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news 2013.7.29

旅の手帳8月号

 「旅の手帳」という雑誌があります。今出ている8月号に紀南ツアーデザインセンターが登場していますので、ぜひご覧になってみて下さい♪

 旅の手帳の担当の方へ、情報提供したのは元スタッフM(^^)
すてきなイラストで熊野市周辺の情報が紹介されています。

 

 華城山のところ、紀南ツアーデザインセンターで詳しい情報を入手しよう、と乗せて下さっています。他にも色々な紹介の地図などが乗っています。

(小山)

news 2013.7.25

熊野の海からの恵み

 昨日、いつもお世話になっている方が熊野の海で漁をして、とったばかりのサザエをくださいました!

 

 写真では大きさがわかりずらいですが、かなりの大物でした。普段あまり食べたことのない食材なので、友達に調理方を聞いて、つぼ焼きで頂きました。まず大きさに驚かされました!お店で食べるサザエの倍近くあった気がします。新鮮なので、身もプリプリしていて、かすかな苦味がなんともいえない美味でした。頂いた方にただただ感謝です。

自分は小さい頃は、海ではなく川で遊ぶことが多く、えびを捕まえて食べたり、川魚を捕まえたりしました。熊野には海・山・川の自然が全て揃っています。サザエを頂いて、熊野の海の景色や景観の魅力ではなく、暮らしのなかに役立てる魅力も感じました。

 (和田)

news 2013.7.20

イスノキの葉

 紀南地域の植物の研究者である花尻薫先生の奥さまに、変わった植物の「葉」を見せていただきました。

 イスノキの葉、だそうですが、硬く膨れて穴が開いています。

 これは、“イスコムネアブラムシ”という虫の幼虫がイスノキの葉で育ち、成虫になったのち飛び出した穴なんだそうです。奥さまは、これを笛のように、いい音で吹いて見せてくださいました!

(小山)

news 2013.7.18

南さんのスイレン

 熊野市神川町、木工芸の職人の南秀明さんが、デザインセンターに置いて下さったスイレンが綺麗に咲いています。

 

 下から、ピンクから黄色へとグラデーションがかかっていて、甘い不思議な香りがします。お昼過ぎたらすぼみます。

カンカン照りの中で咲くスイレンだそうで、瓶の中はお湯みたいに温度が上がります。水中にいるメダカが心配になるので勤務のときは水を少しずつ換えていますが、スイレンは暑くても大丈夫なんだそうですよ。

 あと1、2日見られると思います。

(小山)

news 2013.7.14

濱田さんちのところてん

 熊野市新鹿町にお住いの濱田さんから「ところてん作るから見にくる?」とお誘いを頂いたので、先日見学に行ってきました。

 こちらが、ところてん作りを見せて頂く濱田さん親子。僕は密かに「似てる!」っと思いましたが、みなさんはどうでしょうか?今回は新鹿町から、さらに海岸沿いを走ったところにある濱田さん出身地の須野町で作ることになりました。磯の香りを身近に感じる海と、山に挟まれた小さな集落で、のんびり過ごすにはとても魅力的なところでした。

 

 まずは、濱田さんが須野の海でとってきて、1年間かけて乾燥させた天草を煮込みます。このとき、天草と水以外は一切なにもいれません。1時間程煮込み続けます。昔ながらの釜で煮込む為、火加減に注意します。それ以外にもこまめにアクを取り、目が離せません。

 

 1時間かけて煮込んだら、煮汁をこして、容器に流し込みます。容器に流し込む際は、泡がなるべく立たないように注意して流し込むそうです。

 

 それでもできてしまった泡は、濱田さん手作りの竹を割った道具ですくい取ります。自然に固まるま待ちます。濱田さんに聞いたら、「時間は特に決まっていない、固まったと思ったら」っだそうです(笑)固まったら適当な大きさに切り分けます。

 

 須野では、山水を使うので、水が使いたい放題。っということで、切ったところてんは、冷蔵庫ではなく山水で冷やします。濱田さんの優しい笑顔と共に完成です。山水を使い冷やすのと笑顔をつけるのが濱田さんち流(笑)

 

 できあがったところてんをその場で濱田さんに切ってもらい、黒蜜をかけて頂きました。須野の山水を使っているので透明感のある味が特徴的でした。市販のところてんと違い、もともと作らなくても存在していたものを食べているような自然さが濱田さんちのところてんでした!

 濱田さん親子の話では「昔はところてんを家庭で作るのは当たり前だった。今は減ってしまったが、うちはただ昔のことをそのまま続けているだけ。」濱田さん親子のところてん作りを見させてもらって、濱田さんちでは、ところてんを家庭で作ることが本当に当たり前の家族風景としてあり、はまださんちの素朴さを感じさせて頂きました。

 (和田)

news 2013.7.12

瀞ホテルの再開

 北山川の美しい渓谷“瀞峡”にある「瀞ホテル」が再開しています。

 先週3日、周辺散策の途中で寄ってきました。この10年前後で瀞峡へ行ったことのある方は、この建物、気になっていたのではないでしょうか(^^)

 

 13年ぶりの再開とのこと。
デザインセンターでも、北山川カヌーツアーや、瀞峡で満月を見るエコツアー、朝霧の瀞峡ツアーなどで訪れますが、この階段から見える座敷や、新しい障子紙に、いつもと違う雰囲気を感じます。

 玄関には新しく看板が出ていました。

 デザインセンターは一度、数年前のツアー中に特別に見せていただいたのですが、私は初めてなので、念願の入館です。

 31歳、若いオーナーご夫妻、東さんです。

 

 改装中?の看板の先にはつり橋。舟に乗って瀞ホテルを見上げるとよく見える橋です。こちら側が奈良県、つり橋を渡った先は和歌山県なんですよ!

