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news 2010.8.31

熊野簡易軌道

 熊野市紀和町に、個人の方が設置された動力式のトロッコと、自力で敷いたトロッコのレールがあります。

 

紀和町に用があり、たまたま通りかかったのですが、前からお話には聞いていましたのでとても乗ってみたくなり、駅舎(?)に掛けてあった連絡先に電話してみました。すると程なくして管理者ご本人がいらっしゃいました。

 事情を話してさっそく乗せていただくことになりました。このトロッコは今年で40年経つものなんだそうです!エンジンがかかるまでしばらく待ちます。手作りとは思えない本格的な切符も渡してくださいました。(偶然お近くにおられたそうで、普段は前もって連絡をしてほしいということです)

 

 

 トロッコが進みます。古い小道には踏み切りがつけられています。陸橋の下の石積みは力作でした。6年かけて少しずつ敷いたレールはまだまだ製作途中だそうですよ。

 管理者の方とトロッコです。

(小山)

news 2010.8.29

稲刈りとさがり

 紀南地域では稲刈りの時期をむかえています。このあいだまで青々とした稲が夏らしかったのですが、山や田畑の移り変わりは少しずつ、確実に次の季節を運んできています。

 こちらは先週おじゃましたご夫婦の棚田です。機会を使って稲刈りの真っ最中でした。

 

 パラソルがすてきです。

 稲の育ちも場所によって違う場合があり、まだ穂先が青い田も近くにありました。先週のこのあとからどうなったかを見に行ってきました。↓

 

 みごとに稲がさがりに掛けられています。この風景がいたるところで見られ始めましたが、昔はもっと秋が深まってきてからの光景だったとききます。秋の柔らかな光の中でじっくり乾燥させる稲。苗を育てる過程から稲刈りまで、現在はとても早くなっています。

 

 ふと見ると、こんな所にもさがりを掛けています。以外に風景に溶け込み、おおらかな雰囲気がただよっていました。

 棚田百選に選ばれている熊野市紀和町の丸山千枚田の稲刈りも、来週5日の午前中に行われる予定です。

(小山)

news 2010.8.28

畑中さん、津で陶芸展

 熊野の陶芸家の一人、畑中伊紀さんが、津市の三重県立美術館県民ギャラリーにて、「MG6展」と題する三重県の若手陶芸家6人による展覧会を開催しています。南牟婁郡御浜町で窯を開き、制作や陶芸教室を行っておられます。畑中さんの作品は紀南ツアーデザインセンターの店内でも展示販売しています。

 展覧会は明日まで。お近くの方、ご都合のよろしい方はご覧になってみてください。

 

 

 ↑ こちらは畑中さんの作品。一見、陶器とは思えませんがちゃんと土を焼いたものです。畑中さんの世界の一つを見ることができそうです。

 他の作家さんは、林伸也さん(いなべ市)・高山大さん(津市)・新学さん(伊賀市)・谷本貴さん(伊賀市)・安永正臣さん(伊賀市)です。

(小山)

news 2010.8.24

スズムシ

 お盆が過ぎ8月も終わりに近づいたというのに、相変わらず猛暑の日々が続いています。でも、夜になって少し涼しくなると虫達の声も聞こえて、秋が近づいてきたんだなと感じさせられます。

 今、センターにはご近所の方がくれたスズムシを置いています。センターを訪れたお客様にも楽しんでもらえるようにと、毎年下さいます。朝夕の気温が上がらないうちは、リーンリーンときれいな声でよく鳴くので、涼しい気分にさせてくれます。

 

↑ 土間に置いています。                    ↑ 上から中を見るとこんな感じです。

 ← スズムシのオスです。

 この羽を広げて擦り合わせるだけで、きれいな鳴き声が聞こえるなんて嘘みたいですね。 

 ← こちらはメスです。

 オスに比べると少し細身です。お尻の所にある3本のヒゲの様なものの先は、卵を産むためのものなのでしょうね。先が注射針のようになっています。

 

↑ ちょっと過密状態ですが、元気いっぱいです。        ↑ 羽を広げて鳴いているところ

 スズムシたちをよく見ていると前足で踏ん張って後ろ足でお尻のところの両側のヒゲの手入れをしたり、前足で顔を洗うような動作をしたりして、見ているとあきません。まだまだ羽が完全に生えていない小さなものも沢山いるので、当分の間はきれいな鳴き声が楽しめそうです。 午前中は10時頃までならよく鳴いていますので、ご来館の祭には鳴き声を聞いていって下さい。

(宮本)

news 2010.8.23

摘果みかん

 紀南地域では、みかん農家の方々がみかんの摘果作業に精を出しておられます。摘果みかんとはおいしいみかんを作るために間引きされたみかんのことです。

 作業上、ほとんど捨てられてしまいますが、地元の人は、まるごと搾ってみかん酢にしていただきます。スダチなどと同じく、魚や酢の物などに搾りますが、まろやかな酸味とみかんの高い香りが好まれています。

 

 御浜町でみかん農家を営まれる野々下さんご夫妻から摘果みかんをいただきました。土間のあたりに置いてありますので、ご来館の方はどうぞお持ち帰り下さい。

 小アジが取れ、新味噌ができあがるこの時期、アジの刺身などに新味噌とみかん酢を混ぜて食べてみてください。

(小山)

news 2010.8.18

盆の終わり

 今年の熊野大花火は、天候もよく、たくさんの方々の思いを乗せて無事に終わりました。紀南ツアーデザインセンターに来て下さった皆さま、お暑い中、本当に本当にありがとうございました。一度見たら忘れられなくなる花火。来年も、熊野でお会いできることを楽しみにお待ちいたしております。

 下は三尺玉海上自爆の様子です。

(小山)

news 2010.8.15

木本町の精霊流し

 今日の夕刻、熊野の各家庭で送り火が焚かれました。迎え火と同じく丸石の上で松の木に火をつけます。この火を頼りに先祖の霊が迷わず行き来することができるそうです。

 

