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news 2009.3.26

銭枡

 紀南ツアーデザインセンターのある木本町には、本町郵便局という小さな局があります。こちらの女性に両替などを頼むとたまにこの銭枡(ぜにます)が登場します。

 木の素材で仕切りは金属でできています。

 「案外つかいやすいよー」と銭枡のあつかいがとても自然です。

(小山)

news 2009.3.25

木のどんぐり

 熊野市飛鳥町に「家具工房 kigumi」を持つ竹内健悟さんは、熊野の若手の作家さんのお一人です。作品には、やわらかみのあるあたたかなデザインの家具や、シンプルな木工雑貨があります。TDCには普段使いに良い木皿やスプーン、バターナイフ、一輪挿しなどを展示販売しています。

 「どんぐりのキーホルダーが出来上がったよ!」とご連絡いただき見せてもらいに行ってきました。

 竹内さん。工房の横には清流、大又川が流れます。

 こちらが木のどんぐりキーホルダー。材はひのきだそうです。帽子のところはタモの木でできています。色はつけずに自然の木肌を活かします。仕上げにオイルを付けてまる一日さらしておきます。

 このように並べて吊って乾かしておられました。

 くるみ、ひのき、けやき、桜と種類もさまざまで楽しげです。使い込むうちに木の自然の油分でつやつやになり、くるみなど濃い色のものは本物のどんぐりそっくりになってくるそうです!

 遊びに行くと、作品を見せてくださるだけでなく、工房に現れるウサギや鹿のお話をしてくださったりおいしい野草や魚の話が聞けたりと、いつも気さくに応対してくださる竹内さん。熊野を愛し、なにより楽しんでおられる方です。

 今、愛知県長久手町で29日まで個展の真っ最中だそうなので、お近くの方は熊野の木工芸をどうぞのぞいて見てください。

(小山)

news 2009.3.23

 熊野市神川町碇(いかり)へ行ってきました。

 こちらには今も昔ながらの暮らしを続けておられる松田さんご夫妻がおられます。昨年の秋、「暮らしの道具を訪ねる」と題したツアーで松田さんのお宅におじゃまさせていただきましたが、その様子は、今月末にできあがる三重・紀南エコツーリズム通信にてご覧いただけます。

 さて、松田さんのご様子は・・・

 少し暖かくなったので、裏の倉の前でなにやら作業をされていました。

柴をナタで短く切り落とし、縄でくくっておられます。もちろん手づくりの縄です。くくったあと、トントンと地面で端を整え一箇所にまとめます。

 

ナタが見えますか?先がくちばしのようになっていて、ものを引っ掛けて取れるようになっています。その向うには、縄をくくりやすいように手製の木台に柴が据えられています。

 エコツーリズム通信の用紙をお渡ししてきちんと確認していただきます。

 松田さんは碇はなんにもない所やとおっしゃるのですが、こんな素晴らしい風景、営みは、ここ熊野でも実は少なくなかなか見られません。

 

 ところでこれは、松田さんの盆栽です。17、8歳のころ接ぎ木してつくったそうですが松田さんが現在93歳なので約76年ものです。

(小山)

news 2009.3.19

 今日の午後、山間部に出かけ車で走っていたときのことです。前方のガードレールの両脇に何匹かの猿が座っていました。別に珍しくない光景ですが、猿の写真を撮ろうと思って車を停めて窓を開けると、猿は一斉に道路を横断して、横の神社の階段を登ったり、木に駆け上ったりして逃げてしまい、動きが早くてカメラを構えたときにはもういなくなってました。

 でも、1匹だけ逃げずにジーッと鳥居の上からこちらを見ていました。

 この猿は逃げた猿たちに比べると体が大きくて全く慌てる様子がなく、悠然と構えて私を見ていました。ひょっとしたらこの群れのボス猿だったのかも知れません。あまりにも落ち着き、堂々としている姿は威厳も感じられました。

 私が2〜3回シャッターを押したら、ゆったりと近くの木の枝に飛び移り、山の中に行ってしまいました。この時、この猿のお尻が他のものよりも真っ赤だったことが印象的でした。

 別の場所でフェンスを登っている猿を見かけました。

 今度山間部に出かけるときは車の窓を開けて走り、カメラを膝の上にのせて、すぐに写真を撮れるように心の準備をして出かけようと思っています。

(宮本)

news 2009.3.17

売り出し

 午前中、熊野市神川町へ行ったのですが、町のご婦人達が歩いているのをいつもより多く見かけました。カートに乗ったまま二人(二台)で立ち話している姿もよく見かけます。

天気がええからかな?と思っていたのですが、本日は農協の売り出しの日だったようです。

 奥にチェンソーが並んでいるのが見えます。

 簡易のおくどさん。田舎らしい商品がならびます。

 皆さん、思い思いに商品を手にとります。

 私達はこちらのトイレ用ちり紙を購入しました。

少しの間でしたが楽しく買物させていただきました。山里にはのどかないい時間がありますね。

(小山)

news 2009.3.17

『熊野塾in熊野』を開催

この度、紀南ツアーデザインセンターではNPO法人 熊野生流倶楽部(事務所:大阪市)と連携し、「熊野塾in熊野」を開催いたします。

NPO法人 熊野生流倶楽部は、世界文化遺産に登録されている「紀州熊野地方」を定点に、ひとり一人が自らの生き方を見つめ直すきっかけを提供するこころのネットワークづくりのために設立・運営され、毎月大阪で「熊野塾」を開催しています。

今回、熊野生流倶楽部の理事長を務める満仲雄二氏と、紀南ツアーデザインセンターの三重・紀南エコツーリズムガイドとして活躍中の渡辺芳遠氏のお二人による「熊野塾」を現地熊野で開催する運びとなりました。