 瀞ホテルは昔、筏師の旅館でした。明治〜大正の時代、現在のオーナーのひいおじいさんと、地域のもうひと方と、熊野交通が資金を出し合って建物を建てたと聞きます。

 風情を大切に残して再開された瀞ホテルでは、景色を楽しみながら食事を取ることができます。
喫茶は10時から、食堂は11時半から夕方まで、木曜日が定休です。

 近く、周辺が少し開発されるお話をお聞きしましたが、瀞の風情が大事に残される形にしていただけたら良いですね。

 (小山)

news 2013.7.06

 南牟婁郡紀宝町の北檜杖にある梨の木に実が着いています。まだ直径5、6センチくらいです。

 

 夏の暑さがまだ残る9月終わりには握りこぶしくらいになって、収穫できます。

(小山)

news 2013.7.02

ヒメボタルの棲む森へ

 先月23日に行なわれたモデルツアーのご報告です。

 とっておきの熊野 熊野川エコツアー
ヒメボタルの棲む森へ
〜ぬくもりの詰まった森で、素朴な時間を楽しむ〜

●実施日  :平成25年6月23日(日)
●場所    :三重県東牟婁郡紀宝町

●講師    :三重・紀南エコツーリズムガイド 荘司氏
●集合場所:三重県東牟婁郡紀宝町北桧杖
●参加人数:6名(三重県熊野市〜和歌山県那智勝浦町)

 今回のツアーは、当初19日に予定されていましたが、天候などの関係により予定外の23日(日)に実施されました。ツアーの舞台となるのは、熊野川と手入れされた荘司さんの森です。

 

 写真左が今回のガイドをつとめて下さった荘司健さんです。荘司さんは、三重・紀南エコツーリズム推進会のメンバーでもあり、私達もお世話になりっぱなしです(笑)ツアーでは、林業家でもいらっしゃる荘司さんの森で、毎年みられるヒメボタルを鑑賞します。まずは、日が暮れて暗くなる前に荘司さんの川舟に乗せて頂き熊野川の植物や景色を楽しみます。

 

 荘司さんは熊野川を目の前に眺めることのできる紀宝町で生まれ育ちました。小さい時から川舟を操り熊野川を遊び場としてきました。現在も色々な活動を続けながら熊野川を見守っています。熊野川と密に向き合ってきた荘司さんならではのお話や案内に、参加者のみなさんもすっかり聞き入っていました。

 こちらの岩は一昨年の水害で削られ色がかわっています。熊野川流域も水害によって多くの被害を受けた地域です。しかし、水害後も熊野川に残る植物や生物の姿をみていると、自然の力強さや生命力の強さも感じさせてくれました。

 

 画面左は日が差し込む荘司さんの森です。手入れが行き届いており、日が差し込み下草が豊かに生えているのがわかります。保水力のあるこの森は、ヒメボタルの棲みやすい環境が整っているのです。川舟から降りて、日が暮れた頃、いよいよ荘司さんの森に入っていきます。予定通りの日程でツアーが実施できず、ヒメボタルがみられるか心配でしたが・・・ちゃんといました!かすかに歯切れよく光る特徴的な光り方で私達の前に姿を見せてくれました。ピーク時に比べると数は少ないそうですが、初めてみる参加者の方からは感動の歓声があがっていました。

 今回のツアーは、熊野川やヒメボタルを鑑賞し楽しみながらも、ありのままの熊野の生活や景色を大切にされる荘司さんならではの世界観に触れることができました。参加者の方の感想も「ヒメボタルだけではなく、川舟や花の名前も教えて頂き満足。」「初めての川舟とヒメボタルでとても面白かった。」っとツアーを楽しむ感想が聞かれた一方で、「自然の大切さや維持する大変さを感じた。」「自然の怖さも感じたし、維持して頂いた荘司さんの森でヒメボタルをみられたことに感謝。」など、荘司さんの活動や考え方に関心や感謝を表す感想が聞かれたことも特長的でした。

(和田)

news 2013.7.1

飛鳥のささゆり

 気温の低い山間部、熊野市飛鳥町では先日までささゆりが咲いていました。市内の中田重顕さんが写真を送ってくださいました。

 

(小山)

 こちらのお宅は昨日の雨でほとんど終わってしまったようですが、町内ではまだちらほら見かけられます。

news 2013.6.29

陶展、始まりました

 南牟婁郡紀宝町の出身、玉置りささんの陶芸展が本日より始まっています。


 

