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news 2014.3.2

ひなめぐり

 今年もまた「熊野街道ひなめぐり」の季節が巡ってきました。
熊野市内の街中に沢山のお雛様が飾られ、スタンプラリーなどしながらお雛様めぐりを楽しんでいただく熊野商工会議所主催の催しです。今年は3月2日から4月3日まで行なわれます。ここ紀南地域では旧暦でお雛様を飾る風習があり、この「ひなめぐり」も旧暦の4月3日までゆっくり楽しむことが出来ます。


先日、紀南ツアーデザインセンターにも雛人形が飾られました。当センターでは毎年、古布による手仕事の会「くまの縁側サミット」の南部先生ご指導のもと お雛様やミニ振袖、貝雛、吊り雛などが飾られとても豪華です。

生徒さん方の大切なお雛様や市松人形をお借りしていますので、スタッフも緊張しながらお手伝いします。

教室での生徒さん方の作品、ミニ振袖や吊り雛、貝雛も飾られ一層華やかに。

 完成です。

作業中お客様がいらして一番乗りでお雛様とご対面。それぞれお顔が違うので皆さん覗き込んでおられます。
「お雛様を見ているとついつい顔がほころぶね」とおっしゃていました。本当にそうですよね。
皆さま是非可愛いお雛様のお顔をご覧になりに、当センターや市内の各所を巡ってみてはいかがですか? 

 (清水)

news 2014.2.2

en finder 写真展

 熊野で行なわれたカメラツアーをきっかけに知り合った女子10人による写真展が当施設で開催されています。

 

 上の写真は前日の準備の様子です。みなさん色々と試行錯誤された結果、納得の展示ができたようです。

 

 作品の一部です。今回の写真展では、熊野の名所だけではなく、日常の風景も展示してあります。熊野本来の姿を映した写真は、独自の空気感や人の温かさまで伝わってきます。また、地元だけではなく、各地から集まったメンバー10人がそれぞれの視点から写真を撮っているので、熊野の幅広い魅力を感じて頂けると思います。

 

 展示会の様子です。前述した通り、熊野の幅広い魅力が詰まった写真展なので、老若男女問わず楽しんで頂けると思います。

 上の写真は残念ながら全てのメンバーではないですが、長野や京都など熊野以外の方々もメンバーにはいます。カメラや熊野を通じなければ出会わなかった10人がとても楽しそうに準備や活動をされているのが印象的でした。10人を見ていると「縁」での繋がりを感じました。展示会は2月11日まで開催致しております。みなさんも写真展を通じて「縁」を見つけに来て下さい。

 (和田)

news 2014.1.26

妙見山ツアー報告

 先日12日に行なわれたツアーのご報告です。


とっておきの熊野 ふるさとの伝説をめぐる旅

『熊野・自然信仰の地をトレッキング』ツアー報告

〜信仰の心に迫る!妙見山編〜

●実施日  :平成26年1月12日(日)
●場所    :三重県南室婁郡御浜町神木
●協力    :三重・紀南エコツーリズム推進会より市川氏(御浜町神木)、熊野市観光公社より楠本氏

●参加人数:12名(津市〜御浜町)
●スタッフ :2名

 今回は、熊野に色濃く残る自然信仰の心に、トレッキング・熊野の自然を通して迫ってみようというツアーでした。

 

 当日は天候にも恵まれ、絶好のツアー日和となりました。左の写真が妙見山例大祭が行なわれる原地神社です。右の写真は実際の神事の様子です。昔は、山頂に上がり参拝を行なったそうですが、年々高齢化の進む地元の方々が参拝しやすいよう、神社に妙見山参拝所が併設されました。神社とは、本来神様を祀る場所ですが、仏様である妙見山の参拝所が併設されているところをみると、熊野の神仏習合の考えがうかがい知れます。

 

