過去の新着情報(2006.9.〜2007.3.)

最新の情報(2013.8.〜最新)はこちら
過去の情報(2013.4.〜2013.7.)はこちら
過去の情報(2013.2.〜2013.3.)はこちら
過去の情報(2012.11.〜2013.1.)はこちら
過去の情報(2012.8.〜2012.10.)はこちら
過去の情報(2012.4.〜2012.7.)はこちら
過去の情報(2011.12.〜2012.3.)はこちら
過去の情報(2011.9.〜2011.11.)はこちら
過去の情報(2011.4.〜2011.8.)はこちら
過去の情報(2010.12.〜2011.3.)はこちら
過去の情報(2010.9.〜2010.11.)はこちら
過去の情報(2010.4.〜2010.8.)はこちら
過去の情報(2010.1.〜2010.3.)はこちら
過去の情報(2009.10.〜2009.12.)はこちら
過去の情報(2009.4.〜2009.9.)はこちら
過去の情報(2008.10.〜2009.3.)はこちら
過去の情報(2008.4.〜2008.9.)はこちら
過去の情報(2007.10.〜2008.3.)はこちら
過去の情報(2007.4.〜2007.9.)はこちら
過去の情報(2006.4.〜2006.9.)はこちら
過去の情報(2005.10.〜2006.3.)はこちら
過去の情報(2004.6.〜2005.9.)はこちら

news 2007.3.10

熊野修験 春の峰入り

3月10日、那智青岸渡寺副住職の高木亮英氏率いる熊野修験の春の峰入りがおこなわれました。この行者の方々の山修行には一般の方々も参加が許されており、総勢200名を越える人が参加しました。

朝6時、日の出と同時に青岸渡寺を出発。少し早めのペースで大雲取越えを歩き、昼に新宮市熊野川町小口に到着。昼食休憩の後、小雲取越えに入り、熊野本宮大社に夕方5時に到着しました。距離にして30kmの道のりです。

先頭を行く行者さんが法螺貝を吹き、「六根清浄」を唱えながら歩きます。途中、靡(なびき)では法螺、九字、読経などの勤行が行われます。熊野本宮大社に到着して、この日最後の勤行をして一日が終了しました。

昨年、フランスからスペインのサンチャゴ・デ・コンポステラの大聖堂に続くカトリックの巡礼道を歩いてきました。そのときに、世界遺産登録されている信仰の道を実感しましたが、今回参加させていただいたこの修験道の行は、まさにサンチャゴの道と同じく信仰の道としての歩行でした。

これを皮切りに春から秋にかけて大峰奥駈けの行が続きます。毎年行われている熊野修験の行は、熊野の文化そのものを現代に具現化している、貴重な文化遺産であると感じました。

(橋川)

news 2007.2.27

バイカオウレン

熊野は今、バイカオウレンの季節です。熊野古道を歩いていても、そのちいさな花と出会うことができます。

写真は熊野市神川町柳谷の瀧神社のもの。境内を埋め尽くすように咲いているようすは、綺麗ですね。

(橋川)

news 2007.2.11

『思い出の矢ノ川峠を歩く』

熊野を楽しむ達人の会では、第14回例会として『思い出の矢ノ川峠を歩く』ツアーを2月3日に実施しました。この日は寒気が熊野まで南下してキリッと寒い一日でした。快晴で、何もかもが透き通るように美しい日となりました。定員9名に対して紀南地域から5名、和歌山県から4名の方が参加され、数十年ぶりという風景を楽しまれました。

峠手前の掘割を通る。ここは木材の搬出のために木馬道として作られたところです。(2月3日)
矢ノ川峠からは志摩半島まで望むことができました。

たくさんの方から参加申し込みがあったため、2月8日にも2回目のツアーを実施しました。この日は定員9名に対し、紀南地域から5名、四日市市から1名、名古屋市から1名、和歌山県から2名が参加されました。

峠の茶屋跡横で、記念撮影。(2月8日)

八鬼山越え(熊野古道)が熊野街道だったころ、矢ノ川越えは山仕事の人だけが通る険しい道でした。明治21年に新しいルートが開削され、矢ノ川峠の歴史が始まります。その後道路の改良が繰り返され、昭和43年にほぼ現在の国道の姿となりました。