玉置さんのルーツは十津川村、玉置神社お膝元にあるそうです。現在は神奈川県にて活動をされていますが、年に一度の故郷での個展を大切にされています。

一輪挿しにもご注目。玉置神社のある玉置山周辺の渓谷、瀞峡にある岩石から型を取り作られたもの。そして、下って熊野川の河原の石をかたどったものが出展されています。下流に向かう川の流れで、年月をかけ丸みを帯びた風合いが手にとってよく分かりますね。

 

 会期は7月28日まで。朝9時30分〜午後5時の間です。紀南ツアーデザインセンターは無休ですので、どなた様も日にちを気にせずご安心していらしてください。

尚、玉置さんの在館日は、今日と明日30日、また、7月27日、28日です。皆様、どうぞお待ちいたしております。

(小山)

news 2013.6.22

ミヤマトベラの花

 ついに!初めて咲きました・・・。8年前の2005年、秋も深まる頃、新鹿の加賀さんからいただいたミヤマトベラがついに花をつけました。 →こちらその時の記事です


 周りは色んな種類を雑多に植えています。

木陰のやや湿った場所に植えると良いと聞いてから、当時スタッフ皆で、ここ、裏庭のキンモクセイの下に植えました。

名にトベラと着きますが、海岸部によくあるトベラ科のトベラとは違い、マメ科の山地に生息する常緑小低木です。“小低木”、というのが本当にうなずけるほど、8年経っても心配なくらい大きくなりません。

3枚の葉が特長で、葉は約5〜6センチくらい。海岸部のトベラに葉が似ていることからこの名前がついたそうです。

 

 花は小さくて白くて蘭みたいなカタチが沢山集まっています!この小さな木が花をつけるとは思ってもみませんでした。草の雑多な中に顔をつっこみ、香りを嗅いでみると割合強めの良い香りがします。

植物学が専門の花尻薫先生に、とても貴重なものだと当時教えて頂いてから、毎朝水をかけながら、必ず気にして見てしまうミヤマトベラ。2本のうち1本が最近ダメになってしまって、辛く思っていましたので本当にうれしいです。

 加賀さんありがとうございます。

(小山)

news 2013.6.18

光るキノコ

 昨日、以前から気になっていた光るキノコを見に行ってきました。正式にはシイノトモシビダケというそうです。運がよかったのか、予想以上に数が多く、不思議な空間を味わいました。

 

 夕暮れ時は、なかなか見つけることができませんでしたが、暗闇に包まれるとこの通り!左は朽ちた木に群生していた写真です。蛍の光は幻想的な感じがしますが、このキノコはどこか神秘的。まるで、アニメやSFの世界にいるような感覚に陥りました。

 こちらは、明日行なわれるツアーのヒメボタルの幼虫。運よくヒメボタルの成虫も何匹か飛んでおり、明日のツアーを前に縁起がいい感じです。頼むから明日晴れてくれー(笑)

 紀南地域は、原始的なものや神仏的なものが多く残っている地域だと感じていましたが、今回の光るキノコは新たな魅力を感じさせてくれました。きっと私たちが目を向けていないだけで、紀南にはこうした地域資源がたくさん眠っている気がしました。

(和田)

news 2013.6.16

木本旧街道水彩画展

 昨日より、館内展示企画の水彩画展が始まりました。今も商い続けられる商家を描いた作品が並びます。

 

 左が今回の水彩画を描いた大畠勇さん。熊野に越してきて、木本の古くから今も続く商家に興味を持ったそうです。そんな商家を趣味である水彩画で描き、木本にはすばらしい商家が今も残ることを知ってもらいたいという思いから、展示会を開いて頂くことになりました。右は展示風景。当施設の建具も簾戸に入れ替わり、涼やかな雰囲気を感じて頂けます。

 

 「水彩画は取り組みやすい反面、描き直しができない分難しい面もある。」と大畠さんはおっしゃいます。その作品は、優しい色使いで、どこか温かみのある印象です。右は木本に馴染みのあるお客様。昔からある旧街道の商家が今も残る絵に、懐かしい気持ちになり、ほっとするとおっしゃっていました。

 原画を使った絵葉書も販売致しております。思い出を持ち帰った気持ちに浸れるかもしれません。

 今回の展示会では、熊野の自然や文化にも共通することですが、古から続くものや習慣が、今も当たり前のように残る熊野の地域性を知って頂けたらと思います。展示会は6月22日(土)まで開催致しております。大畠さんや水彩画に描かれた木本の商家を通じて、熊野を感じてみて下さい。
 (和田)

news 2013.6.13

睡蓮

 紀南ツアーデザインセンターの裏庭で育てている睡蓮が今年も見事な花を咲かせました。花のことはまったく無知な私ですが、育てていると意外な特性をもっていることもわかってきます。

 

 睡蓮は午前中に咲き、午後には花びらを閉じるという特長があります。左の写真は本日午前中のものです。太陽に向かってきれいに咲いています。池などでも咲いているのを見かけますが、こうして水瓶で育てて咲いた睡蓮はなんだか風情があっていいですね。右の写真は午後のもの。午前中の華麗な姿とは一変して、花びらをしまい静かに佇んでいるようです。

お世話になっている方から頂いた睡蓮。今年も見事な姿で咲いてくれました!睡蓮は今後もしばらく花を咲かせてくれます。興味を持った方は、紀南ツアーデザインセンターにお気軽に遊びにきて下さい。
(和田) 

news 2013.6.11

中野陶器店の屏風

 紀南ツアーデザインセンターから程近く、町内の古道通りに江戸時代から続く中野陶器店があります。

 今週末から始まる室内展示、「木本旧街道水彩画展」の絵の題材にもなっている、昔ながらの佇まい。中に入ると新旧の陶器やガラスでいっぱいで、見入ってしまいます。

 ←15日(土)から22日(土)まで、TDCにて!