 今年大切な方が亡くなられ初盆を迎える家もあります。紀南地域ではそれぞれの町・集落によってさまざまな追善供養が行われます。ここ木本町では毎年15日に、初盆の霊を精霊棚に乗せ海に流す“精霊流し”が行われます。

 ←夕暮れの中、初盆の家から精霊棚が出されます。

 家族の手によって送り出される精霊棚は、「しょうりょさん」と言われ親しまれています。「ばーちゃんを流しにいくんや」と隣近所の方と話しながら、みんなで浜へ向かいます。

浜では木本町内の初盆の家族がぞくぞくと集まってきました。

 

 浜に着くと、お供えをいれた「しょうりょさん」にみんなで手を合わせます。このときに丸石に送り火を焚くご家族もおられました。準備が整うと、次は若い衆にバトンタッチ。木本祭りの六方保存会、木本奉仕委員会の若者によって、海へと送り出されます。

 

 

 4人一組で次々送り出されるしょうりょさん。それぞれのお家の方からは、また帰ってきてねー と声が聞こえます。時々ライトが当たり、若者を見守る方々がいます。

 

 浜には線香が立てられ最後まで送り出されます。しょうりょさんはご家族に見守られ、波間に漂い遠くに離れて行きました。

 さて、明日16日の晩は、木本町古道通りで去年新しく始った取り組み、古道通り夜市が行われます。町の人による出店や盆踊りがあり、明後日17日の熊野大花火に備えます。熊野のお盆はまだまだ終わりません。お近くの方はどうぞお寄り下さい。

(小山)

news 2010.8.14

熊野大花火

 お盆に入り、市内では夕刻になると、連日軒先で迎え火を炊く姿が見られます。帰省された方々も多く、通りが賑やかです。各町内ではそれぞれの小さな盆踊り、初盆の行事が執り行なわれます。

 熊野大花火も17日に迫りました。古くは木本町の極楽寺で始った追善供養の花火で、起源は何世紀もさかのぼります。いまでは毎年10万人を超える人が押し寄せる、代表的な行事になっています。

 今日は、花火師さんの仕掛け場所の一つ、名勝・鬼ヶ城へ行ってきました。

 

 大筒がたくさん並びます。花火のフィナーレ、「鬼ヶ城大仕掛け」の現場です。玉はまだ入っていません。

 

 鬼ヶ城の急な岩肌に筒が設置され、数人の花火師さんが暑さの中作業しておられます。

 

 ↑これは1尺玉が入る筒です。鬼ヶ城の波や風で浸食された特異な地形は、ものすごい反響音をもたらします。

 

 今日は波が穏やかでしたが、波が強くて花火の仕掛けまでかぶるようなら、晴れていても花火を打上げることができません。熊野大花火はとても天候と波に左右されます。鬼ヶ城側から木本の町をみると浜にはたくさんの場所取りテープ、初精霊供養の灯篭焼の銀滝(花火)用仕掛けが見えています。当日は、多くの見物客や地元関係者、長く連なる屋台の灯りと熱気が浜を埋め尽くします。

 浜の一番端にひかえているのは、見せ場の一つ、「三尺玉海上自爆」の三尺玉用やぐらです。

(小山)

news 2010.8.13

ニホンミツバチ

 川舟船頭の東さんが、ご自宅のニホンミツバチの巣箱を開けるというのでご一緒させていただきました。

春から夏にかけてミツバチが集めた蜜がちょうどいい頃合です。

 麦藁帽に蜂除けのネットをかぶり、手足を覆って裏山へ上がります。東さんの手には、葉の付いた木の枝と、紙と藁でできた昔ながらの蜂をいぶす道具があります。

 

 木の株をくりぬいたものが東さんのニホンミツバチの巣箱です。これから巣箱をゴロンと横に倒して、底から巣を確認します。東さんはさっそく藁に火をつけ、煙りでミツバチをいぶし始めます。

 

 大量のミツバチと共に、黄色い巣が見えました!約5層あるようです。木の枝で巣の回りを掃ってミツバチにちょっとどいていただきます。といってもなかなか飛び去ってはくれません。しかし、もっとブンブンうるさいと思っていましたが、間近で聞く大量のミツバチの羽音は、以外にも一定で、“ファーー”と続くものでした。

いよいよ巣を切り取る作業でしたが、ここでミツバチに刺されたため私はいったん退散、お家の方にムヒを塗っていただき、急ぎ戻りましたが作業は終わったところでした。残念!

 

 ↑この様に、1、2層ほど残しておきます。巣箱をもとに戻して蓋をかけ、終了です。

 

 とりたての蜂蜜を巣をむしってそのままいただいてみましたが、こちらの集落近辺の山の雑多な蜜を集めていて濃厚な味です。とりたては甘さがべたべたせず、これまで食べていた甘みとは一味も二味も違いました。

 ところで「ミツバチに刺されたら蜂蜜を塗るといい」と東さんに教わり、この後、ムヒの上から蜂蜜を塗って帰りました。

(小山)

news 2010.8.12

井戸の付替え

 今、紀南ツアーデザインセンターでは、裏庭にある井戸の付替え作業をおこなっています。

 これがTDCの井戸です。

 もともとは電動のポンプが備え付けられており、去年まで毎日、庭の水遣りや夏にやかんを冷やすためなどに活用しておりましたが、電動ポンプのモーターが老朽化で壊れてしまい、使用を停止しておりました。

また冷たい井戸水を使いたいと思い、この数日、皆で仕事の合間に壊れたモーターを取り外し、コンクリートの蓋を剥がしました。この様子を見て、三重・紀南エコツーリズム推進会ガイドの山川さんが頑丈な板を提供して下さいました。

 厚さが5センチほどの杉の板です。

  覗いてみると、遥か遠くに水底が・・

 男性スタッフ二人がかりで引っ張り上げた管は13mもあります。

 TDCのこの様子をご存知の熊野市にある水道屋さんが、なんとステキな井戸の手押しポンプを捜してくださっており、先日持ってきてくださいました。お聞きするところによれば、井戸が13mもあると、電動ポンプでないと水が上がらないそうなんですが、このポンプを見てしまうと使ってみたくてしょうがありません。

 

 「つきほし」、という今は無きメーカーの名前が付いてあります。マークも月と星の組み合わせでとても素敵です。なんとか使ってみたいのですが、詳しい方がおられましたらぜひお力をお貸し下さいませんでしょうか?!