その間に産業の発達、省営バスの運行、戦争、国鉄の全通など熊野地方は近代化の波に乗って発展してきました。矢ノ川峠は尾鷲方面へ向かう主要道路であったと同時に、時代ごとの往来の様子は地域の近代化を物語ってきました。

今では一部崖が崩れ、橋が落ち、路面に根石が露出している矢ノ川峠旧道を通行する人はほとんどいません。この道を歩き、熊野地方が歩んできた歴史とその中で暮らしてきた自分たちの生き方を振り返ることが『思い出の矢ノ川峠を歩く』のねらいでした。

16kmの道のりをゆっくり歩くと、連なる山々、はるかに見渡す熊野灘、鳥たちのさえずりに心が癒されます。参加者の方々は「50年前のあのとき・・・」という風に、実に鮮明に思い出を語ってくださいました。

(橋川)

news 2007.2.10

ある、死

昨日の午後、メジロの鳴き声が激しかったとスタッフが話しておりました。

今朝、メジロの死骸が表庭で見つかりました。特に目だった外傷もなく、羽が少々乱れている程度。昨日の泣き声はつがいの一羽の悲痛な嘆きだったのかも知れません。

自然界ではあたりまえのことなのかも知れませんが、日々顔を合わしてきた者としては悲しい気持ちを抑えることはできません。今、裏庭の一角で静かに眠っています。

(橋川)

news 2007.2.8

日の出

今日は『思い出の矢ノ川峠を歩く』ツアーの第2回目の実施日で、朝早く家を出ました。

熊野市街を出るころ、ちょうど日の出の時間でしたので、海辺に立ち寄ってみました。

もう随分北よりの方角から太陽が上がるようになっています。これまでは鬼ヶ城の南の海上から出ていたのですが。

(橋川)

news 2007.2.5

中家宣子 流木ひな展

  • 期間・・・・・2月5日(月)〜3月3日(土):無休
  • 時間・・・・・9:30〜17:00
  • 場所・・・・・紀南ツアーデザインセンター(座敷)
  • 入場無料

本日から桃の節句まで、熊野流木で作ったひな人形展を開催します。作者の中家宣子さんは紀州に生まれ育ち、山歩き、木や山野草の観賞、山菜採りなどを楽しむ自然愛好家です。流木アートの他、蔓カゴ、オブジェなど自然や季節を題材にした作品を作ってこられました。

今回は流木で作ったひな人形を多数展示しています。熊野の川と海に流れついた流木を人形に見立てて作品にしていますが、一つひとつが表情豊かで、おもわず微笑んだり見とれてしまったりしそうです。是非ご覧になってください。

(橋川)

news 2007.2.4

メジロ

あいかわらず毎日やってくるメジロ。先日はガラス戸に激突して、気絶してしまいました。しばらく介抱していると目をさまし、10分ほどして飛び去っていきました。

今日は洋ランの花にやってきて、蜜を吸っているようでした。

写真は洋ランのとなりの小木にとまっているところです。しっかりカメラを見つめていますが、そうとうカメラに興味を持っているようです。

(橋川)

news 2007.1.31

接客の心得

TDCが活動を開始してから2年半あまりが過ぎました。熊野の自然と伝統的な暮らしを楽しんでいただきたいとスタッフはがんばっています。

その間、店へ立ち寄られ、モデルツアーに参加された多くの方々からは教えていただくことが多く、TDCには日々知恵が集まってくるように感じています。

先日のスタッフミーティングで接客係りの担当から、お客様と接するときに思い描いている基本的な姿勢について次のとおり報告がありました。

丁寧に暮す、ということ

人は、自然の中で暮すことで、自然の恐ろしいできごとや、
綺麗な色、形を目にしてきた。
それらを大切に思う心があったから、神様を生み、人の暮らしの
より近いところへ自然をおくことができた。