 こちらの店主、中野さん所有の屏風もとても古いものです。長谷川玉峰という、江戸時代後期から明治時代前期に活動した京都の画家の作の水墨画です。

 

 花鳥画を得意とした玉峰で、中野さんの屏風に描かれているのは農村の穏やかな景色です。室内からヒョウタンが覗いていたり、つちのこ(木槌、キヌタ)で作業する女性など、やさしい雰囲気です。

 中野さん、普段は屏風をしまっていますので、ご覧になりたい方はご面倒ですがご一報ください。

(小山)

news 2013.6.9

下北山中学課外学習

 先日、下北山中学校のみなさんが課外学習の課程で当施設を訪れました。

 この日は天気もよく課外学習にはもってこいの日でした。最近の生徒さんは礼儀正しいのか入ってくるなり「こんにちは」の大きな声での挨拶。大人になってからはそういう当たり前のことを忘れがちに・・・生徒のみなさんは大人になっても忘れないでね。

 

 授業の前にまずは腹ごしらえ。みなさん手作りのお弁当をおいしそうに食べていました。どのお弁当もついついつまみ食いをしたくなってしまいます(笑)先生たちも縁側で昼食。なんだか生徒さんよりも楽しそう。

 

 写真(左)の一番左の方が今回講師を引き受けて下さった中田氏です。紀南地域の歴史や文学に詳しく、幅広い活動をなさっています。今回の学習は熊野古道についてです。熊野古道は、自然・文化世界遺産として登録されています。その景色や景観のよさが取り上げらることは多いですが、文化的な面での魅力はまだまだ知られていない気がします。今回の授業では、歴史などを遡り文化的な面から熊野古道を学ぶ内容でした。生徒さんも真剣に耳を傾け、最後まで正座を崩さなかった子もいました。

 

 授業の後は当施設を見学。今も木本町に残る明治からの民家を体験して頂きました。現代っ子は、井戸がお気に入りのようでおおはしゃぎ。現代と昔が繋がったようでとても暖かい時間が流れていました。

 私は現代の便利な暮らしの中で生活する一人です。現代の便利な暮らしらしを批判も否定もできません。しかし、熊野には古から続く文化や信仰が今でも多く残っています。そして、現代の暮らしの中でも、その心を受け継ぎ暮らす方も数多くいらっしゃいます。熊野は現代と古とが結びつく稀有な地域だと思います。当施設は熊野の現代に残る古の心や生活を人を通して、少しでも多くの方に知って頂けたらと思います。下北山中学のみなさんが中田氏の話しに耳を傾ける姿を見て、少しだけそんな役目が果たせた気がします。下北山中学のみなさん、中田氏、本当にありがとうございました。

 (和田) 

news 2013.6.8

びわ食べ比べ

 いつもお世話になっている方が2つの袋を持ってきました。中身は、お住まいの有馬町山間部の池川の自宅でとれたびわだそうです。2本の木からとれたびわは、育て方も環境も同じ2本の木からとれたのに、味や特長がまったく違うといいます。ということで、早速食べ比べをしてみました。

 

 見た目もほとんど同じでしたが・・・食べ比べてみると確かに味が違います。片方は瑞瑞しい味がするのに対し、もう一方は濃厚で甘みが強い味でした。偶然居合わせたお客様にも食べ比べして頂きましたが、同じような意見。持ってきて下さった方に尋ねると、種を植えて自宅で育てたびわだそうで、実がなるまで5年かかったそうです。食べ比べをして頂いたい客様も種を持ち帰って育ててみると意気込んでおられました(笑)山間部で自由に育ったびわは個性的で自由に育ったのかもしれませんね。

 (和田)

news 2013.6.7

とうげみゅーじあむカフェ

 御浜町尾呂志にある「とうげみゅーじあむ」。染色家、パッチワーク作家の真砂宣子さんが主催のすてきなギャラリーです。最近カフェを併設したとお聞きしていたので、先日、家族で休日にふらっと遊びに行ってきました。

 

 夏みかんの生しぼりのジュースがとても美味しかったですよ♪ さぎりの里など、とうげみゅーじあむの近くに行かれたら是非一服してみられてはいかがですか?!

(小山)

news 2013.5.31

北山川をカヌーで川旅!

 先日行なわれたモデルツアーのご報告です。

 とっておきの熊野 北山川エコツーリズム
北山川をカヌーで川旅!

