
(宮本記)

以上


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