(小山) 

news 2010.8.6

前鬼川 その2

 「行くぞ前鬼川」のツアーの翌日、ガイドの山川さんは数人の仲間を連れて再び前鬼を訪れました。前鬼川に行ったことのない友人をこの夏に連れて行きたかったそうです。

 

 ツアーの数日前の雨の水もひき、川の状態は良好です。ツアーで訪れたコースより下のコースを行きます。初めての方に配慮し、山川さんお手製、組み立て式ハシゴが登場しています。

水温が10度くらいに保たれているので浸かるとサイコーの冷たさです!!

 

 時にはサイドの岩場を越えて、川上に向かいます。前鬼川の透き通るエメラルドグリーンは健在!大満足でした。

 前鬼川に行ってみたい!もう一度味わいたい!という方、月末に開催されるツアーをご覧になってください。釈迦ヶ岳や前鬼の宿坊も訪れ、さらに前鬼の魅力を知ることができると思います。申込は日曜日までです。是非!

(小山)

news 2010.8.5

前鬼川 その1

 紀南ツアーデザインセンターの「行くぞ前鬼川」ツアーも無事終わりました。北山川の支流の一つになりますが、今も修験者が水行を行う場所があり、とにかく水のきれいなところです。

案内役の一人、山川さんは本当に前鬼川に惚れ込んでおり、夏になると「行こら!行こら!」と目を輝かせ遊びに誘ってくださいます。

先日、いつもはツアーに同行しないスタッフを一人つれて、大雨が続いた翌日に下見を兼ねて向かいました。

 

 この日は前日の雨の影響で、水かさが30cmは上がっており、流れが速く、いつもの透き通るエメラルドグリーンは少ししかみられませんでした。しかし、やはり周辺の温度はひんやりしていてカワサツキがまだたくさん咲いています。

湧き水でできた前鬼の川の冷たさは、雨水が流れ込むと、雨水の方が温度が高いため少しぬるまるほどです。

 

 いつもと水量が違い渉れないところが多くありました。

 

 今年もイワタバコがよく咲いています。川水のかかるような岩場や湧き水がしたたる岩壁にあります。葉は胃の薬になるそうです。この日は、滝100選・不動七重の滝もとても水量があり、大きな音をたてていました。

(小山)

news 2010.8.3

ひもろぎ

 熊野市有馬町に、「産田神社」という、とても古い神社があります。

国道沿いにある「花の窟」神社は日本書紀に登場するイザナミノミコトとカグツチノカミの墓所として有名ですが、この産田神社は、イザナミノミコトがカグツチノカミを産んだ場所と伝えられ、大切に祀られています。

 広く敷かれた白石は下に5m続くとも言われます。
 白石で隔てた場所から参拝しています。

 産田神社には、「ひもろぎ」と言われる、神様が宿る依り代となる場所が今もひっそりと残っています。神社の由来には、太古、社殿の無かった時代にひもろぎと呼ばれる石で囲んだ祀り場へしめ縄を張り神様を招いた、とあります(熊野市在住の熊野市文化財専門委員、浜中弘充さんによると、昭和32年、考古学の権威である小野祖教氏の調査で、日本に二箇所のみ、と言われたそうです)。御社の左右の空間にひもろぎと呼ばれる石があります。

 

 御社の左側のひもろぎ。
 御社の右側のひもろぎ。

 とても古い風習のようですが、石や岩や木などに祀りのたび神様を招く方法は、熊野らしい自然信仰の形の一つだなと思います。かつての日本人は、手つかずの大自然を強く畏れ敬い、また、とても美しく思っていたと思います。大自然を敬う心が自然に神様を産み、ひもろぎの様な場所が至るところにあったことでしょう。

 産田神社のひもろぎはとても神聖な所のため、周辺は宮司さんしか入れませんが、少し離れたところから見せていただくことができます。安産のお参りなどでいらしたときには、ぜひ注目してみてください。

(小山)

news 2010.8.2

ムカデラン

 熊野市木本町 紀南ツアーデザインセンターの近くのお宅でムカデランの花が咲きました。

 

 昔々に貰ったままで、花が付いたところを初めて見たそうです。花は1pもありませんが、立派に蘭の形をしています。

(小山)

news 2010.8.1

ついたち懇話会

 本日、紀南ツアーデザインセンターで“熊野古道 ついたち懇話会”が開催されました。

 この会は、毎月一日に行われ、今年で早、7年目に突入しています。観光宣伝のためではない熊野古道の価値を、原点に返って考えることを目的にして始りました。

今日の参加者は14名。今夜のテーマは“花の窟と風水”、“波田須の歴史(平八州史記録より)”です。発表者の話のあと、銘々が質問、意見を話して討論しています。花の窟という神社や波田須の里は、共に千年、二千年と歴史を遡ることができるところです。熊野の歴史はなかなかに深いのですが、今夜のように話を聞いたあと「じゃあちょっと行ってこよう」と、ぱっと見られるのがおもしろく、至る所で歴史の跡を確認することができるのです。

 今夜の入口にはこのような看板が掛けられています。

(小山)

news 2010.7.22

馬頭観音の新しい祠

 昨年5月の暴風雨で、熊野古道「観音道」の馬頭観音の祠(ほこら)が吹き飛ばされて壊れてしまいました。祠の中には阪上田村麻呂の愛馬が埋められていると言われており、自然石が祀られていたのですが、約1年2ヶ月もの間風雨にさらされていました。しかし、御浄財のおかげで本日、新しい祠を立て直すことができました。