●実施日  :平成25年5月19日(日)
●場所    :三重県熊野市紀和町

●講師    :三重・紀南エコツーリズムガイド 野々下氏・市川氏・丸山氏
●集合場所:三重県熊野市紀和町小川口マリーナ駐車場
●参加人数:6名(愛知県春日井市〜和歌山県田辺市)

 今回のツアーの舞台は三重・和歌山・奈良の3県の県境を経て、熊野川に合流する北山川です。鮎釣り解禁前の静かな川をゆっくりと下っていきます。

 

 左の写真は今回ガイドを引き受けて下さった3名です。左から順に市川さん・野々下さん・丸山さん。なんと3名ともみかん農家を営んでおられます。右の写真は、簡単なカヌー講習。カヌーは初めてという方も多く、みなさん真剣な眼差しで講習を聞いていました。

 

 講習が終わるといよいよ出発!ではなく浅瀬で基本練習です。初めての方はなかなか思うように操作ができずに悪戦苦闘。基本練習を終え、いよいよ北山川へ出発です!

 

 コースは上りもなく、緩やかな下りのみで急な瀬もありません。カヌーを漕がなくても緩やかに下っていけて、周りの景色などにも関心をもって頂けたと思います。

 

 左の写真は、途中の川原で一休み。紀南ツアーデザインセンター自慢の番茶と熊野名菓志ら玉を食べて頂きました。右の写真は、カナディアンという2人乗りのカヌー。丸山さんがお持ち下さいました。しかも自分で作られたそうです。不器用な自分には絶対真似できません。(笑)

 右の写真は、一昨年の台風災害で東紀州地域が大きくダメージを受けた影響を今でも残しています。ただ、昨年カヌーツアーを行なった時は、北山川のきれいな水も少し濁っていて、山の木や川には、災害で流されたゴミがしばしば目につきました。災害から今日まで、東紀州地域の方々が本来の姿を取り戻そうと、清掃活動や復興活動を行なったことが今回のツアーでは実感できました。川の水はきれいに透き通り、山や川にもゴミはほとんどみられませんでした。私たちがこうして自然を楽しめるのも、自然とうまく共存しようと努力する方々のおかげですね。

 

 約3時間の川旅を楽しんだ後は、今まで下ってきたコースを見渡せる場所で昼食。ガイドさんからみかんの差し入れも頂き満腹・・・っとおもいきや雨が降り出しました。曇り空の中始まったツアーでしたが、最後に雨が降ってしまいました。ただ、カヌー中はなんとか天気も持ちこたえ、カヌーの楽しさと北山川の自然を十分味わって頂けたと思います。

 参加者の方からは「初めてだったので、最初は不安だったが、ガイドさんが丁寧に教えてくれたので楽しむことができた。」「カヌーも楽しかったが、地元では味わえない北山川の自然を堪能できたのがよかった。「これを機会に、またカヌーをやってみたい。」など、初めての方から経験者まで、それぞれの楽しみ方を感じて頂けたツアーになりました。

 (和田) 

news 2013.5.29

清流と箕(み)

 紀南地域に雨の季節がやってきそうです。山の新緑も深い色に変わりだし、少しずつ季節が移ってきています。

 5月の熊野の茶摘み、湯の谷川での一コマ。

 

 中村さんが一生懸命洗って下さっている道具が、ゆらゆらと清流に浮かんでいる風景がとても素敵でした。

こちらはデザインセンターで度々登場する箕(み)です。プラスチックと違い手間がかかりますが、箕は美しくもあり、使い勝手も良いすぐれものです。

 

 何気ない熊野の景観ですが、消えていかないように大切にしたいですね。

(小山)

news 2013.5.28

緑のカーテン 2013

 今年も暑い季節に備えて、緑のカーテンを設置いたします。
雨降り前に、女性スタッフ2人でせっせと網を張ります。地域の方々に教えていただき随分と手馴れました(^^)

 緑のカーテンを付けるだけで、室内の温度が2、3度下がるのでTDCではとても重宝するんです。

 

 今年は恒例になってきたゴーヤに加えて、ミニかぼちゃとミニメロンです♪お楽しみに!

(小山)

news 2013.5.24

湯の口のささゆり

 湯の口温泉のある集落、熊野市紀和町の湯の口でささゆりが見頃です。

 

↓これから楽しみな蕾がまだまだありますよ!

 ささゆりは、熊野市の「市の花」に指定されています。品のある雰囲気で桃色がかわいらしい。外来の大きなユリと違い少し小ぶりです。

少し年配の方に聞くと決まって昔はそこらへんにあった、といいます。獣害などで随分減っているそうですね。ささゆりが近くにあるお家の方々には、朝方に戸を開けると立ち込めるささゆりの香りが素晴しいと聞きます。

 

茎の太さの違い、わかりますか?左のは地下の芋が10年ものくらいなんですって!

 紀南地域の山村や山に出かけたら、ささゆりを探してみて下さい。先週は北山川、瀞峡の崖っぷちでも見えましたよ。

 

 ささゆりを管理されているお宅の軒にはたくさんのツバメの雛。紅花の花束を分けて下さいました。

(小山)

news 2013.5.22

蛍が飛び始めました

 早いもので、紀南地方にもう蛍が飛び始めました。

 こちらは紀宝町の相野谷という集落です。山間部ではまだ少ないそうですが、これからが楽しみですね。

(小山)

news 2013.5.21

丸山千枚田

 19日、紀南ツアーデザインセンターは北山川でカヌーツアーを実施していましたが、熊野の山村、紀和町では棚田百選「丸山千枚田」で田植えが行なわれました。

 ツアーが無事終わり、帰り道に千枚田まで足を伸ばしてみると、当日は午後から雨の予報通り、きれいに張った水田が雨粒でゆれていました。

 日本の棚田の風景には雨がとてもよく似合います。

 

                                       笠を着た人の姿、わかりますか?!