 神事を見学した後は、いよいよトレッキング開始です。妙見山は距離はさほどありませんが、思った以上に傾斜がきつい山です。参加者の方々も予想以上のきつさに少々戸惑った様子でした。山の中腹には、右の写真でわかるように妙見山の遥拝所があります。山道は、周りに原生木も多く歩いていて気持ちのいい道です。

 

 きつい傾斜の前半が終わると、道幅が広く傾斜も緩くなった後半になります。前半に比べると、歩きやすく参加者の方々も周りの景色をみる余裕がでてきました。そして、画面左の参拝所にようやく到着です。鳥居は地元の方々が最近建替えられたものです。その鳥居を潜って奥に進むと、参拝所があります。足元には白い石が敷き詰められ、多くの方々が参拝されたそうです。妙見山は星を司る仏様とされ、古くは中国から伝来し、日本の儒教などと習合し、妙見信仰として全国に広まりました。この地方では、昔は漁師さんの方角をしめす目印の山とされ、灯台のような役目も果たしていたそうです。戦時中には、多くの参拝者が訪れ、出兵者の命を救ったとも言われています。

 下山途中には、妙見山山頂がみえる場所があります。写真の奥に見える突起した部分が山頂です。参加者の方からも、下ってきて実際に山頂をみると登った実感が湧いたとおしゃっていました。無事全員が下山し、解散となりました。

参加者の感想には「きつかったけど、山頂の景色が素晴らしかった」「自分たちだけではなかなかいけない場所なので、今回のツアーがいい機会になった。」「トレッキングはきつかったが、昔の方は頻繁に山頂に登り参拝していたことを思うと、熊野の信仰心の強さがうかがえる。」などがありました。紀南地域には、昔から続く自然信仰の行事が数多く存在します。近年では、以前に比べるとその数を減らしていますが、今回例大祭を見学して妙見山に登ったことで、自然信仰の奥深さや大切さを少しだけでも感じて頂けたと思います。

 (和田)

news 2014.1.19

産田神社例大祭

 今月10日、産田神社の例大祭が営まれ私もお参りに行って来ました。この産田神社はイザナミノミコトが火の神カグツチを産んだ場所として伝えられ、古く弥生時代から続く安産と子育ての神様として知られています。

 

町には各所に旗が立てられ、一年にこの日だけしか販売しない産田おこしも店先や境内販売コーナーに並べられ準備万端です。


 

午前10時より神事が始まりとても厳かに式は進みます。   浦安の舞の奉納。


 

乙女の舞の奉納。舞姫たちは緊張した面持ちでしたが、凛とした姿で舞う様子はとても清々しく華やかでした。

 

境内には御守やおみくじの販売、さんま寿司の試食・販売もあり、買い求める参拝者の方たちでとても賑わっていました。
それでも昔の賑わいに比べるとすっかり寂しくなってしまったと近所の方に伺いました。このような素晴らしいお祭がいつまでも途絶えず続いていって欲しいものです。

(清水)

news 2014.01.19

年末大掃除

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。すっかり新年のご挨拶が遅くなってしまいました。
今日の話題は一段と遅くなってしまいましたが、年末行なった当センターの大掃除の様子です。

おくどさんの頭上にある立派な梁の拭き掃除です。2階の窓から渡って雑巾がけ。高い所が苦手な私は下でビクビクしていました。

 

屋根に登って落とした煙突のススをきれいにかき出し、部屋も隅々までお掃除。こうして年明けを気持ちよく迎えることが出来ました。本年も皆さまにとって素晴らしいお年でありますように。

(清水)

news 2013.12.19

みかんジュース入荷しました。

先日、今季のみかんジュースが早くも入荷しました。

 

左から、「マルチ栽培みかんジュース」 マルチ栽培とはみかんの生育を促進させるために、畝や木の株元の土をポリエチレンフィルムなどで覆う栽培をいいます。手間隙かけたみかんで作ったジュースですから甘みたっぷりの贅沢な味です。

 