そして道具。
人の手で、一つ一つ作られたおちゃわんや木じゃくしや、たらいやお釜。
それらを使い、朝のしたくをする。
道具で、食材で、自然をいただく。

道具には日本の四季が詰まっていて、
日本家屋には四季をとめておける間がある。
暮らしの中に、自然のいろどりができる。

めいめいがこれら道具にこだわりをもつことによって、
暮らしに家人らしさが表れる。
大切にあつかわれた道具からは、
自然のあたたかさがにじむ。

無理をしなくても、なんでも手に入る生活になった今の日本で、
豊かさとは、丁寧に暮らす、ということ。

さりげない、ごく普通の暮らし方の延長線上でお客様と接することからしか、本当の熊野らしさは感じていただけないはずです。しかし、今の時代はその「普通の暮らし方」を忘れてしまっているのではないでしょうか。

(橋川)

news 2007.1.26

初庚申

1月26日は初庚申の日です。

熊野市飛鳥町神上の庚申でも、祭りが行われました。

近くの光福寺の秋田住職がお経を唱え祈願をして祭が始まります。その後、日々この庚申の世話をしておられる山本さんのご自宅に地域の人々が集まり、餅ほり、食事などを楽しみました。

「熊野を楽しむ達人の会」では第13回例会としてこの庚申の祭に参加しました。形式化されすぎていない庶民の信仰が継承されている様子を見て、子供のころの地域社会や人のつながりを思い出しました。

このごろそういう心の安らぎを忘れてしまっていますね。日本のよき伝統と文化の一つとして、大切に守っていきたいものです。

(橋川)

news 2007.1.25

熊野川の絶景

熊野川はどこで見ても美しいのですが、昼島の上(かみ)で絶好のビュースポットを見つけました。

冬場は水が澄んで、水の青さがひときわ深くなります。写真中央の昼島の左岸は和田湾という入り江になっていて、かつて筏流しが盛んに行われていたころ、流木をためておく網場(あば)だったところです。

近々、和田湾の一部で護岸工事が始まります。この美しい風景が損なわれないように官民で長らく工法や工事の規模について話し合いを続けてきました。

また護岸を利用してエコツアーとしての川舟遡行の発着基点として活用するアイデアがあり、人と川の結びつきがよい形で深まっていってほしいと思います。

(橋川)

news 2007.1.25

七里御浜のカモメ

毎年冬になると、七里御浜にカモメがやってきます。浜で群れをなして休んだり、海面を漂ったりしているところを、ほとんどいつでも観察することができます。

たしか、ユリカモメはダイビングして魚を捕獲すると聞いていますが、このカモメはその習性はないようです。

(橋川)

news 2007.1.13

好日。熊野古道松本峠

今日は朝から快晴。冬の南紀は雪の降る日もありますが、おだやかな日はとても暖かです。天気に誘われて、松本峠に登ってみました。

途中、いつも古道の掃除をしてくださっている中本さんに挨拶し、峠で出会った御浜町の方はこのごろ毎日松本峠を歩いているそうです。さらに10名くらいの年配の方々のご一行、そして一人で展望所に向かう中年男性一人。関東からのお客様を案内する木本の人・・・。平日ですが、歩く人が多くなってきたこの頃は、熊野古道は人との出会いを楽しみに行くことができる所です。

今年は野鳥の数が多いようで、いろいろな鳥の声が林の中を飛び交っています。椿の木にはメジロが蜜を吸いにやってきていました。

 ちらほらと咲き出した梅

 苔が美しい石畳

 峠手前の登り道

 峠の地蔵さん

東屋(展望所)からは熊野の山並みが美しい

 椿にはたくさんのメジロ

歩いていると、心地よく風が通り過ぎて行きます。熊野古道を歩くのには、冬が最適かも知れません。

(橋川)

news 2007.1.13

那智四十八滝行

間もなく暦は大寒。この時期、那智では青岸渡寺の高木亮英副住職率いる熊野修験の那智四十八滝行が行われました。朝6:00、青岸渡寺本堂内にある如意輪観音と役行者の前で勤行して、まだ夜明け前の那智の深い森に入っていきました。