 

 ↑雨の中、カメラマンの方々がまだまだ写真を撮っておられましたよ。

 四季折々の景観が美しい1340枚の田んぼ。近くの熊野古道通り峠からの眺めも素晴しいです。

丸山千枚田サイト→こちら

 

 ところで、丸山千枚田のオーナーの田植えの日だけ売り出される“千枚田もち”を地域の方にいただきました。紀和の山で育てたヨモギをたっぷり使ってもち米から搗き、包みも竹皮でできたこだわりの品で、数年前までは土日限定で販売されていましたが、今は年に約2回、オーナーの田植えの時と稲刈りの時に販売されます。おいしいですよ!

(小山)

news 2013.5.19

流れ谷で熊野の番茶作り

 先日行なわれた企画のご報告です。

 とっておきの熊野 山村の暮らし体験講座 その三十六
流れ谷で”熊野の番茶作り”

●実施日  :平成25年5月16日(木)
●場所    :三重県熊野市五郷町桃崎
●講師    :三重・紀南エコツーリズムガイド 中村稔・恵子夫妻
●集合場所:五郷町 ほたるの郷
●参加人数:9名(木本町〜御浜町)

 今回のツアーの舞台は、流れ谷と呼ばれる熊野市五郷町桃崎の山間に位置する茶畑です。茶畑は、新緑の木々に囲まれ、すぐ側にはきれいな水の小川が流れます。

 熊野の山間部では、一から自宅でお茶を作る風習が今でも残っています。熊野の番茶作りの文化を体験し、市販のお茶とは一味違った番茶を飲んで頂きました。


 

 左は講師を務めて下さった中村ご夫妻です。毎年、自宅でとれる茶葉を使って熊野の番茶作りを実践されています。右の画像は、今回摘んで頂いた茶畑の茶葉です。一般的には、GW前後が茶摘みの最盛期です。流れ谷は、朝晩の寒暖差が激しく、気温が低いので新芽が出るのが遅いです。しかし、独自の気候がおいしい茶葉を育みます。


 

 番茶作りはお茶摘みから始まります。左は茶摘みの様子。ツアーでは、タイミングが良かったようで、葉は大きすぎず柔らかくて摘みやすかったです。ご自宅で飲む分を持ち帰りできるということで、みなさんたくさん摘まれていました。




 お茶摘みを終えたら、今度は摘んだ茶葉を鉄釜で炒ります。炒ることで葉も柔らかくなり、次の工程の揉む作業がやりやすくなります。番茶作りでは、欠かすことのできない工程のひとつです。

 

 茶葉を炒ったら、次はむしろの上で揉みます。画面左はお世話になっている方に借りた立派なむしろです。茶葉を揉むことでアクを抜きます。見た目以上の力作業で、私は悪戦苦闘でした(笑)慣れた方は、ただ力を入れるだけではなく、リズミカルにまんべんなく揉んでいました。

 

 最後に、揉んだ茶葉を天日干しします。茶葉がくっついてダマにならないよう、丁寧に広げまんべんなく干します。陰干しでも大丈夫ですが、完全に乾くまで1週間程度かかります。天日干しなら2・3日程度で乾きます。個人的な意見ですが、お日様のもとで乾かした茶葉の方がおいしそうなイメージ(笑)

 全工程が終わった後は、みなさんに当センターの番茶と志ら玉を召し上がって頂きました。当センターでは、来客のみなさんに無料で番茶をお出ししています。でも、無料だからといって手抜きは一切していません。むしろ、こだわりまくっています!そのこだわりの一つである、お茶を沸かす前にもう一度茶葉を炒る方法を参加者の方々にご紹介。茶葉をもう一度炒ることで、香りが蘇り、沸かした後も香りがとびにくくなると個人的には思っています。

 ツアー当日は天候にも恵まれ、無事全工程を終えることができました。参加者の感想には「子どもに番茶作りを教えられてよかった。」「番茶の大切さがわかった。」「番茶は高いと思っていたが、番茶作りを体験してその理由がわかった。」「自分でつくった番茶を飲むのが楽しみ」などが聞かれました。番茶作りを体験して頂けて、参加者の方々もより一層熊野の番茶に興味を持って頂けたご様子でした。ちなみに、今回はZTVさんが取材に来て下さって、ツアーの様子は5月31日(金)18:00からの番組で放送して下さるそうです。興味を持たれた方は是非ご覧下さい。

(和田)

news 2013.5.14

よく見ると・・

 このお花、何種類かいただいたのですが、アヤメでしょうか?