真ん中「早生みかんジュース」。 スッキリとした味わいでどなたにも飲みやすい口当たり。早生みかんの味の濃さをそのまま味わえます。 右側「早香(はやか)ジュース」は温州みかん×ぽんかんの組み合わせからできた品種です。甘みと酸味が程よく濃厚な味です。2種類のみかんのいいとこどりですね。3種類どれもそれぞれに美味しくて、ファンの方はまとめ買いされる方もおられます。是非、皆さまご賞味ください。
(清水)

news 2013.12.16

プリザードフラワーMini Xmasアレンジメント体験教室

 12月14日講師の濱田節子さんをお迎えしてプリザーブドフラワーアレンジメントの体験教室が開催されました。
プリザーブドフラワーとは、新鮮な花や植物を特殊な手法で加工し、生花のような風合いを長期間楽しめるお花です。

 

 まずは花材選びから。濃い色、淡い色 色とりどりのお花や装飾に皆さん迷いに迷われてとても賑やか。

 

さあ!体験教室の始まりです。
濱田先生の優しく丁寧なご指導の下、とても和やかに進んでいます。自由に楽しんで欲しいという先生のご指導に皆さん楽しみつつも真剣。集中しています。

 

約1時間半後ステキな作品たちが完成しました。
同じ花材や花器を使っても皆さんの個性や豊かな想像力で個々に違った作品になっていてとても興味深く、アレンジメントって本当に面白いと感じました。先生も「皆さん本当に甲乙つけがたい素敵な作品が出来上がりましたね」とおしゃっていました。参加した方々からも『本当に楽しかった」「こんな可愛いアレンジをとってもリーズナブルにさせてもらえて嬉しかった」など大好評。皆さん笑顔で帰られました。

 

今週末には第2回・第3回が催されます。また只今当センターに於いて濱田先生とお仲間たちの「小さなアトリエのフラワーデザイン展」を開催中です。プリザーブドフラワーやシルクフラワーの素敵なアレンジメント作品が展示されとても華やかです。12月23日(祝)まで展示していますので、素敵なお花たちに癒されに是非皆さま当センターにお越し下さい。

(清水)

news 2013.11.26

菊の花

 先日、色々な花を持って来て下さる方が立派な菊の花をお持ち下さいました。品評会でも入選したことのある菊の花は、色鮮やかで華やかな印象を受けます。

 

 画面左の大きな菊は、国華茜雲という種類です。完全な黄色に見えますが、その名の通り少しだけオレンジ色がかった黄色をしています。画面右の手前の2つはドーム菊・一番奥が晴れ姿という種類です。私は、菊というと画面左の黄色の花をイメージしますが、菊にも様々な色と種類があります。

 画面は様々な菊を集めて撮影した写真です。なんだか菊の花を見ていると落ち着きますね。実は、菊は日本の国花なんです。だから、日本人にとっては馴染みの花であり、落ち着くのかもしれませんね。

 (和田)

news 2013.11.10

熊野古道モデルウォーク

 熊野古道世界遺産登録10周年を来年に控え、プレイベント「熊野古道伊勢路霊場めぐりモデルウオーク」が開催されています。先日私も松本峠コースに参加してきました。

      

大泊側登り口より登りますと苔むした石畳が現れます。江戸時代に積まれたもので「乱層のずら積み」という積み方で、一見無造作に積んだように見えますが、とても頑丈で崩れにくいように工夫された積み方だそうです。石畳の側面が見られるのは珍しく、ここ松本峠だけとのこと。驚くほどの厚みと、頑丈さに当時の苦労と技術の高さが伺えます。

   

松本峠といえば有名な鉄砲傷を負ったお地蔵さまが峠で出迎えてくれ、そのあとお楽しみのお弁当タイム!東屋からの絶景を楽しみつつ”美味しい熊野”が沢山詰まった古道弁当に舌鼓を打ちました。

下り始めて見えてきたのは明治時代の石畳。これは明治元年に木本と古泊(今の磯崎)の漁師さんが鮪騒動起こした際、代官所が罰として漁師さんたちに築かせたという石畳。この騒動の際、奥川吉三郎さんが地元漁師を守る為尽力された話を思い出し、140年余り前の話と石畳を目の当たりに出来ていることをとても感慨深く感じました。

      

松本峠を降りて紀南デザインセンターで休憩後、産田神社と花の窟神社を巡りツアーは終了しました。

ぶらり古道・名所歩きもいいですが、やはり語り部さんのお話を聞きながら歩くのは格別で、充実したモデルウオークでした。あいにく今後の古道ツアーはすでに定員いっぱいになってしまったようですが、来年10周年の企画の際には是非参加されてみてはいかがですか?お勧めです!