渡辺芳遠氏  満仲雄二氏


現代の日本は、神仏をはじめ自然、文化、信仰などに対する大切な心を失っているのではないでしょうか。熊野の魅力を通して、現代社会及び一人ひとりが本来持つべき心の在り方について改めて問い直す、貴重なセミナーです。

つきましては、下記のとおり「熊野塾in熊野」への参加者を募集しています。お申し込みは電話で受け付けております。ご参加をお待ちしております。


『熊野塾in熊野』

■日時:平成21年3月20日(金・祝)14:00〜17:00
■場所:紀南ツアーデザインセンター

■内容:
熊野塾1(14:00〜)「熊野の魅力とは」講師:渡辺芳遠氏
熊野塾2(15:00〜)「魂の羅針盤」講師:満仲雄二氏
熊野塾3(16:00〜)「世の再生…今なぜ熊野か?」(渡辺氏、満仲氏によるディスカッション)

■参加費:2,000円
■受付人数:30名程度まで
■お申し込み受付:紀南ツアーデザインセンターまでご連絡ください。
(先着順、定員になり次第、締め切らせていただきます。)

NPO法人熊野生流倶楽部ホームページはこちら⇒

(森倉)

news 2009.3.9

 まだすこし肌寒く、雨の天気がつづきますが、開花を待つ花の蕾が目立ってきました。鬼ヶ城などの桜もこれから楽しみですね。

 先週くらいに土から顔を出しました。

デザインセンターの裏庭にあるシャクヤクです。去年初めて花をつけました。今年はさらにきれいな花が咲いてくれそうです。

座敷から見えるツツジの木です。遠めに見ても蕾が白く目立ってきました。いつもは4月後半から5月半ばが見頃ですが、今年は蕾が早くふくらんでいます。

 事務所から眺める庭です。

この奥の方がツツジでまっピンクになって、ほんとうにきれいです。毎年眺めながら思うのは、3本のツツジ(正確には4本)がいつも同じ順序でじょうずに咲くことです。1本目が盛りになると2本目が6、7部咲きくらい、1本目が終わってくると3本目がふくらみだす、という具合です。昔の家人や庭師さんが、そのように植えたのでしょうか?順番にうつり変わるので、約1ヶ月花を楽しむことができます。

(小山)

news 2009.2.23

薪の中には・・・

 またまた、薪の話です。時々思わぬものが雑木の中にひそんでいるので、それをご紹介したいとおもいます。

 なんとなく、何かがいる気配のする薪です・・。


 中はご覧のとおり、細かい繊維と空洞があります。

 犯人はクワガタでした。人差し指ほどの大きさです。

 こちらはギチギチ。首の付根ですごい音をたてるんです。

 

木虫(きむし)と呼んでいます。この虫にはなにやら食に関する秘密があるようです。

(小山)

news 2009.2.22

整備・清掃活動

 熊野市の海岸沿いにある防風林で、新たな整備活動が始まっています。

 本日が2回目のこの活動は、毎月第4日曜日の朝8時半よりスタートします。発起人は、三重・紀南エコツーリズムガイドを務める山川さん。一足先に始まっていた鵜殿の防風林整備活動に感動した山川さんは、沢山の人に親しんでもらい、地元の人や熊野に来た人が安心して散策できる浜街道にしたいと、仲間をあつめて有志で行なっておられます。

 熊野市からはるか先の熊野川まで続く林のうち、山川さんたちが林野庁に取った許可は4km。数年間かけての作業になります。

 鎌を手に作業開始!

 イバラなどに気をつけめいめいに作業します。

 昔、ここがすばらしい松原であったころは、それぞれの家庭で生活に必要な焚き物を拾った為、小枝一つ無いようなきれいな道だったと聞いたことがあります。

 

 こちらも三重・紀南エコツーリズムガイドであり「熊野の自然を考える会」代表の花尻先生です。この整備作業では事前に花尻先生に希少な植物をお聞きして、印をつけていただいているそうです。

  

 ↑チェンソーを手に山川さんです。山のことなら何でも来い!整備活動もいきいきとしておられます。

 有志の皆さん!

 

 先はまだまだ!でも一日でとても様変わりする景色には、やりがいと充実感がありました。私は午前中にお手伝いさせていただきデザインセンターに戻りましたが、午後から予定のある方々以外はそれぞれで昼食をとったあと、さらに数時間作業されておられました。ご興味のある方はぜひぜひご参加・お問い合わせおまちしております。また、熊野の国道を通る際は(運転に注意しながら)きれいになった防風林を注目して見てくださいね。

(小山)

news 2009.2.20

マニラ麻の敷物

 三重・紀南エコツーリズム ガイドの尾中さんを訪ねた時のことです。なにやら庭にワラのようなものが沢山広げてあり、尾中さんが何かを作っています。側で見せていただくと縄を綯ったものを渦巻状にして、円形の敷物の様な物が出来上がっていました。

 仕上がった物の凹凸をなくす為に、トントンと木槌で叩いています。

 

 尾中さんは、
「これは“マニラ麻”言うて、水に強うて昔からロープとかにつこた(使った)んやけど、今でも店で売りやるから人によってよう使うやろね。乾燥したもんを叩いてから裂いて、縄を綯うんさ。」、
「山へ行くときに、これを腰からぶら下げて尻のとこへあてといたらどこへでも座れるし、ズボン汚れんでええと思うんやけど、明日山へ行くよってに試してみるわ。」、
「こっちの小さいのは鍋ややかんを置くときに敷いたらええと思うんじゃよ。まぁ何に使うか特に決まってないよ。」と言ってました。

 小さいもので直径13cm位から大きいもので30cm位のものが、この写真以外にもまだ沢山置いてありました。見ていて私も作ってみたくなったので、尾中さんに聞いてみたら「ええよ作ってみるかえ。」と。今回は時間が無かったのですが、機会があったら作らせてもらおうと楽しみが一つ増えました。