太古の昔から熊野の山中で山伏たちが行ってきた行は、明治の神仏分離と廃仏毀釈などの影響で一時途絶えていましたが、20年前から熊野修験が復興されて近年は多くの共鳴者を集めています。この日は滝行として那智四十八滝のうち19の滝を訪れて勤行を重ねました。

早朝から始まった行は夕方二の滝に到着し、その後最後の勤行をして終了したのが午後6時半近くになったそうです。

私はそのうちのいくつかに同行をお許しいただきましたので、その様子を少しだけですがここにご紹介します。

 飛瀧神社(大滝)での勤行

 夜見の滝での勤行

 陰陽滝での勤行

 陰陽滝で水行を行う高木副住職

 鳴伺多礼の滝での勤行

 布里智利滝での勤行

 青岸渡寺横から見る那智の大滝

「修験道の神髄は、一度死んで山岳という母胎に入り、修行を経て成仏し、新たな生を得てよみがえる『擬死再生(ぎしさいせい)』と、山中で得た力を里で生かし、神仏と衆生(大衆)の間に立って衆生の苦しみを受ける『代受苦』だ。」(http://www.asahi.com/kansai/kokoro/tomikoumi/OSK200612190027.html) うしろから拝見しているだけで戦慄が走るようような厳しさを目撃することができた、貴重な体験でした。

(橋川)

news 2007.1.1

謹賀新年

今年も新しい旅文化の創造を目指して、熊野を舞台に「ツアーデザイン」に取り組みます。どうぞよろしくお願いいたします。

1月6日(土)から通常業務に戻ります。お越しをお待ちいたしております。

紀南ツアーデザインセンター

news 2006.12.29

メジロのその後

この秋からTDCの裏庭のキンモクセイに居つくようになったメジロたち。毎朝、ミカンの半分に割ったものをあげているのですが、この頃は朝裏庭に行くと「早く置いてよ」とせがんでいるようにも見えます。

スタッフにも大分慣れて、近くまで行っても逃げなくなりました。下の写真は2mくらいまで近づいて、200mmの望遠で撮影したものです。周囲の様子を伺いながらミカンを食べるしぐさは、とてもかわいいものです。

油断するとヒヨドリがミカンを乱暴に食べて、挙句の果てには下に落としていきます。注意するとヒヨドリは急いで飛び去りますが、その様子をメジロはじっと観察していていて、メジロと自分の間にちょっとした仲間意識が芽生えたような気持ちになります。

(橋川)

news 2006.11.23

舎利木

山に詳しい方が磨き上げた舎利木を持ってきてくださいました。熊野の山中に眠っていた桜の舎利です。

形も見事で、玄関を入ってすぐのところに飾っています。一度ご覧になってください。

(橋川)

news 2006.11.18

メジロ

別段珍しい話ではないんですが、このごろTDCの庭にメジロが住み着くようになりました。5〜6羽のグループが毎日のように飛んでいます。

スタッフがメジロ用に無農薬のミカンを持ってきて塀の上に置いたら、おいしそうに食べています。木の繁みにおいたものは、周囲から見えないのでより安心して食べているようです。人の出入りがありますので、知らずに人が近づくと驚いて逃げますが、少し時間が経つとまたやってきます。

今日はキセキレイもやってきました。尾をフリフリ、雑草の種をついばんでいました。その他、ハクセキレイ、ジョウビタキ、、イソヒヨドリもいます。見てるとホントにかわいいですよ。

(橋川)

news 2006.11.17

山芋

山が紅葉で色づくころ、山芋のツルも枯れて、芋類が食べ頃となります。今日は登山ではなく山芋掘りに出かけた山川さん、大きな収穫物を持って帰ってきました。熊野市内の某所で見つけたとのこと。

とろろ汁何人分取れるかな?夕方お宅を訪問したのは言うまでもありません。すごいネバリで、出汁で割っても箸で持ち上げられるほど。

山芋さえ掘り尽してしまうほど食料難の時代もあったそうですが、こうして山の恵みをおいしくいただけることの豊かさを実感しました。

(橋川)

news 2006.11.16

サルナシ

ガイドの山川さんが、今日はサルナシを持ってきてくださいましたので、床の間と土間に飾ってみました。
サルナシはマタタビ科の落葉性つる植物で、語源は猿が好んで食べる梨のような実といった説や、猿が梨と間違えて食べるからといった説があるようです。