(清水)

news 2013.11.2

アサギマダラ

 紀南ツアーデザインセンターには、毎年秋になると綺麗なお客様がやってきます。裏庭にあるフジバカマを目当てに、渡り蝶であるアサギマダラが今年もやってきました。

 

 薄い紫の花がフジバカマです。左の写真は羽を閉じた状態です。右の写真のように、一度羽根を開くと本来の綺麗な姿を現します。毎年、10月中旬ごろ紀南地域ではみられますが、今年は暑い日が長かったせいか10月下旬に初観測できました。写真のアサギマダラは、よほど当施設のフジバカマが気に入ったのか、この日は一日中観測することができました。今年もあと何回この綺麗な姿をみられるか分かりませんが、来年も変わらずその綺麗な姿をみせに帰ってきてほしいですね。

(和田)

news 2013.10.24

キンモクセイの花

 当施設の裏庭には、キンモクセイの木があります。毎年、秋になるとオレンジ色の鮮やかな花を咲かせます。今年も無事きれいな花を咲かせてくれました。

 

 写真の通り、大きなキンモクセイの木に無数のオレンジ色の花が咲いています。キンモクセイの花が咲く季節は秋です。今年は暑い日が長く続いたり、急に寒くなったりの気候で、なかなか秋らしい季節を感じる機会が少なかったですが、キンモクセイの花をみて秋を感じることができました。

 

 小さな花びらが集まって咲いた花は大きくはありませんが、その数は圧倒的です。また、キンモクセイの花は香りが強く、昔はトイレなどの近くに植えられて芳香剤の用途もはたしていたそうです。派手さはありませんが、小さい秋を感じることができるキンモクセイ。是非足を運んでご覧になって下さい。
(和田)

news 2013.10.13

花の窟例大祭

 毎年、年2回行なわれる花の窟例大祭が先日行なわれました。今回も無事に御神体である巨岩に綱がかけられました。

 

 毎年2月と10月の年2回行なわれる例大祭ですが、この日も多くの人が訪れました。地域の人達が様々な役割を担って、例大祭を盛り上げます。

 

 左の写真の綱が例大祭で使われるものです。例大祭が始まる前から、地域の方々が受け継がれてきた手法で綱を作りあげます。まず、御神体である巨岩の頂上から綱をおろします。

 

 

 参加者の手によって引かれた綱は、左上の写真のように道路をまたぎ七里御浜までの長さになります。お綱を張るための途中にある鉄柱に綱がはまると、右上の写真にある鉄柱にお綱を繋ぎとめます。これで御神体から伸びるお綱かけの完成です。左下の写真のように、今回も無事お綱かけが終了しました。

 

 お綱かけが終わると、境内で神事が行なわれ例大祭終了となります。古くからの伝統や行事が今尚引き継がれていることも、熊野地域の特色のひとつです。花の窟のお綱かけも、古くから伝わる伝統の行事ですが、市外や他県の方など誰でも参加することができます。参加されたことがない方は、来年2月の例大祭に参加して、熊野特有の伝統を体験してみてはいかがでしょうか。
(和田)

 

news 2013.10.11

秋のデザインセンター

 今年の秋はいつまでも暑い日が続いて変ですね。
それでもどこからかキンモクセイの香りが漂ったり、柿や栗など実りだしてて、自然はちゃんと少しづつですが秋を感じさせてくれます。
そこで、ツアーデザインセンターも秋冬の準備。夏の簾戸(すど)から障子と襖に入れ替えました。