 紀南ツアーデザインセンターには尾中さんからいただいたものが、何枚か置いてあります。興味がある方はどうぞ、見に来てください。

(宮本)

news 2009.2.19

春を待つ、丸山千枚田

 冬の千枚田を写真に撮ろうと思い、出かけてみるとなんだか棚田全体がスッキリとしていました。後日、新聞で知ったのですが畦塗りの前に必要な「畦そり」という作業を棚田オーナーや一般参加者が行なったそうです。

 

 千枚田の中に通っている道を移動しながら眺めていると、田を耕し少し水がはいっているところもありました。

 ハート型に耕しているところも・・・なんだか楽しい感じがします。

 下のほうの田で数人の人が耕している姿が見られました。

 まだまだ、春のような温かい日と冬らしい寒い日が交互にありますが、この千枚田で作業をしている人の姿や田の様子をみていると、春がもうそこまで来ているんだなぁ〜と感じました。

(宮本)

news 2009.2.18

ネコヤナギ その二

 すてきなネコヤナギをいただきました。

 土間のあたりと座敷に早速飾らせていただいてます。

 有馬町の方にいただいた、赤芽のものです。
 こちらは紀宝町鵜殿の方にいただいた、青芽のもの。

比べてみると色の違いがよくわかります。どちらもやさしい色合いで見頃です。

(小山)

news 2009.2.16

薪割り姿

 いろんな方が薪割りを助けてくださるのですが、そのうち数人の割り姿です。(以外に個性がでてるかも?)

 まっぷたつ!御見事!

 スタッフも皆、交代でがんばります。

  さすがの貫禄。

 

 こちらは、“や”を使い木槌で叩いておられるところ。

 夏場は杉・桧をよく使いますが、冬は火持ちのよい雑木が大活躍!写真の奥に見えている、積んだ薪ひとかたまり分を1日で使うこともしょっちゅうです。最近新たな間伐材をいただいたので今特によく薪割りをする姿が見られます。

(小山)

news 2009.2.14

神川町のかき餅

 熊野市神川町の知り合いのお家を訪ねると、いつもおいしいかき餅をおやつに出してくれます。このかき餅は寒に搗くとおいしくできると言うことで、私が訪ねたお宅でもたくさん乾してありました。そこのお宅は一度に八升搗くそうです。

 「今は餅つき機を使うよっての、砂糖もよう混ざるし、搗くのはどってことないけど、餅を削るんは手伝いに来てもらわないと、ひとりじゃようせんねぇ。」そう言って、わたしに乾かしたお餅をお土産にくださいました。

  

 ↑白餅、よもぎ餅、淡い桃色の三色のかき餅です。

風があたるとひび割れるから、餅を乾かしている部屋は閉めきって、3週間乾かすそうです。

 乾燥しきってしまわないうちに専用の刃を使って薄く削ります。

 早速火鉢であぶってみました。箸で素早くこすってのばします。

 香ばしいかき餅の出来上がりです。

 このかき餅、私たちは油で揚げたものをいただくのですが、あぶったものもおいしいです。
なんと言っても自家製で、添加物の心配もなく安心して食べられというのが嬉しいことです。

 そして食べ出すとやめられない、おいしさの秘密は手間ひまかけて、じっくりと作られたからこそ味わいあるものになったのだと思います! 素朴でどこか懐かしく感じるこのかき餅は、神川町にいくと、よく食べさせてもらう機会に恵まれ、食いしん坊の私たちスタッフの密かな楽しみなのです。

(宮本)

news 2009.2.10

ネコヤナギ

 熊野市山間部を車で走っていて、ふと北山川の岩場に行ってみたくなったので、河岸に下りてみました。
夏に比べると水量が少なく、いつもなら渡れない岩場がこの日は楽々と渡れました。しばらく景色を眺め、写真を撮って過ごしました。行きには全く気が付かなかったのですが、帰りに岩場を渡っていると、ネコヤナギがたくさん咲きかけていました。

   可愛い姿に春の訪れを感じます。

 光が当たり、キラキラと輝いていました。

 ひと昔前にはどこの川にも沢山のネコヤナギが見られましたが、最近はどこにいってもネコヤナギが少なくなっています。こんなにたくさん咲いているのは本当に久しぶりに見ました。

(宮本)

news 2009.2.9

薪割りにまつわる話

 冬の寒い時期は薪割りにかぎります。特に大きく動くわけでもないのですが、一点集中して力を込めるため、ほどなく体があたたまります。

 さて、薪割りに欠かせない道具をひとつご紹介。

「や」です。この鉄の重みと形がお気に入りです。普段はヨキ(斧のことです)だけで充分ですが、乾ききってしまった為硬くなって割れにくい雑木や、節だらけのひねくれた薪に対しては、この「や」が登場します。

 写真のようにつちのこで叩いたり、木槌で叩きます。

 パズルを解くように、木の目に沿ってじょうずに打ち込みます。案外頭も使っておもしろく、キレイに割り飛ぶ薪には爽快感をおぼえます。

(小山)

news 2009.2.2

花の窟 お綱掛け神事

 日本書紀にも記されている花の窟は、イザナミノミコトがカグツチノミコトを生んだ際に亡くなった地とされており、その墓所と言われています。ここには社殿はありませんが、熊野灘に面した巨岩がご神体とされています。年に2回(2月2日と10月2日)の例大祭にお綱掛け神事が行なわれます。

お綱の長さは170mあり、高さ45mの岩上から境内にある支柱に掛けられ、さらに南側にある支柱(以前は御神木の松の木だった)に縄を巻きつけて、綱が張られます。

   

↑新しいお綱が引き上げられます。   ↑お綱は国道を越え、海岸まで皆で持っていきます。

  

↑波打ち際近くまで引っ張ります。              ↑お綱に触れると一年間、健康でいられるといわれています。

 

↑お綱を支柱に掛けているところ。  ↑支柱にかかりにくかった為、支柱の中から登って来た人の姿も見えました。

  