 有志により、約150kgもの材料を少しずつ手分けして運び上げられ、みごとに約50年ぶりに新しい祠が完成しました。この祠を建てたのは熊野市井戸町の下岡建築さんです。この祠が倒壊したことを知り、祠を作りなおしたいという語り部の向井弘晏さんの思いに賛同してくださったのです。

 猛暑の中、有志により運び上げられた材料

 私が見に行った時は、すでに組み立てが始っていました。

 壁板をはめ込んで行きます。金槌の音が森の中にカンカンと響き渡ります。

 

新しい祠は総桧造りです。手際よくあっという間に出来上がって行きます。

 破風を取り付けて祠の組み立てが終わりました。

 この後、板金屋さんが来て屋根にトタンを張ってくれるということでしたが、私が見たのはここまでです。明日の朝、トタンを張って完成した祠を早速見に行って来ようと思います。

 総勢18名が、作業に参加しました。

今日も猛暑でしたが、その暑さに負けることなく、皆さんの熱い思いによって立派な祠が完成しました。観音道を訪れたら、どうぞ観音道で唯一の馬頭観音の新しい祠をご覧ください。扉を開ければ自然石が祀られているのを見ることができます。

(宮本)

news 2010.7.7

庭ほうき

 紀南ツアーデザインセンターの毎日は、雨戸を開けたり、かまどでお湯を沸かしたり、土間や玄関前などの掃き掃除から始まります。その中でも掃き掃除には欠かせないのが“庭ほうき”です。

 ところでこのほうき、穂の部分がかなり短く減ってしまったので、新しいものを購入しました。2年近く使うとこんなに穂先が減ってしまうものなんですね。

 2本を並べてみると、減り具合がよくわかります。

 今度は重ねてみました。

 短く減ってしまった方のほうきもまだまだ十分に使えます。ここまできれいに使ってきたのですから、新しいものと使い分けて最後まで、大事に使って行こうとスタッフは思っています。

(宮本)

news 2010.6.26

すもものジャム

 すももジャムが入荷いたしました。一つ450円です。普段の食卓や、お土産にどうぞ。

 
 生産者の畑中さん。

畑中さんはご家族で御浜町にてみかん農園を営なんでおられます。デザインセンターには畑中さんのマーマレードが季節ごとに並んでいます。お越しの際は、どうぞ手にとってご覧になってください。

(小山)

news 2010.6.20

すもも

 「すももが色づいてきたよ!」とご連絡をいただき、南牟婁郡御浜町に畑を持つ、畑中農園を訪ねました。

 畑中さんの畑の一角に、すももなどの木が植わっています。農薬は一切使わず、自然に近い状態で育てておられます。案内していただきよく見ると、きれいな色に熟れ始めたすももの実がなっていました。

 

 ←畑中さんご夫妻です。

畑中農園2代目のご主人は、主にみかんを作っておられます。先代の植えたみかんが、木の寿命の約50年に近づいているため、新たにでこぽんや早生みかんを植えていっているそうです。奥様が、農園でできた季節のみかんで少しずつジャムを炊いています。

 ←こちらはレモンの木です。

 レモンも見せていただきました。果実はまだ直径1cmほどです。黄色く色づくころが楽しみです。

 すももをいただいてカットしてみました。畑中さんのすももの木は2本あるのですが、一つは左側の黄色い実。こちらは生食用で香りがよく、甘さがさわやかでおいしくいただけます。もう一つは右側の赤い実。かじると黄色い実よりは少しすっぱめですが、おいしい。こちらはきれいな濃い赤色のジャムになります。

(小山)

news 2010.6.19

光るキノコ シイノトモシビタケ

毎年この時期になると熊野のある森の中で、光るキノコ“シイノトモシビタケ”が見られるのですが、6月17日は梅雨の晴れ間のとても蒸し暑い日で、条件も良いので知人と出かけてみました。

現地に着いてみると予想通り、暗闇の中で薄黄緑色にボーっと光っているキノコが目に付きました。今年は予想以上にたくさん出ており、固まって生えていたので、踏みつけたりしないよう注意をはらいながら近づいてみました。

 森では私達の周りをヒメボタルが沢山飛んでいました。

 

私たちが立ち去った後、夜の森でそっと光ってるシイノトモシビタケが、キノコ同士でおしゃべりをしているかもしれません。今晩も雨が降らなければ、その姿が見られるはずです。

(宮本)

news 2010.6.16

ハンビ(マムシ)の獲り方

梅雨に入ったばかりですが、今日は真夏のような暑さでセンターの事務所内の気温も30℃を超えています。
これから夏場になり、このような蒸し暑い日に山歩きに出かけると、ハンビ(熊野の方言でマムシの事です)に出くわすことが多くなるので、今日はハンビの獲り方をご覧下さい。

 ハンビを見かけたらハンビより長い棒を2本用意します。

 とりあえず頭に近い部分の胴体を押さえます。 

 そしてもう一度、頭をしっかりと押さえ直します。

 噛まれると大変なので、口の後をギュッと掴みます。

 この様な感じで掴み、袋などに入れます。

  光を直接通さない色つきの瓶にハンビと焼酎を入れて冷暗所で保存します。

捕獲したハンビは持ち帰り、瓶に水とハンビを一緒に入れて息ができるようにして、2〜3週間置いてお腹の中のものを出させます。そして、その後、焼酎に浸けておくと“マムシ酒”の出来上がりです。

風邪をひいて熱が出た時や、疲れたときなど滋養強壮の効果があります。ひと昔前は田舎の家に行くとたいてい、このマムシ酒を置いてあったりしたものですが、今ではあまり見かけなくなっているようです。

これからの季節、ツアー中にハンビに出会うことがありますが、ガイドさん達がこのように捕らえる場面に出くわすと、参加者の皆さんは驚く方や興味深々の方など様々です。昔の生活ではこのようなことは珍しいことではありませんでした。

