とっておきの熊野 山村の暮らし体験講座その壱 ツアー記録

『大井谷のホタルを守る人々』

実施日:平成16年6月20日(土) 

場所: 熊野市五郷町大井谷

参加者: 9名

6月19日、紀南ツアーデザインセンターが企画した「とっておきの熊野 山村の暮らし体験講座その壱『大井谷のホタルを守る人々』」は、台風6号の影響の雨の中、予定通り実施されました。

今回は大井谷に暮らす森田さんと福島さんを訪ね、福島さんの夫である故福島清さんから学んだホタルについての話を伺いました。
5年前に無くなった福島清さんは山菜採りに山にはいったとき、川の上流で重なりあうほどたくさん生息しているカワニナを見つけました。山菜採りを中止し、そのカワニナを大井谷に持ってかえってから、ホタルの数が増えていきました。

大井谷の清流
ホタルのエサとなるカワニナ

カワニナを育てるために、川に生える葦を守り、農薬の使用を控え、餌となる野菜屑やぬかを与えるなどの活動をし、周囲の人々に協力を要請しました。また、気温や天気の記録残したり、ホタルの産卵、幼虫の生態などを詳しく観察し続けました。
近年は大井谷に住む人々はホタルの観察がしやすいように、家の灯りを消したり、カワニナに餌を与えたり、通路の草刈りをしたりして、率先してホタルの育成に協力してくださるそうです。また、外部からホタルを見にくる人々に、カワニワをとってはいけないことや、懐中電灯の使い方などマナーの向上を呼びかけています。

ホタルが住める環境を守るよう協力を呼びかける看板

これまでホタルの保護は一部の人々の特別な活動のように思われがちでしたが、近年は次第にその大切さが多くの人に知れ渡ってきました。森田さんと福島さんのお話を受けて、自然を楽しみ、自然を大切に保存してゆく活動があたりまえの社会なっていくべきではないかと、紀南ツアーデザインセンターが問題提起をしました。
森田さん宅で参加者全員が茶粥をごちそうになり、ホタルを守ってきた人々と、あたたかい雰囲気の懇談会を実施することができました

大井谷でホタルを守るお話をしてくださった森田さんと福島さん
お二人のお話を熱心に聞く参加者の方々

その後、みんなで大井谷のホタルを見に行きました。

雨の中でもたくさんのホタルを見ることができました。

大井谷ではゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルを見ることができます。

以上


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