↑お綱を松の枝に掛けて横に渡します。         ↑余ったお綱が何重にも巻きつけて解けないように結わえます。

 ←地元の小学生が浦安の舞を奉納します。 

 無事にお綱賭け神事が行なわれた後は、玉串奉納や舞姫の浦安の舞いなどが行なわれ、最後に餅撒きが行なわれました。

 今回、この餅拾いの様子を写真に撮ろうと思っていたのですが、実は私は餅拾いが大好きなため、餅が宙に舞った瞬間には写真のことを忘れて、せっせと餅を拾ってました。おかげで今回は21個拾うことが出来ました。

(宮本)

news 2009.1.28

薪小屋のコウモリ

 紀南ツアーデザインセンターの薪小屋に住み着く(?)コウモリ発見です。

 朝、いつものように薪小屋に薪を取りに行くと、取った薪のあいだからごろんっと転がる黒い物体。

 よく見るとなんと小さなコウモリです。この前日、ごんごんと音をたてて薪を取っていると小さく“キー”と声がしました。ギチギチかな?と思っていたのですが、この2匹だったようです。

 茶色く丸まり雑木の粉だらけでかわいい。どんだけ写真をとっても起きず、びっくりするくらい大胆にねています。

(小山)

news 2009.1.24

メジロ

 紀南ツアーデザインセンターの裏庭にあるキンモクセイの木に、毎日数羽のメジロがやってきます。3年前の秋から冬の間、ミカンを半分に切ったものを枝に挿し、メジロにあげています。今朝もスタッフが朝、出勤するとミカンを食べに来たメジロたちが「チー、チー…」と催促し、待ち構えていました。

  

 一口ついばむごとに頭を上げてあたりの様子を窺いながら、食べ散らかさずに行儀良く、一袋ずつ順番に食べていきます。

 私たちスタッフが何もしないことがわかっているのか、側を通っても逃げずにおいしそうにミカンを食べるメジロの愛らしい姿は、センターに訪れたお客様もしばし見入ってしまいます。このメジロたちは3月くらいまで庭にやって来て私たちを和ませてくれます。

(宮本)

news 2009.1.20

ヤマガラ

 有馬町のあるお宅でヤマガラを見せていただきました。自然の鳥ですがよく馴れていて、ヒマワリの種を手に宙へかざすとほどなく近くに姿をあらわします。鳴いて仲間を呼びながら、注意深く様子を見て行ったり来たりします。それでもこちらが動かないでいると、やっと手にとまり種をくわえていきました。

 

 山の、苔のようなところに少しずつ隠すのだそうです。他には、コハナの実も好物です。

(小山)

news 2009.1.18

バイカオウレン

 昨日、熊野の某所で山道を歩いているときに、バイカオウレンを見かけました。渓谷沿いの日陰で湿潤なところに生えていました。花はまだ5〜6本でしたが、周りには葉がたくさんあったので、時期が来れば白い花が一面に散りばめられたように咲くことでしょう。 花の姿が見られないこの時期、白く可憐なバイカオウレンを見かけると、春が近づいていることを感じます。

バイカオウレンは漢字では“梅花黄連”と書きますが、花の形が梅の花に似ており、咲く時期も同じ頃、ヒゲの先が黄色く、根がつながっていることから、この名前がついたと言われています。

(宮本)

news 2009.1.12

熊野の硯石

 熊野市には硯の石の産地があります。石の名は那智黒石。名前はご存知の方もおられると思います。市内神川町神上(こうのうえ)で産出される黒色珪質頁岩のことで、平安のころからの歴史があり、“神上石”ともよばれていたそうです。

 石が熊野川を下って那智の浜で参詣者に珍重されたことから那智黒の名が広がったとされています。

 今、紀南ツアーデザインセンターではこの那智黒石をつかった作家さんを、展示を通してご紹介しています。
神川町在住の、三原恵美子さん。石の自然の風合いをいかした作品、三原さんの味がでている女性らしい丸みがめずらしい作品などがならんでいます。

 ご興味のある方はどうぞ期間中おこしください。本日より、18日(日)までですが、17日と18日の午後は三原さんにも会えるとおもいます。

 展示のようすです。
 
 

 期間中は三原さんの硯をお借りして、試し磨りをしていただけます。那智黒石のなめらかな磨り心地をあじわってみてください。書道などに携わっておられる方はもちろん、普段の生活ではなかなか硯になじみのない方も、デザインセンターの座敷でゆっくりと墨を磨りおろす時間を楽しんでいってください。

 「三原恵美子 那智黒硯展」
平成21年1月12日(月)〜1月18(日)まで 開館時間 9:30〜17:00
場所 紀南ツアーデザインセンター内【入館無料】

 (小山)

news 2009.1.8

山の神の祭

 1月7日、熊野市五郷町湯の谷の二ヶ所で山の神の祭があり、三重・紀南エコツーリズム ガイドの尾中さんがどちらも参加するとおっしゃるので私もご一緒させてもらいました。

 山の神の神事には女性は参加しないという風に聞いていましたが、「最近は女性も山で作業をする人や登山をする人らが増えてきたけど、ここは高齢化も進んどるし女性に手伝うてもらわな人が足らんよって、女人禁制なんて言うておれん時代になったのう。湯の谷は女の人も来るからかまんよ。」と尾中さんがおっしゃってくれたので、安心しました。

 最初に訪れた山の神は川の中にある大きな岩を背にして祀られていました。新しい年を迎え、今年一年山の神や自然が恵みを与えてくれるように、また山の作業の安全を祈願したり、感謝の気持ちを伝え、神事が行なわれました。現代は物が豊かで便利な世の中ですが、自然を畏れ、自然の恩恵に感謝するという事を私たちは忘れているのではないでしょうか。素朴な神事に参加したことで、私もこの一年、自然に感謝しなければと気が引き締まりました。

     

↑尾中さんがお供えの準備をしていました          ↑酒、果物、野菜、お餅、おはぎ等が供えられています

     