ハンビは嫌われものですが、焼酎づけの他に皮をはいで乾燥したものは、熱を持った部分に張って熱をとったり、身は乾燥させて煎じたりと命をいただいてからは、薬として重宝がられてきたのです。こういった昔から伝えられてきた生活の知恵などもツアーで毎回見ていただけるといいのですが、こればっかりは、運まかせですね。

(宮本)

news 2010.6.15

ツマグロヒョウモンの幼虫

 庭にツマグロヒョウモンの幼虫が目立ち始めてきました。

 熱帯や温帯地域に生息する蝶なので、冬に見かけることはありません。スミレの花が好物のようで、庭のタチツボスミレを注意して見ると、このように鮮やかなオレンジ色の突起を持つ幼虫を見つけることができます。春から秋にかけて見ることができるそうです。

 ←こちらは以前撮影した成虫のメスです。

 ツマグロヒョウモンは読んで字の如く、よく見ると豹柄模様の美しい蝶です。“ツマ”とはへり、はし、縁などの意味があります。メスはこのような模様ですが、オスは前羽(上のところ)があまり黒くありません。

 実は、このツマグロヒョウモンのサナギ、見た目は普通の枯れ葉色ですが、足?の部分の様な突起だけがみごとに光る銀色なんですよ!残念ながら写真が見つかりませんでした。ぜひお見せしたかったです!

(小山)

news 2010.6.13

田植え

 三重・紀南エコツーリズムガイドの尾中さんのお宅を訪ねてみたら、田植えの真っ最中でした。

 尾中さんは昔ながらの米作りにこだわっており、毎年6月10日前後に田植えを行っています。籾を10日ほど水に浸けて目を出させ、4月27日に籾蒔きをしたそうですが、今年は5月になっても気温が低かったため、苗の成長が少し遅かったそうです。

↑ 田植えの合間に苗床を洗っている尾中さん        

今日で田植えは終わるそうです。

「昔に比べたら今は機械で植えるで、楽になったもんじゃのう。」と笑顔で話されていました。尾中さん、今年で喜寿を迎えるそうですが、まだまだ“カルコ”を使って木にヒョイヒョイと登ったりして、その動きは年齢を感じさせません。
苗床洗いが一段落したところで、「あと少しなんで、昼には終われるわ。」と、尾中さんは残っている苗を植え始めました。

(宮本)

news 2010.6.12

松田さんの菖蒲園

 今年も松田さんが菖蒲を鉢植えにして、センターに持ってきてくださいました。玄関の両脇においてあります。

 前を通る人も思わず足を止めて菖蒲を見ていきます。

松田さんの菖蒲園は熊野市飛鳥町佐渡の国道309号線沿いにあります。8年前から菖蒲を育て始め、今では50種類余りの品種が約1000株植えられています。3日ほど前から咲き始めたそうですが、今年は例年より少し遅れているそうです。

咲き終わった花を摘んだり、来年のために種にならないうちに茎を切ったりと毎日の手入れが大変だそうです。

 菖蒲の話をする松田さんはとても楽しそうです。

 センターの部屋の中にも飾れるようにと色々な種類のものを切ってくださいました。まだ、咲き始めたところなのであと1週間から10日は楽しんでもらえるとのことです。309号線を通るときはぜひ、立ち寄ってみてください。

(宮本)

news 2010.6.10

ツツジの剪定

 今年は紀南ツアーデザインセンターのツツジの剪定を行いました。オオムラサキという種類で毎年、4月の半ばから5月の終わり頃まで大きな花をつけます。

花が咲き終った後は花芽を手作業で摘んでいたのですが、枝が二回りほど大きくなっていましたので全体的に刈り取りました。またすばらしい花を付けてくれるでしょうか?来年もどうぞお楽しみに!

(小山)

news 2010.6.6

建具を入れ替えました

 6月に入り、紀南ツアーデザインセンターの建物の設えを夏用に変えました。

 冬の襖と障子は10月までお休みです。

 

 夏建具に入れ替えると、ぐっと雰囲気が変わります。庭の緑が簾戸ごしに透けて見え、とても涼しげな印象です。ヨシという素材を使った簾戸が一般的なように思いますが、こちらはとても細い竹素材を使用しています。林業家の方と検証してみたことがあるのですが、たとえば標高の高い山や原生林などの足元にある笹のような種類ではないでしょうか。素材の一本一本を紐で結わえて漆も使われている丁寧な作りです。

 この6月から9月一杯まで夏建具を使用しておりますので、ぜひご覧になっていってください。

(小山)

news 2010.6.1

お茶を揉む道具

熊野の番茶作りはお茶の葉を炒った後、熱いうちによく揉むことが大事な作業です。そのときに欠かすことができないお茶を揉むための道具があるのですが、その道具は各家庭によって異なります。

 ←ムシロです。素朴で一番多く使われています。

 ←竹で編んだものです。硬いので早く揉めます。 

 ←棕櫚縄(しゅろなわ)と竹で作られたものです。

細めの棕櫚縄を使って作られていましたが、初めて見るものでした。裏を見ても表を見ても途中で縄を継ぎ足したりした様子がないので、相当長い縄を用いています。最初から長いものを用意したのか、それとも縄を編みながら竹のあいだに通していったのかわかりませんが、目がビッシリと詰まっていて、見事なものでした。

 ←これはお手製のお茶揉み機です。

ご年配の方にとっては、お茶を揉むのが一番重労働なので、大量にお茶を作る人の家に行くと置いてあったりします。動いているのを見ていると、なかなかよく考えられているなと思わず見入ってしまいます。

センターの講座ではいつも手揉みで行っていますが、その大変さを知ることで、道具がいろいろと工夫して作られていったことなどの面白さを感じていただけると思います。

(宮本)

news 2010.5.28

新茶が出来ました!