 

スタッフ総出で入れ替え。見た目より結構重いのでなかなかの重労働です。

入れ替え完了。すっかり秋冬の装いに変身です。

 

入れ替えた障子と襖から見える中庭も、スタッフ2人が草引きをしたので、写真の通りきれいになりました。
夏の間、気持ちいい風を入れてくれた簾戸は埃を落として雑巾がけ。来年の春までお休みです。
(清水)

news 2013.9.12

ゴーヤの種

 先日、東京からお客様がお越しになった際、スタッフYが面白い話をしてくれました。

 

 画面左の写真、何かわかりますか?実はこれゴーヤなんです。当施設でも毎年緑のカーテンとしてゴーヤを栽培しています。ゴーヤというと普通は緑を想像しますよね。しかし、熟しすぎたゴーヤは緑ではなく、写真のような鮮やかなオレンジになるんです。スタッフYが何やらお客様と話をしています。いったい何を話しているのでしょうか?

 

 話しの直後、何かをお客様が口に入れています。実は熟したゴーヤの種なんです。スタッフYによると、昔の人は熟したゴーヤの種を漢方薬として舐めていたそうです。効果があるのは種の外についている部分だけなので、種ごと食べてしまわないように注意しましょう。すっかりスタッフYと打ち解けたお客様様でした。知識豊富なスタッフYからの貴重な豆知識でした。

 (和田)

news 2013.8.21

熊野大花火

 毎年8月17日には熊野大花火が開催されます。今年は天候にも恵まれ、土曜日ということもあって多くの人で賑わいました。

 

 

 紀南ツアーデザインセンターにも、花火の日は毎年多くの方が訪れます。今年も花火当日は暑く、長時間休まれていく方も目立ちました。当施設自慢の、ご当地ジュースもたくさん買って頂きました。遠方からのお客様が多く、画面左下のカップルは岐阜と東京の遠距離恋愛中だそうです。また、当施設を訪れて頂いた方は、当施設の主であった、奥川吉三郎と熊野大花火との繋がりを知って頂き、熊野大花火に対する知識を深めて頂けたと思います。

 

 

 各地で、花火事故が相次ぐ中、熊野大花火は無事打ち上げられました。熊野に残る、独自の自然の中で打ち上げられる花火は、他の花火とは違い、独特の良さがあるといいます。とりわけ音と響きは、他では味わうことのできない、熊野の自然と花火師の技が織り成す独自のものです。毎年、多くの方が遠方から見にこられるのも、他では見ることの出来ない、熊野大花火の独自性に惹かれてだと思います。

 熊野大花火の起源は300年以上前ともいわれ、もともとは、亡くなった方の霊を供養する目的で始まりました。今年は、本来の目的である、追善花火からメッセージ花火まで、伝統を守りつつ新たな一面もみせてくれた花火大会でした。また、熊野大花火の名物である三尺玉海上自爆は、毎年カウントダウンがうまく合わないのが、お決まりでしたが・・・・今年はなんと、カウントダウンが大成功!個人的には、カウントダウン成功が今年の熊野大花火の一番の思い出です(笑)

 (和田)

news 2013.8.13

八日薬師

 毎月八日は薬師様の日です。今月の8日、ツアーでも訪れたことのある紀宝町の平尾井薬師堂へ行ってきました。

 

 特徴的な構図の平尾井薬師堂。写真左のように、薬師堂が石を背負うような形で残っています。別名「石負山仏願寺」とも呼ばれています。信仰熱心な地域の方々が、朝から薬師堂に集いお経をあげます。

 

 以前、ツアーで訪れた時も思いましたが、平尾井地区の方は信仰の心を大切にされています。和尚さんも「本気で信じることが何より大事。忙しくても、なるべく通い本気で信じることによって、仏様は救ってくださる」とおっしゃっていました。人間都合のいい時だけよく神頼みや仏頼みをしがちなので、日頃から見習いたいですね。平尾井地区以外の方でも通っている人もいました。地区の方は、「よその方でも信仰される方は来てもらってもかまわない」とのことでした。