山川さんによるとキウイフルーツの原種だそうで、切ってみたところ、なるほど!そのとおりでした。

(森倉)

news 2006.11.04

ツルウメモドキ

生け花でもよく使われるツルウメモドキです。山に自生していたものを、『紀伊半島の紅葉ベスト4』のガイドをしていただいた山川さんが持ってきてくださいました。

大振りで立派な枝ぶりです。TDCの玄関をしばらく飾らせていただきます。

(橋川)

news 2006.11.04

紀伊半島の紅葉 Bコース

今日は『熊野発―紀伊山地南部の紅葉 ベスト4』のBコースの日です。1日のAコースとは場所を変えて、この日は大普賢岳の麓から行者還岳周辺です。大峰山脈の真ん中に入り込むと、この3日間で紅葉はさらに色づいて、ただ綺麗の一言です。

紅葉している山の向こうに、大普賢岳と水太覗が見えます。今日は上から見ても素晴しい風景となっていることでしょう。

こちらは、笙の窟を見上げたところです。この岩の下に、笙の窟や鷲の窟などの行場があります。

この尖った岩山が鉄山(1,563m)です。こういった山々を見上げながら、紅葉に染まった山の間を車で走ったり、渓谷に沿って歩いたりしました。昼の休憩は吊り橋を渡って行者還岳の真下の谷川の川原でした。

今日もまた、予想を大きく覆す美しい風景と出会い、「来年もここに来なければ」などと思いながら山を後にしました。

(橋川)

news 2006.11.01

紀伊半島の紅葉 Aコース

『熊野発―紀伊山地南部の紅葉 ベスト4』のAコースを実施しました。今年は暖かかったためか紅葉の発色具合がが良くなく、標高1,500mくらいの地点では緑の葉が茶色になって、すぐ落葉していました。

この1週間くらいはやや朝晩の冷え込みが厳しくなり、標高が低いところでは多少良くなってきました。そういう折、このツアーが実施されました。

現地に行ってみると、予想を覆してなかなかの紅葉です。好天に恵まれ、大台の中腹の森は赤、黄、茶、緑の木が入り混じって秋の散策にもってこいの一日となりました。中でも一台も車が通らない道をぶらぶら歩き、カラカラに乾いた落ち葉を踏みしめ、陽だまりを探して昼食の場所としました。わざわざ名古屋から来られた方にも、この道を大変気に入っていただくことができました。

谷の向いには行者還岳、弥山、八経ヶ岳、仏生ヶ岳、孔雀岳、釈迦ヶ岳などの大峰山脈が一望できます。写真は大普賢岳(1,780m)です。

暖かな秋の一日、のんびりと林道の紅葉ドライブと歩きでした。

(橋川)

news 2006.10.27

アサギマダラ

今年もこの季節、アサギマダラが観察できました。場所はTDCの庭です。フジバカマの花が好きなようで、ふわふわと飛んでは、花に降り立ちました。

昨年は11月1日にTDCのスタッフが熊野古道松本峠で発見しています。私自身は一昨年、やはり松本峠で出会いました。

アサギマダラは長距離を旅する蝶として知られています。マーキング調査によると本州から1,000km以上離れた沖縄県へ渡った事例や、台湾から日本へ北上した事例などが報告されています。

また関東以南では越冬も可能とのこと。この毎年熊野にやってくるアサギマダラの生態に興味が湧きます。

(橋川)

news 2006.10.22

志原川

今日はお昼過ぎから小雨が降り出しましたが、棹を差して走る昔ながらの川舟に揺られ、志原川下流域の美しい風景を楽しませていただきました。

 志原川には見事なヨシ原が広がります

志原川は御浜町と熊野市の間をまたいで流れています。この川は熊野市の金山を源流とする、長さ7kmの短い川です。熊野灘に流れ込む手前で、熊野市の池川を源流とする産田川が合流しています。下流部は広大な湿原となっており、見渡す限りのヨシ原と、雑木林広がります。