5月26日に、山村の暮らし体験講座『流れ谷の山里で、茶摘みと番茶作りを楽しむ』を実施しました。そのときにスタッフも参加者の皆さんと同じように茶摘み、鉄釜で炒る、手で揉む、天日で干すまでの作業を行いました。

そして、センターに持ち帰って、もろぶたに広げて2日間、しっかりと天日で乾かしました。

 もろぶたに入れて裏庭で乾かしているところ

 

手にとって匂いを嗅いでみると新茶の良い香りがします。乾燥した状態で約1.3kgありました。

(宮本)

news 2010.5.27

2匹のシマヘビ

先日、自宅用の茶摘みをしているときのことです。足元近くの枯れ草でガサガサと音がしていました。茶摘みをしているとほぼ毎回ヘビに出くわすので、この日もヘビがいるのだろうなあと思っていたのですが、あまりにもガサガサ言う音がいつまでも続いています。きっと何か小動物がいるのかもしれないと思って音がする方に近づいてみると・・・

色の違う2匹のヘビが、まるで縄を綯ったようになっていました。よく見ると縞があります。1匹は黄色っぽく、もう1匹は青みを帯びた灰色でした。あまりにも珍しかったので、恐さを忘れて慌ててデジカメを取りに行き、戻ってくるとまだそこにいました。

 私に気付いた2匹は頭をあげ、ジッとこちらを見ています。

 持っていた棒でヘビをツンツンと突いてみました。

棒から逃げるために一旦は2匹が離れましたが、またより添うようにピッタリと頭をくっつけたままどこかに行ってしまいました。

 たぶん、このシマヘビは雄と雌だったのだと思います。

この記事を見て、「うわー!ヘビ嫌いなのに。」と思った方、すみません。本当は私が最初に見た1本の縄の様な状態を撮りたかったのですが、私が恐さを忘れるほど2匹の様子が珍しかったのでちょっとお見せしたくなりました。

(宮本)

news 2010.5.24

果無山脈縦走

 先日、尾鷲市在住の川端守さんが会長を務める「東紀州10マウンテンの会」の方々と一緒に、奈良県と和歌山県の県境、果無山脈を縦走しました。

 場所は奈良県十津川村にあたります。果無山脈の一番高い山、冷水山(1261.9m)から総勢約60名で出発して、約8時間の歩行を開始します。

 ←新緑が綺麗な自然林

 

 先頭を務めるのは、三重・紀南エコツーリズムガイドの山川治雄さん。山川さんは、この10マウンテンの会の副会長を長年務めておられます。大人数の為、時折、前から順に番号を唱えていったり後から速度の調節についての伝達がきたりと、連帯を高めて歩きます。

 

 高い山の自然林の尾根道などは、普段に熊野で見ている植林の山と、岩や木立の様子が違い驚かされます。左側が植林、右側が自然林になるところも2、3箇所通りました(上左)。 また、上右のアケボノツツジなどが見られました。今年は少し寒いせいか、山桜がまだ花をつけているところがあり、季節が少し逆戻りした気分です。

 矢印の所が出発地点、冷水山です。

 ここまで6時間、矢印の所の冷水山から左側に見えている尾根伝いに歩きました。奈良県の最南端の場所です。

 後の2時間は、果無峠から熊野古道小辺地に入り、十津川村柳本の“昴の郷”という施設を目指します。

 

 途中、小辺地沿いにある桑畑という集落を通ります。

 桑畑では、田畑で仕事をしている女性を数名見かけました。長く山を歩いてから人里を見ると、とてもほっとします。水が綺麗に張られた田に、遠くの山並みが映っていました。標高が高いせいか、田んぼの目線から山並みが見えるすばらしい景色です。

 歩行を終え、健脚揃いの会の方々もさすがに足の疲れを話合っておられます。

(小山)

news 2010.5.22

糸川さんとヒメレンゲ

 熊野市木本町内にお住まいの糸川さんは、日本の山野草がとってもお好きで、いつも時期の草花を教えてくださいます。先日、ご自宅のヒメレンゲがとても綺麗に咲いてきたと伺いましたので、さっそく見に行きました。

 

 ベンケイソウ科で沢などに群生するヒメレンゲは、よく似た種類が多く、花だけを見ると間違えてしまいそうです。

 

 ↑こちらは紀南ツアーデザインセンター内に咲いている花。去年、糸川さんに、コモチマンネングサだと教えていただきました。“畑の嫌われ者”と呼ぶのだそうです。花がヒメレンゲとそっくりです。

 もう一つ見せていただいたのがツルギキョウ。こちらも決して派手ではありませんが、楚々としてかわいらしい花が、細い枝の先で風にゆられています。↓糸川さんが、写真用にきちんとセッティングをして下さいました。糸川さんが山野草を入れている鉢も、とても渋いものばかりです。

 

 山野草が本当にお好きな糸川さん。ご興味のある方はぜひお話を聞いてみてください。

(小山)

news 2010.5.16

「熊野を楽しむ達人の会」 第51回 例会

『絶景! 立間戸谷の滝巡り』 〜屏風滝、屏風岩を目指して新緑の中へ〜

 5月8日(土)に実施しました。

その様子をPDFでご覧いただけます 詳しくはこちら

←滝巡りの帰りに休憩しているところ

(宮本)

news 2010.5.13

雨の日の縄綯い

 先日、雨が降った日のこと、ツアー担当のスタッフMが裏庭でなにやら作業をしていました。

 先月入ったばかりの新スタッフMも奮闘しています。

 保管していた藁(わら)で、縄綯い(なわない)を行っているようです。雨の日にピッタリの作業ですが、実はこれは、翌日行われたツアー『絶景 立間戸谷の滝巡り』のときこの雨で滑らないように、参加者の方の靴に巻くためのものなのです。藁は滑り止めにとてもよく、沢登りなどにも重宝します。

 このように足の指等で押さえ手のひらでねじり上げます。

 そこへ、新鹿町からお客様がいらっしゃいました。手には大きなビン球。今は使われていませんが、漁師さんが昔ウキとしてつかったものです。

 

 ビン球をシュロ縄で昔ながらに編み込んで、ツアーデザインセンターに持ってきてくださいました。初めて編んだそうなのですが、なかなかの出来栄えです。

 編み込んだシュロ縄を見せていただきました。こちらはこの方のひいおじいさんが綯った縄なんだそうです!機会で作ったように綺麗な縄ですが、昔の道具を使ってしっかりと綯われているようです。60年は経っているそうですが、シュロは強いですね。