 写真右の小学生の男の子も参加していました。お経の最中には、一緒にお経を唱えているのが印象的で、日頃から通っている様子が垣間見られました。地域の大切な心が受け継がれていく大事なヒトコマに感じられました。

 (和田)

news 2013.8.7

志ら玉の蒸したて

 熊野市木本町の記念通り商店街に、「志ら玉」というお店があります。和菓子屋さんで、看板商品の志ら玉がお店の名前になっています。

 ご主人・橋本勝己さんが志ら玉を蒸して作り、奥さんが笑顔で応対してくださって、ご夫婦でお店を切り盛りしておられます。

 

 お店は50年前に始まったそうですが、近所のご年配が「昔々は本町(古道通り)の方にあったよ」とおっしゃるのを聞いたことがあります。

志ら玉は上新粉で出来ていて、蒸したてはもちろん、蒸したてが少し冷めた頃のモチモチも、とってもシンプルでおいしい。朝からだいたい3時頃まで購入することができます。紀南ツアーデザインセンターでもご注文していただけますよ。

 ←お店のウインドーから覗けます(^^)

(小山)

news 2013.8.6

向井さんと綜絖

 木本町にある向井ふとん店を訪ねたら、向井浩高さんが奥でなにやら作っておられます。

 

 綜絖(そうこう)という道具だそうです。

 綜絖は、市木木綿を人力と動力で織り上げる織り機の一部で、800本ほどのたて糸を通して準備するために綜絖を取り外してお店に持ってきておられます。

この、たて糸を通す手仕事は市木木綿の柄を出す作業だそう。とても大事な工程ですね。向井さんは、まる一日あれば一反を織り上げることができるそうですが、その工程の半分くらいは、このたて糸の準備に当てられます。

 【綜絖(そうこう)】
織物製造の際、よこ糸を通す道具の道を作るためにたて糸を上げさせる道具(広辞苑より)

→こちらのツアー記録もご覧下さい!

市木木綿をなんとか継承しようと織りを習い、少しずつ新たな日用品を市木木綿で作っておられる浩高さんは、ご自分の家業のお布団に市木木綿を使ってみたいという夢もあったそうです。

 野良着などの日常使いの木綿として使われ続けた市木木綿は、三重県の三大木綿のひとつです。近年、その丈夫さが見直されファンも多いのですが、向井ふとん店、紀南ツアーデザインセンターに来てぜひその風合いをお確かめください。

(小山)

news 2013.8.4

浜の場所取り

 紀南ツアーデザインセンターの所在地、木本町は8月17日、お盆最後の追善花火で賑わいます。

 浜に出てみると、先月の早いうちからすでに沢山の場所取りのヒモがありますよ(^^)

 

 堤防では8月1日から桟敷席の用意が始まりました。

 
 

 この、熊野大花火は、もともと木本町の極楽寺の芝生で小さく行なわれていた追善花火が始まり。その歴史は300年遡れるとも言われています。

 盛んになってきたのは、大正12年に木本町の大きな家、奥川家(現紀南ツアーデザインセンター)と上田家の初盆が同時に行なわれ競演花火となり、仕掛け花火や66尺(約20メートル)の大柱松を立てて、白米ニ俵の懸賞付きで松打ちを行い、一万人という例年にない大観衆で賑わったことなどから、次第に熊野の最大のお盆行事として知られるようになりました。