↑焚き火をしながら人が来るのを待ちます           ↑太い藤蔓が川をまたいで伸びています

  

↑5名の方が山の神に祈りを捧げています          ↑神事の後、お神酒を頂きながら焚火を囲み談笑中

 尾中さんはお供えを下げた後、数人に配るから少し遅くなるので、もう一ヶ所の山の神へは先に行っといてとのことでした。私が一人で行ってみると、神事がちょうど終わり、皆さんが食事の準備を始めているところでした。私が初めて祭りに加わったにも関わらず快く迎えてくださいました。ここでは14〜15人の人がおられ、随分とにぎやかでした。

  

↑この山の神は湯の谷の一番奥にありますが、道路のすぐ下で分かりやすいところにあります。

     

↑食事の用意をしているお母さんたち              ↑焚火を囲み皆で山の神の祭りを祝います

 「昔に比べたら祭りに来る人も減りこんでしもてのう、若い人はおらんけど昔からここの祭りは楽しいんやで。ほれ、これ食べやんし。まだようさん(沢山)あるよってのう、あんた若いんやで腹いっぱい食うてってくれよ。」と次から次へと沢山ごちそうになりました。そして「今度の12日は寺(慈雲寺)で初観音(講)やし、後で厄払いの餅ほりあるよってに、また来いされ。」と言ってくれました。

 現在、湯の谷の世帯数は20件足らずで、20〜25人くらいの人が住んでいるそうです。だんだんと住む人が少なくなっていますが、昔から行なわれてきた仏事や神事を行っている様子をみていると、私たちの世代のものが引き継いでいかなければならないと強く感じました。この集落は昔から山仕事に従事する人が多く、自然の懐の中で暮らしてきました。ここでずっと住んでいる古老の話を聞いてみると自然の恩恵や厳しさをよく知り、健康で暮らせることへの感謝の言葉が気負うことなく普通に話しているのが、印象的でした。

(宮本)

news 2009.1.6

オタオ山と烏帽子岩

 1月2日、この日も良い天気でポカポカ陽気で、絶好の山登り日和でした。

 紀南エコツーリズム・ガイドの山川さんと山の仲間の方と一緒に、比較的楽に行ける二つの山に行ってきました。題して“新春山登り「近場で楽しむ絶景巡り」”です。観音道〜オタオ山〜烏帽子岩〜佐田坂 大蛇峰登山口 のコースで周ってきました。

 最初に行ったのはオタオ山(509m)です。

      

 ↑ オタオ山の真下に見える集落は波田須町です    ↑大泊海水浴場、松本峠の東屋、七里御浜が見えます

 写真では分かりにくいのですが、この日は少し雲が出ていましたが、空気も澄んでいて七里御浜の彼方に串本大島が見えました。海も凪いでおり、海面がキラキラと輝いているのを眺めながら山頂で、しばらく景色を楽しみ休憩を取りました。

 次に目指すのは烏帽子岩(541m)です。

  ←烏帽子岩の上に立つ山川さん(奥)と仲間の方(手前)

  

 新鹿湾も澄んだ色をしていました。そして実際に烏帽子岩の上から肉眼で志摩半島が見えていました。写真の位置で言うと水平線の左側に見えていたのですが・・・

 

 烏帽子岩の上からも大泊海水浴場が見えます。魔見ヶ島(通称 マブリカ)もここからだと随分小さく見えます。
そして水平線が丸みを帯びているのがわかります。ここから海を眺めているとおもわず、「う〜み〜は、広い〜な、大き〜い〜な〜・・・♪」と歌ってしまいました。

熊野は季候が温暖なため、真冬に雪がチラついても積もったりすることがめったに無いので、風さえ吹かなければ山歩きを楽しむことが出来ます。今回もまた私の“とっておきの熊野”を楽しむ時間でした。

(宮本)

news 2009.1.5

七里御浜の初日

あけましておめでとうございます 

 紀南ツアーデザインセンターは本日(1月5日)より開館しました。

 昨年の1月1日は、紀宝町の子ノ泊山の山頂で初日を見ましたが、今年はごく普通に七里御浜の海岸で初日を見ました。お天気は良かったのですが、水平線に雲があり、なかなか太陽が顔を見せてくれませんでした。

    

  ↑ 魔見ヶ島(通称 マブリカ)が見えます         ↑ 日の出前の七里御浜 新宮方面

  ← 雲の上からようやく太陽が出てきました。

 海岸にはけっこう沢山の人が来ており、太陽が姿を見せると歓声があがっていました。
この日は新年の始まりの日に相応しい、暖かくて天気も良い日となりました。

本年も紀南ツアーデザインセンターをどうぞよろしくお願い致します。

(紀南ツアーデザインセンター スタッフ一同)

news 2008.12.28

熊野の暮れとお正月

 先人からずっと受け継ぎ、熊野にひっそりと生きてきた正月行事も今や姿を消しつつあります。自然や神仏に対する感謝の気持ちだけでも受け継がなければならない時ではないでしょうか。

 この催しは、いつも紀南ツアーデザインセンターに集まり、学習会などを開催している「三重・紀南エコツーリズム推進会」、「熊野古道ついたち懇話会」、「熊野古文書同好会」、「くまの縁側サミット」、「きのもと探検クラブ」の方々とご一緒に『熊野の暮れと正月』について学び、ご一緒に楽しむために開催しました。

講師の花尻さん

講師は熊野をあらゆる角度から何十年も見つめてこられた、花尻薫先生です。『熊野浦の地名と信仰』〜熊野の暮れと正月〜 というテーマで約1時間、講話をしていただきました。

年の瀬にもかかわらず、約30名の方々が参加されました。


このあと、有志の方が中庭で餅つきをしているので、みんなで参加です。

 