 『絶景 立間戸谷の滝巡り』のツアーで案内をしてくださる山川治雄さんも心配して見に来て下さいました。皆で40本近く藁縄を作りました。

(小山)

news 2010.5.7

エコツーリズム通信の発行

 紀南ツアーデザインセンターの取組を紹介した、『三重・紀南エコツーリズム通信』のvol.9を発行いたしました。平成16年度から18年度は年に2回、平成19年度からは年に1回発行しており、発行の度に三重県熊野市・御浜町・紀宝町の全戸に配布をおこなっております。5月の各市町の広報誌に入っておりますので、どうぞご覧ください。

今回の通信は、南牟婁郡御浜町にある、鷲ノ巣山の鷲ノ巣池を取り上げ、ツアーデザインセンターの理念とともに内容をお伝えしています。紙面でご紹介している鷲ノ巣池は、紀南地域の歴史・産業を知る上でたいへん重要だと捉えて、過去三回、モデルツアーを組んでお客様とガイドの方とともに見学している場所です。

 平成18年5月 「美しき阪本集落探訪」〜鷲ノ巣山登山と鷲ノ巣池見学〜
 平成20年3月 「鷲ノ巣池と三倉谷池」〜山中に残る先人の思い〜
 平成22年2月 「美しい山里 阪本を訪ねる」〜阪本の豊かな棚田を育んだ鷲ノ巣池〜

『三重・紀南エコツーリズム通信』は、紀南ツアーデザインセンターにて無料配布をしております。どうぞお気軽にお問合せください。

 PDFでご覧いただけます→『三重・紀南エコツーリズム通信』vol.9

(小山)

news 2010.5.3

清滝

 熊野古道 伊勢路の観音道の入り口は国道42号線沿いにあります。この入り口から約150mほど国道を進むと道路の真横に滝が流れています。落差は50mはあるでしょう。車を停めて、すぐに見られるので、機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

 国道を車で通ると山から流れ出す滝が目に付きます。

 山側のガードレールの裏にある駐車スペースから、真正面に見た滝です。

 滝の下に行って見上げて見ると迫力満点です。

すぐ、そばに国道があるにも関わらず滝の真下に行ってみると、車の通る音が水の音でかき消されてします。

 4月27日に雨が降ってから、水量が増えています。

子供の頃、友達のお父さんにこの滝の上に連れて行ってもらったことがあるのですが、この滝を見るたびに、その時上から見えた新緑の景色が思い出されますが、ちょうど今頃だったのでしょう。どこをどういう風に歩いていったのか、全く記憶がありませんが、もう一度滝の上に行ってみたいです。

この滝の横にはお不動様も祀られていますが、盗まれて今は小さなお不動様が祀られているのみです。今のように道路がない時代は、この滝の周辺は鬱蒼として気軽に行ける場所ではなかったそうです。

(宮本)

news 2010.5.2

タツナミソウ

 紀南ツアーデザインセンターのある熊野市木本町には“ひまい道”という細い路地が縦横に通っています。“ひまえ道”や“セコ”とも言います。細いため車も通らず、目的地までの近道にもなり、町の昔の風情を感じる一角もたくさんあります。

 今、このひまい道にタツナミソウがきれいに咲き、見頃をむかえています。

 

 タツナミソウには紫色と白色がありますが、ひまい道には毎年白色の花が咲きます。花が皆同じ方向を向いていて、花弁の開き方と形が波に似ています。

(小山)

news 2010.4.30

景色のよい所へ…

 いつも突然、熊野にやってくる写真家の山本卓蔵さん。今回も4、5日のあいだ熊野で撮影をされるそうです。そして、「今すぐに行ける近場で、展望が良くて海の景色、山の新緑が楽しめる所を教えて欲しいんだけど。」と・・・。

そこで、今年2月に新着情報で紹介した、 燈籠ヶ峰(通称:狼煙)ヘ行って来ました。

 

(左)岩場に着くと山本さんは早速、写真撮影を始めました。 (右)天気が良いので、七里御浜がきれいでした。

岩場から北の方を見ると、熊野古道 松本峠や大吹峠、鬼ヶ城、獅子岩も見えます。登り口から10〜15分で行ける、この場所はちょっとした絶景ポイントです。山本さんがどんな写真を撮られたのか、楽しみです。

(宮本)

news 2010.4.29

畑中伊紀 陶展

 本日から紀南ツアーデザインセンターにてやきものの展示会が始まりました。作者の畑中伊紀さんは、熊野市出身の方で、現在は御浜町に窯を築き製作活動を行っておられます。

 

 今回は、春爛漫の庭にも作品を配置しています。庭を散策しながら作品を楽しんでください。

 ←庭に作品を展示する畑中さん

 こちらの方々は、高山光先生(左)とご子息の高山大さん(右)です。お二人は三重県津市の陶芸家で、畑中さんは高山光先生の白山釜で修行を積まれました。展示会の初日に畑中さんの激励にいらしたようです。先生はツアーデザインセンターの建物にも興味を示してくださいました。

 

 この展示会は5月6日まで開催しておりますので、ご興味のある方はどうぞおいでください。期間中は畑中さん制作の湯呑で熊野の番茶を召し上がっていただけます。

(小山)

news 2010.4.28

西浦さんとキセル

 南牟婁郡御浜町の山里で豚を育てている西浦さんが、紀南ツアーデザインセンターに納品をしに来て下さいました。ツアーデザインセンターでは、西浦さんの焼き豚、ボンレスハム、ロースハム、カタロースハム、ベーコンを販売しています。

 

 先日、納品し終わった後、表の長椅子を見ると西浦さんが一休憩しておられました。手元を見ると、なんとキセルがあります。実際に使っているキセルをあまり見たことがないので珍しそうにしていると、笑ってキセルをよく見せて下さいました。

