とっておきの熊野 山村の暮らし体験講座その十 ツアー記録

『熊野の山野草に出会う旅』
〜 カメラのファインダーで見る、秋の熊野古道 〜

実施日:平成17年10月15日(土)〜16日(日) 

場所:(一日目)和歌山県熊野川町長谷 (二日目)本宮町 熊野古道 発心門王子〜伏見王子

参加者:4名

【一日目】

あいにくの雨模様となりましたが、和玉さんに山野草を写す時のコツを伺った後、熊野川町へむかい撮影を行いました。この場所は、和玉さんがよく撮影に来ている場所だそうで、参加者の皆さんは雨にもかかわらず早速撮影を始めました。
和玉さんがまずアケボノソウを教えて下さいました。雨の雫が落ち花が揺れてしまったり、傘が邪魔をして影になってしまったりする中で、それぞれが夢中でシャッターを切ります。ここでは他にミカエリソウ、ミズヒキ、アキチョウジが見られました。シライトソウは、シーズンが終わってしまい咲き終わったものしかありませんでした。
アサマリンドウは天気が良くないと咲かないそうで、雨の中をジッと蕾を膨らませ咲く日を待っていました。白く小さな花びらが5まいから成り「大」の字に見えるダイモンジソウも見ることが出来ました。
肉眼で見る花の表情よりもレンズを通して見る花たちは、とても緻密に出来ているうえにそれぞれに特徴が有ります。普段なら見落としてしまうような小さな花が、誇らしげに自己主張をしている姿を見ると、改めて自然の素晴らしさを知るものとなりました。
大斎原を散策したのち本宮大社に参拝をし、この日の夜は湯峰温泉で和玉さんのご家族が経営されている「民宿わだま」に宿泊です。温泉に入り、今日の疲れを癒しました。和玉さんが40年間撮影してきた山野草のスライドショーを行い、草花にまつわる話や撮影のコツなどをお聞きしました。その後、参加者の皆さんが昼間に撮影した写真をスクリーンに映して鑑賞会を行いました。夕食は、松茸など秋の味覚を味わいながら大変美味しくいただきました。

大斎原を散策しているところ

草花を写す時は風がない午前中が良いこと、逆光で写すと花が引き立つこと、花の一番良い時期を移すには、何度も足を運ぶことだそうです。また、晴天よりも少し薄曇りの方が撮影しやすいということでした。

【二日目】

雨もあがり朝からとても良い天気となりました。熊野古道中辺路の発心門を出発し、熊野古道の語り部をされている和玉さんに古道のお話をうかがったり、草花の名前を教えていただいたりしながら歩きました。

花を探しながら移動します

道中では、ツルアリドウシ、ヤマハッカ、ミヤマママコナ、ツユクサ、ツルリンドウ、イワナンテン、ゲンノショウコ(赤花、白花)、ツワブキの蕾などの山野草が見られました。道沿いの民家の畑や庭では、茶、らっきょ、コスモス、桐の花、ムラサキシキブなどがありました。おめあてにしていたアサマリンドウは、昨年に比べると少し遅いそうで、まだまだ蕾も固い状態でした。

和玉さんは、毎年いつ、どこに、どんな花が咲いているか、また、開花し始めた日を必ず記録してるそうです。又、私たちなら見落としそうな場所にある花もちゃんと見ているので、通り過ぎそうになると呼びとめて教えてくれます。

古道沿いにあるからくり(?)人形
皆さん、撮影しています
和玉さんが撮影しているところ

草花を観察したり撮影をしながらの移動なのでゆっくりと進み、のんびりと季節の草花を見ながら移動するのも古道歩きの楽しみです。これを機会に二日間撮影をした花の名前と時期を覚えたいものです。

伏拝みから本宮大社方面が見えます
こうして約三時間、撮影しながらの伏拝王子までの古道歩きを楽しみました。参加者の皆さんからは、「花じっくり見てみると楽しい。」、「知らないうちに長い時間歩いていたが楽しかった。」「もっとカメラを使いこなしたい。」などの感想をいただきました。

参加者の写真

榊さん

ミヤマママコナ
ムラサキシキブ(コムラサキ)
庵野さん

アケボノソウ
ダイモンジソウ
花尻さん

ツルアリドウシ
ゲンノショウコ

スタッフの写真

          橋川 

ツユクサ
ノコンギク
宮本

モリアザミ
ヤマハッカ

(記録:宮本)

以上


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