 ヨシ原は水鳥の格好の棲み処

ヨシ原を川舟で行くと、そこはまるで別世界。江戸時代にさかのぼったような、原風景があります。その自然の景色がすばらしいばかりでなく、ヨシ原は160種以上の生息が観察されている野鳥の棲み処になっています。また、一日に1haあたり7・5kgのチッソやリンを吸収して水を浄化すると言われます。

 珍しいハマナツメの木

雑木林の中にハマナツメという希少な植物が生えています。かつて日本の太平洋沿岸に多く見られたこの木は、現在では限られた所でしか見られなくなりました。

 右手にヨシ、左前にハマナツメの群生地

 昔は米を運ぶのに使われたという川舟

かつてこの志原川と産田川の下流部ではシジミ漁が盛んで、鮎やウナギも多く獲れたそうです。また、米を運ぶためにたくさんの川舟が行き来し、専門の川舟大工もいたと言われます。

 産田川下流部は川幅がこんなに広い

 ゆっくり、のんびり棹で走る川舟

この日船頭を務めてくださった清水さんを始め、多くの有志の方々が、志原川の自然を守るために熱心な活動を続けておられます。また、志原川の魅力を知ってもらうための機会を作っておられます。いつかその努力が実り、美しいヨシ原が守られ、きれいで豊かな川が回復することを祈りたいと思います。

(橋川)

news 2006.10.21

熊野の山

熊野の海を見渡せる、眺望の良い尾根道があります。今回はオタオ山〜烏帽子岩〜大蛇峰を歩いてきました。

 オタオ山から大泊〜木本方面

 烏帽子岩から新鹿を見下ろす

 大蛇峰から南の山々を望む

出発は大泊の清滝、終点は新鹿の弁天滝です。9時間がかりの歩行となりました。海を見ながら歩く山は、素敵ですよ。尾根道は適度に岩があり、快適でした。

(橋川)

news 2006.10.20

食欲の秋

熊野の山は、今がマツタケの盛り。山男氏がカゴ一杯のマツタケを持ってきてくださいました。

 熊野のマツタケです。

私がすごいと思うのは、こんなにたくさん採ってきたのに、当たり前の顔ですましていること。仕事が終わったら来る様に言い残して、マツタケを持ってさわやかにTDCを後にされました。

 すきやきをご飯の上に乗せて、マツタケ丼だ。

結局その日は、5人で全部食べてしまいましたが、後にも先にもこんな経験はもうないでしょう。マツタケだけで、腹いっぱいという体験でした。

中でもM嬢は10本くらい食べたんじゃないかなあ。活発なお人柄そのものでした。

山男さん、ご馳走様でした。

(橋川)

news 2006.10.15

新・熊野詣』 道中スナップ

8月に始まった『芳遠先生と行く新・熊野詣--尾鷲から本宮まで』は、10回にわたって熊野古道伊勢路を歩き、本宮大社を目指しています。途中、古道の周囲にある神社や寺を廻りながら、信仰の道としての熊野古道を実感することが、この旅の目的です。

 ガイドを務めてくださる渡辺芳遠先生

10月14日と15日に第5回目と第6回目が実施され、これで行程の半分以上を終えました。芳遠先生から講義を聞き、般若心経他のお経を唱え、宮司や住職の話を伺いながら歩く熊野古道歩きは、これまででは経験できなかったすがすがしい気持ちにさせてくれる旅となっています。暑さも雨も修行のためと、苦しいながらも何とか乗り越えてきました。

第5回目(熊野市有馬〜金山)と第6回目(御浜町市木〜阿田和)の道中、そんな気持ちで歩きながら見つけた場面を少し写真で紹介しましょう。

 産田神社の狛犬

    安楽寺の仁王像

 普門寺の山田住職

 普門寺の墓地の一角

 林松寺の服部住職

 林松寺にある崎久保誓一の墓

 阿田和にある道端の地蔵

 阿田和の上地地蔵

 阿田和神社の狛犬

 光明寺の山口住職

 山口住職の話を聞く

 芳遠先生の講義

宮司や住職の方々は、熊野古道の歴史や味わい方などについて話をしてくださり、わたしたち一行を暖かく迎えてくださいました。伺うお話からは、熊野信仰について学ぶべきことがたくさんあります。熊野三山を廻る観光旅行では見落としてしまうかもしれない大事なことが、実はここにあるのではないかと思います。