 奥川家は、その後幾度も時代を経て、熊野の追善の大花火の発展に大きく貢献したのです。

 ←初代奥川吉三郎氏 

 当時の花火番組表や、こちらの吉三郎さんの写真は、旧奥川家である紀南ツアーデザインセンターに大切に飾らせていただいています。ご興味のある方はどうぞお寄りください。

 ただのイベントではなく、“追善”の花火。熊野の花火が大きな観光花火になっていても、必ず忘れてはならないことですね。

(小山)

news 2013.8.3

『北山川流域探訪』ツアー報告

 熊野川の支流“北山川”。台高山脈の日出ヶ岳と、大峰山脈の大普賢岳に源を発するこの川の周辺の流域にスポットを当てたエコツアーを行ないました。

とっておきの熊野 山村の暮らし体験講座 その三十七
『北山川流域探訪』
〜民話の地「百夜月」を訪ねて〜

●実施日  :【第一回目】平成25年7月14日(日)
●場所    :三重県熊野市紀和町〜奈良県十津川村竹筒〜和歌山県熊野川町九重
●インタープリター(案内人):東浩志氏(紀宝町鵜殿)、玉置倬生氏(十津川村竹筒)、玉置ひとみ氏(新宮市)
●協力    :三重・紀南エコツーリズム推進会より東氏(十津川村)、市川氏(御浜町)
●集合場所:九重
●参加人数:2名(津市、那智勝浦町)
●スタッフ :2名

●実施日  :【第ニ回目】平成25年7月21日(日)
●場所    :三重県熊野市紀和町〜奈良県十津川村竹筒〜和歌山県熊野川町九重
●インタープリター(案内人):東浩志氏(紀宝町鵜殿)、玉置倬生氏(十津川村竹筒)、玉置ひとみ氏(新宮市)
●協力    :三重・紀南エコツーリズム推進会より東氏(十津川村)
●集合場所:九重
●参加人数:8名(兵庫県、奈良県、和歌山県、津市、紀宝町、熊野市)
●スタッフ :2名 

 

 

 両岸が岩で硬く、透明度が高い北山川は、見事な渓谷や蛇行を繰り返す川景色が素晴らしいところです。地図やカーナビなどで確認すると良く分かりますが、三重、奈良、和歌山の3県がとても複雑に入り組み分断されている地域でもあります。
 道路が無かった時代、点在する集落は北山川によって結ばれていました。両親の漕ぐ舟に乗り対岸の小学校に通う子供、日々の生活物資や観光客を乗せて毎日行きかう団平船、プロペラ船、筏師の乗る筏が下り、また巡礼者も往来する、川を中心とした多くの賑わいがありました。
 九重と竹筒では、周辺の地域との繋がりや暮らしのやり取りを見て、聞いて、感じていただき、百夜月では民話に出てくる地を楽しんでいただき、東浩志さんの現在のお話を聞いていただきます。

 
 両日とも暑く良く晴れた日。一同、熊野川町九重集落に集まります。九重の延命寺で、この集落がご出身の玉置ひとみさんにお話しをお聞きしました。

 

 玉置ひとみさんに、この九重の約25年前の小学生が作った版画の民話絵本を呼んでいただき、九重・竹筒・花井(紀和町)・百夜月のことを身近に感じていただきます。小学生のころの集落での思い出話に一同とても興味をそそられました。当時の写真など沢山の資料で分かりやすく見せていただき、玉置さんの明るい雰囲気にお客様からファンが出来たようでした。

 ←玉置さんとお別れして、徒歩で竹筒へむかう

 北山川を眺めながら、川を上がります。流域は現在、沢山の道路工事の真っ最中で、平成28年の国体までにと急ぎで3つのトンネル工事が進められているのです。歩くと、沢の音や地形、どんな植物が生えているかなど小さな地域情報に気付きます。トンネルが出来て便利になり、ここを通り過ぎるとき、今日歩いたときに見つけた小さな出来事を思い出してください、とお願いしました。

 

工事のトラックを避けるためツアー両日とも日曜日に設定。 ↑トンネルの目印に、かまぼこ型にロープが着いています!このかまぼこの周辺は、葉が30センチは優にあるイワタバコがびっしりあります。

 今回、竹筒集落に残る古い石畳の生活道を通るのですが、ついに、この古道も道路工事のため取り払われてしまいます。実は、工期が早まりツアーの日よりも早く伐採にかかるとの情報を、推進会の東さんからいただき、慌てて工事団体による住民説明会に駆けつけました。竹筒総代さんの協力のもと、ツアー最終日の21日まで工事を待って下さることになり、無事の景観の中、古道を通ることができました。

 

 一同、最後の古道の姿をかみしめ歩きます!