 餅をいただきました。つきたての餅は最高です。

スタッフも一緒に餅をつく。上手くつけるかな。


これまで紀南ツアーデザインセンターでは、熊野の自然や文化の価値を再認識する企画を提案し、熊野の良さを発見したり、その中から今のくらしについて考えてみたりする講座やツアーを「三重・紀南エコツーリズム」として実施してきました。

この活動がつづいているのも、センターに集ってくださる方々のお陰です。ありがとうございます。お陰様でセンター開所から五年目の新しい年を迎えることになります。あらためて心より御礼申し上げます。

 早速、床の間に鏡餅。

今年も紀南ツアーデザインセンターをご愛顧いただき誠にありがとうございました。センターは明日29日から1月4日まで、お休みをいただきます。新年は5日から営業開始です。

引き続き、来年もどうぞよろしくお願いします。

(紀南ツアーデザインセンター スタッフ一同)

news 2008.12.25

年の瀬の仕事

 紀南ツアーデザインセンターでは、新しい年を迎える大切な仕事のひとつがかまどの煙突掃除です。毎日よく使ったかまどにお礼をいって、一年間の煤をはらいました。

 今年の煙突掃除を引き継いだのはスタッフSです。

 煙突掃除の道具はワイヤーの先にブラシのついたものを使います。昔は、ブラシにシュロなどが使われたそうですね。

 スタッフMは、今年は梁(はり)の拭き掃除を担当しました。

 終わると一安心。来年も気持ちよくお客様をお迎えできそうです。

(小山)

news 2008.12.21

椎茸

 紀南エコツーリズムガイドの荘司健さんが、ご自分の山で採れた天然の椎茸を持ってきてくださいました。

 右から二番目が荘司さんです。

 同じくガイドの山川さんが、さっそく土間に置いてある木製の火鉢であぶりはじめました。黒白のきれいな傘で、汁気がたっぷり!とっても濃い椎茸の香りが漂います。

 

 ぬくぬくをほおばります。炭であぶった香ばしい味です。醤油に柚子をしぼって来館のお客様とおいしくいただきました。

(小山)

news 2008.12.16

熊野のガラス工房

 熊野市紀和町矢ノ川に、和田まひなさんの吹きガラス工房があります。

 和田さんの主な作品のひとつは、手に持つガラス玉やお花がかわいい“天使”の置物です。石川県の能登島で吹きガラスを学ばれ、平成15年に「吹きガラス工房Mana」をオープンしました。

 他の天使の作品。優雅でステキなものも見えます。

 現在、和田さんは天使作りに大忙しです。制作中にすこしだけおじゃまさせていただきました。

 1160度の高熱でガラスを溶かします。 天使のパーツを真剣な眼差しでとり付けます。 天使の髪のカールを丁寧に、手早く!描きます。 やわらかくまるみを帯びた“天使”が完成です。

 私が工房へ伺ったとき、今年初めて制作されたというクリスマスツリーをちょうど見ることができました。てっぺんには金箔入りの星飾り。螺旋のものは、炉の出し入れを何十回もくりかえし形をつける、とても手間のかかった作品です。泡入りのツリーも、色ガラスが所々に入ってきらめいていました。

 紀南ツアーデザインセンターでも和田さんの作品を見ることができますが、お近くにこられる際には工房も訪ねてみてください。12月の20日以降から、事前に連絡して向かうと和田さんの吹きガラスを体験することができます。和田さんの作品を見せていただきながら、すてきな作品作りに挑戦してみて下さい!

吹きガラス工房 Mana
三重県熊野市紀和町矢ノ川  tel : 05979-7-1239 ( 16時〜18時まで )

(小山)

news 2008.12.10

牛の一刀彫

 今年も、紀和町の藤岡貫二さんより、クスノキ一刀彫で来年の干支がとどきました。一つ1280円、デザインセンターにて販売開始です。

藤岡さんは、熊野の山歩きを楽しみながら、ご自宅の工房で木彫りの仏像を彫っておられます。年末に登場する毎年の干支は、やさしい表情で親しまれています。木肌がきもちいい、手のひらサイズです。是非お手に取ってみて下さい。

 来年も、良い年になりますように!

(小山)

news 2008.12.6

磯崎町の風景

 先日、船が浮かんでいる景色を見たくなり、熊野市磯崎町に行ってきました。ここは昔から漁業が盛んなところです。天気も良く港の景色や防波堤の上から見る、熊野の山々の景色など、久しぶりにゆったりとした時間を味わってきました。絵心のある方だったら、きっと気に入って思わずスケッチをしたくなるような景色だと思いました。

←港の入口にある赤い灯台が青い海に映えます。

 

↑何艘かの船が係留されていました。            ↑港の外側では釣り人の姿も見られました

  ←何艘かの小さな船が次々と港に戻ってきます。

 ←防波堤の上から山々が重なる景色が見えます。

 ←背中をあぶっていた3人のおばあちゃんたち。

 私が防波堤に行くときに見かけたおばあちゃんたち。作業もしていないし、会話をしている様子ももありません。私が帰ってきてもまだいるし、後ろ姿がすごくのどかな感じがしたので、思い切って聞いてみました。

 「こんにちは! おばちゃんらさっきからずっとそこにおるけど、何しやるん?」、「わたしら、風の吹かん温い(ぬくい)日は、いっつもここで背中あぶりやるんやよ。ほんで、ここの陽ぃ陰ったらわたしゃ、またあっちへ行くんさ。」・・・やっぱりのどかでした。

 磯崎はほとんど平地がないため、港を取り囲んで家々が斜面にへばりつくように建っています。畑は山のずっと上にあり、畑で取れたものを持って帰ってくる時や、畑へ肥料となる肥(こえ)など、物を運ぶときは何でも頭の上にいただいて運んだそうです。

約30分程、82〜93才のおばあちゃん達が若いころの話を聞かせてもらったところで、陽が陰ってしまいました。2人が家に帰り、93才のおばあちゃんが、まだ家へ戻るのは早いからと言って陽があたっている場所へと移動していきました。