新・熊野詣は残すところ4回。しっかり信仰について学び、最終目的地をめざして歩きたいと思います。

(橋川)

news 2006.10.12

巨木・変木 番外

大普賢岳(1780m)に登ってきました。独特の容姿を誇る岩山で、山上ヶ岳、行者還岳、弥山、八経ヶ岳、仏生嶽、釈迦ヶ岳などの大峰山系と大台ヶ原が一望できました。見下ろす麓には広大な原生林が広がっています。

途中、いくつかの巨木に出会いました。人の手が入ることさえ拒むような厳しいこの山の自然が形成した森で、たくましく育っている木々です。


天然のヒノキです。


これも天然のヒノキですが、根元にはおそらく倒木更新によりできた空洞があります。


トガサワラと思われます。


ケヤキです。


トチです。

その他に、ブナ、ヒメシャラの大きな木がありました。また、数はほんのわずかですが、シラカバの木も発見。

山頂付近ではすでに紅葉が始まっています。来月始めには「熊野を楽しむ達人の会」でも大台、大峰方面の紅葉を楽しむ講座があります。そのころにはきっと山一面の紅葉を楽しむことができそうです。

(橋川)

news 2006.10.8

木本祭

今日、10月8日は熊野市木本町の氏神様、木本神社例祭の日。昨夜の宵宮に続き、今朝は早くから旧木本町の各地で本祭の準備が始まりました。

私も終日のロングラン取材開始です。今年の祭も盛り上がることでしょう!

祭は午前10時に木本神社本殿において神事が神妙に執り行われて始まります。祝詞奏上、神饌の儀、舞楽奉納、玉串奉典などが行われます。

 浦安の舞の奉納

神事が終わると、ご神体を乗せた神輿、だんじり、六方行列、よいや、元宮太鼓、子供神輿が神輿の渡御の御旅所である稲荷神社まで練り歩き、その後各町まで帰ってきます。

 水を浴びて神輿の出発

 独特の化粧と動きの六法行列

 ヨイヤの掛声で高く掲げる「よいや」

祭の間、伊勢音頭が声高らかに歌われ、木本の町は祭に揺れます。町の各所には「宿」が設けられ、祭関係者が休息をとったり、酒が振舞われたりします。

夕日に空が染まるころ、御旅所を出発した神輿は七里御浜に向かい、海で清められます。

 潮に浸けられた神輿

その後、再び神輿は街中を通って木本神社へ戻ります。到着は夜の12時ころ。神様の長い御旅の終了です。無事、ご神体は神社に戻られ、今年の木本祭が終了しました。

 境内で神輿を取り回す若者たち

今年の祭も良かったよ。昨夜の中秋の名月に劣らぬ明るい月が真上に輝いて、担ぎ手たちを照らし出していました。

このごろ普段は静かな木本の町ですが、この日ばかりは大勢の若者が繰り出し、1年分のエネルギーを出し尽くすかの勢いで町が活気づきます。町の長老たちもみなさんあたたかく見守っておられました。

かつての奥熊野の中心地としての賑わいを感じさせてくれるこの古風な祭が、いつまでも引き継がれていくことを願わずにおられません。

(橋川)

news 2006.10.6

プレ展示
くまの手仕事展 〜木と布と陶のある暮らし〜


木工 竹内健悟(工房 kigumi)


市木木綿
 向井浩高(向井ふとん店)


 畑中伊紀(馬明窯)

木工の竹内さん、市木木綿の向井さん、陶器の畑中さんの3人の作家が「くまの手仕事展」を開催されるにあたり、そのプレ展示が紀南ツアーデザインセンターで始まっています。座敷の1室を使って、すてきな作品をゆっくり楽しんでいただけるよう展示しています。是非ご覧にお越しください。