蕾が膨らみかけていたのでよく見てみると・・

 花の中には蟻がじっとしていました。おなかいっぱい蜜を吸って、体が透明に透き通ってきれいでした♪

紀南地域では色んな花々が美しく咲いています。

紀南ツアーデザインセンターには地域の方にいただいたお花を飾らせていただいておりますが、バイカウツギやニワフジ、アヤメ、ひまわり、芍薬などなど、甘い香りでいっぱいですのでお近くにいらしたら是非お寄り下さい。

(小山)

news 2013.5.13

シャガの群生

 先週、熊野市の山間部、五郷町へ三重・紀南エコツーリズム推進会の方々と訪れていました。

今週行なわれる「流れ谷で“熊野の番茶作り”」でお世話になるお宅で作業をしていましたが、見事なシャガの花の群生がとても美しかったです。

 

 海岸部では見ごろも終わりますが、こちらでは盛りです。フジも道々きれいでしたし、今年見逃した方はぜひ山間の里へ出かけてみてください。

 五郷町は、お茶の葉も丁度摘みごろ。一足遅れでお茶摘みが行なわれていますよ。

(小山)

news 2013.5.10

あつまろらい”の企画

 御浜町志原(しわら)にある「志原川」。いまでは珍しくなりつつある葦(よし)が広がり、全長は7km弱あります。

 志原にお住まいで、志原川の環境や生態系を守る活動を長年やっておられる清水鎮一氏が、今月開催される催しをお知らせに来て下さいました。

 

 清水さんを代表世話人として、結成22年の“あつまろらい”という会が企画をしています。お知らせの内容を記します。

5月26日 日曜日
志原川の春の舟下り 参加者募集

 「春の水辺では新緑のヨシが繁り、オオヨシキリなどの鳥の声が賑やかな季節となってきました。岸辺にはノイバラやウツギの白い花、黄色のキショウブが咲いています。また、風がヤナギやクヌギの枝を揺らせています。
 昔ながらの棹差し舟に乗り、のんびりと、ゆったりとしたひと時を過ごしてはいかがでしょうか。風の音や鳥の声、光が感じられ、美しい風景に出合うことでしょう。」

午後1時 一万堂集合(御浜町志原地内)
先着15名 参加費 1000円(環境保全費)
申込は5月24日(金)までに(雨天中止)
申込先 清水、05979-2-1957まで

 ぜひ、志原川で川舟に乗ってみてはいかがでしょうか?

また、
5月19日(日)には春のゴミひろい・・・・午後1時〜 一万堂集合
5月25日(土) ウナギの夜釣り・・・・午後6時〜 一万堂集合 参加費500円(環境保全費)

 の予定もあるそうですので、ご興味のある方はどうぞ清水さんまでお申し込み下さい。

(小山)

news 2013.5.1

ツワブキケブカミバエ

 今夜は一日の晩です。月初めの一日は、毎回「熊野古道ついたち懇話会」が、紀南ツアーデザインセンターで開催されています。

 この、「ついたち懇話会」の趣旨は、“熊野古道の世界遺産は観光宣伝のためではなかったはず。原点に返って古道の存在価値を考えたい”として、毎回テーマを用意して討論しています。熊野古道にまつわる周辺の地域を様々な観点から学び、共通の知識を深める会です。

 5月の「ついたち懇話会」の発表者は有馬町の花尻薫さん。七里御浜の浸食や道中の巡礼碑、そしてツワブキケブカミバエのお話。

 ツワブキケブカミバエってなんでしょう?

 

 ツワブキを持ってきて下さいました。ツワブキはそこらへんに比較的よく見る植物です。

 でも、花尻先生のお持ち下さったものは、柄がちょっと違います。

 

 柄が膨らんでコブが出来ています。ここに、ツワブキに寄生する「ツワブキケブカミバエ」という昆虫がいるというのです。会員皆で切ってみる事にしました。

 

 こちらは巣食った跡というかんじでしたが、小さく動くツワブキケブカミバエを見ることができました。

 ツワブキケブカミバエはハエ目ミバエ科、ツワブキの柄に寄生し、柄には紡錘状にコブが出来ます。このコブをツワブキハグキフクレフシ、と言うそうです。

 今月のついたち懇話会も、その他興味深い内容で活発な質疑応答がなされました。

(小山)

news 2013.4.27

陶展始まりました

 本日から、御浜町の畑中伊紀さんの陶展が始まっています。

 5月7日まで。時間は9時半から17時までです(最終日は15時半まで)。お誘いあわせの上お越し下さい。

 奥川邸、庭にて

(小山)

news 2013.4.15

オオムラサキ

 奥川邸の庭のオオムラサキのつぼみが膨らんできました。

 

 百年以上経ているツツジの古木です。毎年、4月後半から約1ヶ月かけて、3本のオオムラサキがこぼれるように咲き誇ります。

 今年も楽しみです! お近くにお寄りの際は是非ご覧下さい。

(小山)

news 2013.4.6

江戸の溜め池、保全活動

 3月23日土曜日に行なわれた企画をご報告いたします。

 熊野を楽しむ達人の会 特別例会
鷲ノ巣池 保全活動へのおさそい

●実施日  :平成25年3月23日(土)
●場所    :三重県南牟婁郡御浜町阪本
●インタープリター(案内人):亀田昭治氏(御浜町阪本)
●協力    :三重・紀南エコツーリズム推進会より市川氏(御浜町)、荘司氏(紀宝町)、竹内氏(熊野市)、林氏(熊野市)
●集合場所:阪本 岩洞院
●参加人数:9名(紀北町〜紀宝町)
●スタッフ :2名 