久しぶりに磯崎町で見た海や町の景色はどこか懐かしく感じ、ここも“とっておきの熊野”の景色だなと感じました。風の無い暖かい日に行けばおばあちゃん達会うことも出来るし、また行ってみたい所のひとつとなりました。

(宮本)

news 2008.11.27

出版記念の集い

 紀南ツアーデザインセンターの熊野古道のエコツ ーリズムガイド、講座の講師として活躍していただいている渡辺芳遠さんが著書『芳遠と行く 新・熊野詣で』を出版します。それを記念して出版記念の集いを開きました。



紀南ツアーデザインセンターでは、2年前の平成18年8月から12月まで、毎月2回、計10日間をかけて、芳遠先生がガイドとなり、毎回神社とお寺を訪ねながら熊野古道伊勢路の馬越峠から熊野三山までを歩く講座を実施しました。

本来の熊野古道のあり方とは何だろうかと、当時、紀南ツアーデザインセンターのセンター長としてご尽力いただいた橋川さんが企画し、芳遠先生と思いが一致して実現した講座でした。
この講座は信仰の道として熊野古道を捉え直し、熊野古道の精神文化を意識しながら熊野三山を目指したものでした。

今回、芳遠先生が出版される本は、その10日間の講座の記録と、その先々で先生がお話したかった10回の講話をまとめたものであります。そして現在の世相を少しでもよくするために熊野古道の精神がその道しるべであると語られるこの一冊を記念して、出版記念の集いを持ちたいと思い、皆様方にご案内させていただきました。


お祝いの言葉送ってくださったのは、熊野古道語り部友の会会長、熊野の自然を考える会会長など、熊野の歴史・自然・古道を研究されてきた花尻薫さん。

熊野古道が脚光を浴びるずっと以前から、歴史的に重要な「道」として注目し、書物などに掲載してきた郷土史研究家、そして芳遠先生とも関係の深い芝崎格尚さん。

紀南ツアーデザインセンターを立ち上げ、今回出版する本の題材となったツアーを企画した橋川さんにお祝いの言葉と、芳遠先生と企画した10回の講座の思いなどをお話しいただきました。

右から、花尻さん、芝崎さん、橋川さん。

お祝いの言葉を頂いた後、著者の芳遠先生から出版する本の紹介を含めて、「人生いろいろ」と題した講話を1時間話していただきました。




会食&交流会の様子

 番茶で乾杯!にしご茶屋の料理をいただきました。

本の題材となった紀南ツアーデザインセンターで実施したツアー「芳遠先生と行く、新熊野詣 −尾鷲から本宮まで」を振り返る写真をスクリーンで流したり、その時参加いただいた方の思い出話を聞きながら、なごやかな交流会となりました。

スタッフから花束を贈りました。

みんなで記念撮影。

『芳遠と行く 新・熊野詣で』は、12月から販売されます。購入したい方はお近くの本屋でご注文ください。
紀南ツアーデザインセンターでも販売しています。

(森倉)

news 2008.11.24

かわいいお客様

 ご近所のかわいいお客様です。ときどき番茶を飲みにきてくださいます。今日は、近ごろTDCにやってきた碁盤を見つけ、さっそく兄妹でお手合わせ・・。覗くと、やっていたのはオセロでした!

(小山)

news 2008.11.23

鷲ノ巣池

 御浜町阪本集落の奥山の鷲ノ巣山(標高807m)があります。この山の標高650mの地点の谷間にある“鷲ノ巣池”に久しぶりに行ってきました。

 この池は今から約160年前に作られたものです。険しく切り立った岩場に石積みをして谷の水を堰き止め、阪本地区が水不足になると村の若者がこの池の底に作られた樋(堰き止めた水の栓)を抜き、水を流しました。

 私が行った20日は、ちょうど池の周りの木々が色づいていました。

 

 今回は池の水が少なくなっていました           奥は水を堰き止める堰堤になっています

 ← 水が少なくなると池の樋が見えます。樋は松で作られています。 

 池の堰堤に雑木が生えています              

 

崩れかけた堰堤を見ると石積みと粘土の層が交合に見られます。現時点で堰堤の石積みの隙間から沢山の雑木が生えています。木の成長に伴って根が広がり、風が吹いて木が揺れるとだんだんと積まれた石が浮いてしまい、根っこごと木が倒れて、石積みが崩れてしまいこのような状態になります。

   

20m近い高さに石が積まれています   この穴から池の水が流れ出ています

  池の水が満水になると余った水が右側の水路を流れます

 水不足に困り果てた村の人々やその窮状を何とかして救いたいと考えた、阪本の庄屋、小原源七郎は紀州藩に池を作るために願い出ました。そして池を造る許可を得て沢山の人々がこの工事に携わり、山中に寝泊りする小屋も作られました。今も小屋があった場所などが残っています。

 また現代のように重機や道具が便利な時代でも、この場所に池を作るとなると大変な工事となるでしょう。江戸時代の人々が石を割り、それらを一つひとつ運んで石を積み上げ、わずか半年の期間で完成させていますが、ここを訪れるたびに工事に携わった人々の労力が私たちの想像をはるかに超え、計り知れないものだったと思います。

   

 天気が良ければ鷲ノ巣山からは御浜町の海岸線の景色、尾呂志の川瀬〜栗須方面や、鷲ノ巣池(白い矢印のところ)が見渡せます。

 この池は簡単にいける場所ではないので、あまり人には知られていませんが、もし登山をする人が鷲ノ巣山に行く機会があれば是非立ち寄ってみてください。

 池が作られた場所や地形、池の規模、石積みの技術のすばらしさ・・・この池から自然、歴史、文化など様々なことが考えさせられます。そして今、この池をなんとかして後世に語り伝え、残して行こうという思いをもった人々が活動を始めようとしています。