「くまの手仕事展 〜木と布と陶のある暮らし〜」は10月20日(金)から22日(日)の3日間、熊野市木本町記念通りのきのもと会館(電話0597-89-3336)で開催されます。

紀南ツアーデザインセンターでのプレ展示は、10月22日(日)まで開催しています。

(橋川)

news 2006.10.2

背負子

山のルート整備に尽くしておられる木本町の岡室さんが、手作りの背負子を作って、持ってきてくださいました。

ヒノキで出来ていてとても軽く、しかも背中にフィットします。また、背当てがありませんから、汗が背中にたまりません。荷物を運ぶためにとても重宝しそうです。

紀南ツアーデザインセンターではスタッフがこれから旅に出るときには、リュックをやめてこの背負子にしようかと、山歩きの夢が膨らんでいます。

(橋川)

news 2006.10.2

ツマグロヒョウモンのサナギ

美しい蝶、ツマグロヒョウモンの幼虫がサナギになりました。幼虫が家の腰板を這い上がり、3日ほど前にぶらさがったのですが、その後しっかりとサナギになりました。

よく見ると、銀色の棘が生えています。まるで金属のように、光り輝いてるのが不思議ですね。

もうすぐ羽化です。無事、成虫になって飛び立ってくれますように!

成虫の様子は以前にご紹介しました。こちらをクリックしてください。

(橋川)

news 2006.10.1

キジバト

TDCの庭に、キジバトがやってきます。

写真のキジバトはまだ雛で、雨が降っていますが、2羽仲良く親鳥が帰ってくるのを待っているところです。親鳥が口うつしで餌を与える様子はよろこびいっぱいで、親子の絆の強さを感じさせられます。

人の世も、こんな風に平和だとよいのですが。

(橋川)

news 2006.09.30

サツマニシキ

瀞八丁近くの林の中で車を止めていたところ、目の前をきれいな蝶のようなものが飛んできて、フロントガラスに舞い降りました。サツマニシキでした。急いでカメラを用意して、ピントを合わせて、撮影に成功。

 

探してもなかなか見つからないものに、こんなところでお目にかかれるとは!しかも、からだの裏側から見えます!

飛び方は、ハタハタとのんびりしていますが、低いところから10mくらいの高さまで飛び回り、なかなか行動範囲は広そうです。

サツマニシキは蛾の仲間。飛ぶ姿は優雅で、一見蝶のようにも見えます。

(橋川)


最新の情報(2013.8.〜最新)はこちら
過去の情報(2013.4.〜2013.7.)はこちら
過去の情報(2013.2.〜2013.3.)はこちら
過去の情報(2012.11.〜2013.1.)はこちら
過去の情報(2012.8.〜2012.10.)はこちら
過去の情報(2012.4.〜2012.7.)はこちら
過去の情報(2011.12.〜2012.3.)はこちら
過去の情報(2011.9.〜2011.11.)はこちら
過去の情報(2011.4.〜2011.8.)はこちら
過去の情報(2010.12.〜2011.3.)はこちら
過去の情報(2010.9.〜2010.11.)はこちら
過去の情報(2010.4.〜2010.8.)はこちら
過去の情報(2010.1.〜2010.3.)はこちら
過去の情報(2009.10.〜2009.12.)はこちら
過去の情報(2009.4.〜2009.9.)はこちら
過去の情報(2008.10.〜2009.3.)はこちら
過去の情報(2008.4.〜2008.9.)はこちら
過去の情報(2007.10.〜2008.3.)はこちら
過去の情報(2007.4.〜2007.9.)はこちら
過去の情報(2006.4.〜2006.9.)はこちら
過去の情報(2005.10.〜2006.3.)はこちら
過去の情報(2004.6.〜2005.9.)はこちら

三重・紀南
エコツーリズム
通信
三重・紀南
エコツーリズム

Web通信
常設ツアー
熊野川・北山川
カヌーツーリング
常設ツアー
熊野川町嶋津の
山歩き
木本 街歩き
地域の方による街案内
紀南ツアーデザイン
センター

ご連絡ください
季節植物
日記
神仏あれこれ
熊野
facebook