 竹筒集落に到着、竹筒総代・玉置倬生さんと懇談しました。玉置さんのルーツや、当時の舟に何が運ばれていたか、流れてくる筏の下にもぐり遊んだことなど、印象的なお話しがありました。

これから向かう「なかみせ」という店舗跡は玉置さんのおじいさんが始めたもの。「なかみせ」は、40年ほど前までこのあたりの“百貨店”でした。

 
 

 「なかみせ」は、北山川の岸壁にあり、道路を基準にすると考えられない立地です。まさに、この周辺の川文化が活発だったかが分かります。子供の玩具、勉強道具から日用品、食品など何でも揃った「なかみせ」は行くのがとてもワクワクする場所だったそう♪(玉置ひとみさん談)。 一同見学。

 
 

 「なかみせ」近くに今もお住いのかたと立ち話。これから向かう、昔の船着場“オトヒメ”周辺の岩の名前をいくつか教えてくれました。微細地名と言って、釣り人やごく限られた範囲の地域の人が使う地名は面白いのです。

 今は舟の発着が無い“オトヒメ”岩からいよいよ川舟に乗り込みます。
「なかみせ」には観光客を乗せたプロペラ船と団平船が、“オトヒメ”には生活物資を積んだ団平船だけが泊まったそうです。

 

 また、オトヒメにはもう一つ重要な役割がありました。オトヒメ岩の頭に今も突き刺さって残る金属の棒があります。これは田戸(北山川流域沿いの地名)から下乗りの筏師が、一日かけて竹筒まで筏を流し、オトヒメに筏を繋いでおく為のものです。筏師は、オトヒメに筏を繋いだ後、なかみせ横の筏師宿に泊まるか、山道を歩き家路についたのです。

 川舟に乗り込み、対岸は三重県の百夜月へ。

 百夜月の案内人は、百夜月最後の住人、東弘教さんのご子息、浩志さんです。

 
 ←お昼を取らせてもらいながら、お話しに耳を傾ける

 

 百夜月に残る伝説の尼寺、紅梅寺へ。室町時代の宝篋印塔は小ぶりですが柔らかい雰囲気で美しいものでした。紅梅寺の本尊は地蔵菩薩です。現在も東さんが手入れ・管理されておられます。紅梅寺の歴史はベールに包まれているところがありますが、九重で読んでもらった版画絵本の物語と重なるところがいくつかあり、興味を持って散策できます。

 

 〈参加者のツアーの感想〉
●自動車道がないと想像してみると、川路の価値や人の繋がりがみえてくると感じた。
●車で前を取りかかるだけだった地域を歩いて実際に見られてよかった。小さな地域の越し方を垣間見ることができた。今後もTDCの益々の発展を祈る。
●地域で生まれ育った人の、日常の様々な話が良かった。普段は車から降りない場所を歩けた。
●知らないところが多い。色々な話を聞けて楽しかった。回った地域の良さがわかった気がする。行かないと分からないことが多かった。

 とても励みになるお言葉もいただきましたが、7月、暑いなかでのウオーキングは大変だったというお声もあり、川の状態と相談して違う時期に設定してみてもよいと思いました。また、それぞれの集落にもう少しゆっくり滞在して案内人のお話をお聞きしたいという感想がありました。

地域一つひとつの魅力をさらに大事にし、再度訪れることを検討できそうです。“ありのままの熊野”には、魅力的な歴史文化、魅力的な人の知恵が残っています。それらを大切にして、他にない個性を見せて魅力を高めていくのが紀南ツアーデザインセンターの大きな役割のひとつです。

 参加者の皆様、東さん、玉置さん、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 ←対岸に見える百夜月と、東浩志さん

(記録:小山)


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