 柄の竹はご自分で伐って取り付けるそうです。

 

煙草よりもずっと味わいがあるそうですが、ゆったりした雰囲気と、傷んだら竹を伐ってきて付け替えるところに惹かれました。

(小山)

news 2010.4.26

泳げ!鯉のぼりくん

 今年の“泳げ!鯉のぼりくん”が昨日から始まっています。場所は、紀南ツアーデザインセンターのある熊野市木本町の浜です。国道42号線からよく見えます。5月5日の午前中まで、七里御浜を悠々と泳ぐ姿が見られます。

 

 

 見物の方もいらっしゃいます。よく見ると、ツアーデザインセンターのお客様で御浜町の写真愛好会の方でした。鯉のぼりの写真を撮りに来られたようです。

(小山)

news 2010.4.22

水を張った丸山千枚田

 熊野では雨が続いていますが、昨日、束の間の晴れの日に熊野市紀和町の丸山千枚田を見に行きました。

 一番下のほう以外はきれいに水が張られていて、カエルの大合唱が鳴り響いていました。紀南地域中で田植えが始まり出しています。

(小山)

news 2010.4.17

タケノコ その2

 この時期、里の近くの竹のある山へ行くと、どうしてもタケノコが目に付いてしまいます。

 

太い木の根を押し上げるほどの強い力で育ちます。このタケノコの足元を見てみると・・・

斜面に出ているため、生えたての竹の根がぎっしり見えています。きれいな紫色がよく分かります。平地に生えた竹の方が、この根が周りに均等に伸びていきます。地域の中には、この根をじょうずに使ってお部屋飾りを作る方々がいます。人間にはなかなか作り出せない自然の造形のおもしろさを活かしておられます。

 ←毎回、発想に感心させられます。

(小山)

news 2010.4.14

囲碁指南

 仲間で毎年一回集合して、熊野古道をお伊勢さんから少しずつ歩いている数人のグループが立ち寄られました。

 紀南ツアーデザインセンター内の案内をして二階にお通しすると、部屋のすみに置いてある碁盤をみたお一人が、おもむろに碁石を手にとり囲碁についてのお話を始めました。

 囲碁上級者の方のようで、一緒についておられた語り部さんも楽しげにお話に加わっています。とてもよい雰囲気でしたので写真を一枚撮らせていただきました。この空間のひとときを、長旅の小さな思い出にしていただけたらと思いました。

(小山)

news 2010.4.13

タケノコ

 熊野市内のあるお宅の前で、ご主人がタケノコを湯がいていましたのでおじゃましてきました。

 今、いろんな所からタケノコをいただいたり目にする機会が多いのですが、去年こちらのお宅でいただいたものがとてもおいしかったので、湯がいているところを一度見てみたかったのです。

 

 皮を剥いて、薪をくべてけっこう強火で炊いています。(皮をつけたまま湯がくと良いということも聞いたことがあります。)布にヌカを包んだものも一緒に入れ込んで、40分炊くそうです。

 

 炊き終わったら常に流れる山水で晩までさらしておきます。そうしてできたタケノコは、今晩なら刺身で食べられるそうですよ♪

(小山)

news 2010.4.12

雨の日の講座

 熊野で作家として活躍中の中田重顕さんが、中学時代の恩師だという方をつれて紀南ツアーデザインセンターにいらっしゃいました。

 中田重顕さんは、熊野市飛鳥町出身です。小説の発表を始めてからは1992年に三重文学新人賞、2004年に第10回鳥羽マリン文学賞大賞、2005年に三銀ふるさと三重文化賞などを受賞されました。ツアーデザインセンターに中田さんの書かれた物をすこし置いています。ご興味のある方はどうぞいらしてください。また、以前“とっておきの熊野 心のふるさと探訪 特別編”として、熊野の歴史の一端を学ぶ連続講座を行っていただきました。

 今日は大切なお客様をつれて熊野巡りをする予定が、雨のため急遽ツアーデザインセンターで熊野の紹介をできないかと、資料とパソコンをたずさえ雨の日の講座が始まりました。

 

 普段は気さくで冗談の絶えない中田さんも、講座が始まれば真剣な表情です。お話はとてもわかりやすく、地域の歴史をロマンたっぷりに語ってくださるので聴き入ってしまいます。

(小山)

news 2010.4.6

ひじき採り

 天気のよい朝、海岸にひじき採りに行かせていただきました。

 

 連れて行っていただいたのは、新鹿町在住の浜田さんです。紀南地方の海岸部で生まれ育った浜田さんは、熊野の海のことをよくご存知です。

 ひじきは早ければ3月下旬から採れ、今の時期がちょうどよい頃合です。私は海に生えるひじきを見たことがなかったので、どきどきしながら向かいましたが、まさか足元一面に生えているミドリの海草がひじきだとは思いませんでした!

 

 鎌はサビがついてもいいように使い古したものを使い、用意してくださったカゴにざくざくと刈りとって入れていきます。あの黒く細いひじきと思えないくらい、みずみずしく生き生きしています。

 採ったらすぐに大岩に乾かします。

 海を見ながらお昼を食べて、再びカゴにひじきを入れて帰ります。後は、それぞれ持ち帰ったものを天日で数日間よく乾かします。

(小山)

news 2010.4.4

春の訪れ

 熊野の各地で、桜が満開となり、今が見頃となっていますが、紀南ツアーデザインセンターの庭にも春が訪れました。


 小さくて真っ赤な花は、とても可愛いです

この赤いツツジはこの2〜3年、ほとんど花を咲かせなかったのですが、今年は沢山のつぼみをつけて咲き始めました。

 つぼみかと思っていたら、新芽もたくさん出ています。

 ←このツツジは毎年、ゴールデンウィーク頃が見頃です。

今年もたくさん、つぼみをつけています。

シーズン中は庭の木戸を開けていると、花につられてお客様が入ってこられることもしょっちゅうです。
今年もセンターを訪れたお客様や私達スタッフを楽しませてくれることでしょう。

(宮本)


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