 この保全活動は、熊野を楽しむ達人の会の特別例会として行なわれました。紀南ツアーデザインセンターでは、これまで、平成18年5月、平成20年3月、平成22年3月、平成25年3月と、4回、御浜町阪本の鷲ノ巣池をエコツアーで訪ねてまいりました。

 阪本集落は、現在は約20町歩の棚田がなだらかに広がる、素朴で美しい里です。かつて紀州藩の土木技術者や木本代官、地域の有力者など多くが参画した溜め池大工事によって、阪本の棚田と暮らしが守られました。鷲ノ巣山の中腹650メートル地点にある鷲ノ巣池まで古道を歩き、その堰堤に立つと、日本人の米作りへの思いや、当時の技術力に、皆感動します。自然と共存した作りや、その景観は圧巻されると同時に心にやすらぎも覚えます。

 阪本集落に住む亀田氏は、この鷲ノ巣池が近年水漏れが激しくなったことを懸念し、今から約3年前、亀田氏始め地区の方6名ほどと、TDCスタッフ2名で堰堤の石積みに生え大きくなっていた木々を伐採しました。

鷲ノ巣池は昭和40年代を堺にして現在は使われておらず、使用されている溜め池でなければ県などの工事は期待できません。保全はあくまでも地区に託されています。その後の経過確認と今後の対策を地区の方と模索するため、保全活動を企画いたしました。

 

 阪本集落の亀田氏・5名の一般参加者と4名の推進会メンバーにお集まり頂くことができました。全員が、何らかの保全活動や仕事として関わりを持っておられる方々で、専門知識をお持ちでしたので、現場を実際に見て話し合いをし、保全の方向を決めます。

 2時間半、かつての阪本の住民が鷲ノ巣池へ通った古道を歩き到着です。

 

林業家である推進会の荘司氏と、大杉谷自然学校で山の様々な活動を専門にされている森氏、阪本の亀田氏を中心に活動を開始しました。

 
 

 荘司氏の指導のもと倒木を整理します。水の通り道には倒木を使って井桁に組みます。

  

 ↑堰堤真下のぐえた箇所を覆います。この倒木は人の背丈より大きいんですよ!2時間強で現場はずいぶん整いました。

 保全活動前↓と比べてみます。今後の散策に足場が良くなりました。

 

 今後は、石積みを守る類の木を植林する、土嚢を活用する、水の道を見つけてみるなど提案がだされました。

 その他の「鷲ノ巣池 保全活動」についての参加者の感想は以下です。
・大変だったがそれ以上に満足感があった。
・石積みの保存は木々が生えると難しいが、現状維持もしくは少しは良くしようという意識が大切。
・作業をしながら、あれだけの溜め池に先人のパワーを感じていた。現代の自分達はいかにひ弱かがわかる。
・立派な石積みの今後の崩れが気になる。
など。

 これを受けて、阪本集落の亀田氏は、「専門知識を聞けたことで今後の取組みの足がかりになった。自信にもなり、これから自分達なりに少しづつでも出来るかも知れない」とおっしゃいました。

 紀南ツアーデザインセンターでは、鷲ノ巣池は私達の地域のすばらしい産業遺産だと考えています。
この池を訪れたときの感動と、考え深い体験を感じていただくため、これからもエコツアーとして活用・保全を続けて行きたい場所の一つです。

 関わってくださった地区の皆様、ボランティアでご参加くださった皆様、推進会の皆様、誠にありがとうございました。

(記録:小山)

news 2013.4.5

ミツマタの群生

 先日ツアーの下見に行った際、ミツマタの群生をみることができました。咲き誇る量は圧倒的で、現実離れした空間と景色を味わうことができました。

 

 どうですか!この圧倒的な量。ハンパやなかったです。今の季節はサクラの花見が一般的で、サクラが大量に咲き誇っている景色は結構みられます。しかし、人間が手を加えて植えたものではなく、自然気ままに咲き誇った野生の花たちは、どこか自由で開放的です。観光で行く植物園や花畑とは一味違ったほのぼのとした幸せな気持ちにさせてくれます。

 

 さて、張り切って紹介していましたが、実はミツマタについては無知だった私。色々調べてみたところ、画面左の写真のように、3つに分岐して花が咲くことからミツマタという名前がついたそうです。さらに、和紙の原料としても用いられるみたいです。きれいな上に、生活の役にまで立つとは!見習いたいです(笑)花は、画面右の画像で分かる通り、淡い黄色をしています。春の訪れと共に花を咲かせます。なんか、この花を見ていると幸運を運んできてくれそうです。

  普段は、断然花より団子タイプの私ですが、このミツマタの群生には眼を奪われました。最近は、春になり動植物の動きも活発になってきました。外にでると色んな花や動物を見かけることができます。みなさんも、春を感じに外にでて、自分だけの発見をしてみて下さい。

 (和田)


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