(宮本)                                

news 2008.11.22

山の仕立屋さんバザール

 「山の仕立屋さん」という、柿渋染めを専門にした工房でバザールが開かれています。

  ←榎本さん。

 工房主は、熊野市金山町に住む、榎本さんご夫妻です。3年寝かせる柿渋作りから、衣服のデザイン、縫製、ボタン作りなどを一貫して手がけておられます。

 バザールは開催中で、今月30日(日)までです。柿渋染め製品(期間中は半額!)のほか、小物やスカーフ、旅で集められた珍しいネパールのお面や曼荼羅、バリの絵画などが出品されています。

 場所は、有馬町から311号線を進み、金山トンネルを越えしばらく行くと、右手に上の写真の看板がでてきます。

 沢山の柿渋染めが並ぶご自宅のギャラリーです。

       

 柿渋染めは、古くから日本人になじみのある染色方法で、酒袋や番傘、家の材の防水、防虫など広く生活に用いられました。漁師さんも網などに柿渋を使ったそうです。

 ‘太陽に干せば干すほど色が濃くなる’と言う柿渋染め。長年熊野で制作活動を続けておられる榎本さんの柿渋製品を、この機会にぜひご覧になってみてください。

(小山)

news 2008.11.20

松茸

 松茸の季節も終わりました。これは、この秋松茸採りの名人に見せていただいたものです。

 ビックリサイズですね!

 でも、今年は特に一番不作の年とのこと。山に松の木が減り、以前は松茸山と呼ばれた場所なども最近はまったく採れなくなっているそうです。

 もう1つは軸がとっても立派でした。

 この秋もお客様や語り部さん、お世話になっている方々に沢山の実りを見せていただけました。私たちは、日本がこんなに四季折々で豊かだったということを最近忘れがちです。今ある食材を大切にして、季節のものを少しずついただけるような暮らしも大事にしたいですね。

(小山)

news 2008.11.18

上地さんの干支

 有馬町在住の上地芳弘さんは、趣味で伊勢型紙を彫っておられます。伊勢型紙とは柿渋で固めた和紙に模様を彫刻し、着物の柄を染める型紙のことです。趣味といっても、その作品は評価が高く、熊野のいろんな施設から展示会に引っ張り凧です。

 先日も、『第60回 みえ県展』にみごと入選! 作品は20号(116×76cm)の大作、大峰山の「千年杉」です。
12月6日(土)から21日(日)まで三重県文化会館にて展示されるそうですので、近くに行かれる方は、是非ご覧になってみてください。

 さて、今、上地さんは次の大作にかかる前の中休みとして、来年の干支の色紙をほっておられます。

 ご自宅の作業場です。

 下にある柿渋色の紙は見本ですが、そこから上地さんなりに牛に工夫をして、より肉みのあるように切っておられました。秋も深まったとはいえ、熊野はまだあたたかいので‘干支’ときくともうそんな季節かとおどろきます。

 上地さんが細部まで工夫をこらして切った作品、「熊野古道 荷坂峠」です。

(小山)

news 2008.11.15

「にしはどっち!」

 「にしはどっち」とは、以前、立間戸谷で偶然見かけて以来とても気になっていた生きものです。

「にしはどっち?」と訪ねると方角を指し示してくれる、ということを有馬町池川の方に教えていただいたのですが、このときの「にしはどっち」は真っ黒く固まってまったく動く気配がありませんでした。ますます不思議に思い、池川在住の仲森増穂さんに尋ねると、数日後、偶然掘り起こした「にしはどっち」をデザインセンターに持ってきてくださいました。

   はじめて見る、動く「にしはどっち」です!

  

にしはどっち!                にしはどっち!

大きな声で尋ねるのがミソです。おもしろいので、気が向いたら熊野の山や畑で見つけてみてください。

(小山)

news 2008.11.9

碇のおまつり

 今日は、熊野市神川町にある碇(いかり)のおまつりでした。

碇は、松田千畝さん(92歳)ご夫婦、松田健さん(75歳)ご夫婦の4名が暮らす小さな集落です。ひと山こえたお隣の集落、奥地から助っ人1名、デザインセンターから2名、ガイドの山川さんご夫婦がおまつりにくわわりました。

 碇のおまつりというのは、この山寺権現伏拝(やまでらごんげんふしおがみ)という遥拝所の祭りのこと。言い伝えのある、神川町の歴史には欠かせない古くからの場所です。松田千畝さん始め、碇の方々が毎年毎年、大事に続けている神事です。

  お供え物をします。お賽銭をあげ拝みます。 千畝さんは玉串を用意しておられます。 こちらは碇の奥さん2人が搗いてつくった鏡餅です。

 

 千畝さんが帽子を取って丁寧に拝みます。続いて碇の方と私たちが、千畝さんより玉串を受け取り、供え、拝ませていただきました。

 続いて一人ひとりにお神酒が振舞われます。

  これでつつがなく、今年の神事がとりおこなわれました。

 

 「ちょっと早ないかえ?!」と笑いながら早速お供えをたばります。社務所のなかで、ささやかな振舞いをしてくださるそうです。番茶とお神酒、お菓子を用意してくださいました。

 

 まつりにはケンカがつき物で、おそろしいやら賑わうやらのう。
 でも、ケンカはだいたい決まった者2人くらいやなかったか?(笑)
と、昔のおまつりの様子や碇の話、銘々の兄弟の話などを聞くことができ、楽しく時が過ぎていきました。最後に千畝さんが、「今年は9人も集まってくれて、よう賑おうた。」とおっしゃいました。

 

(小山)

news 2008.11.6

久しぶりのカヌー

 紀南エコツーリズムガイドの野々下さん、市川さんの案内で、来年の春に実施予定のカヌーツーリングの下見を行ないました。場所は北山川で、熊野市紀和町の木津呂〜小川口をカヌーで下りました。TDCスタッフ3名が同行しましたが、カヌーに乗るのは一年振りなので、ベテランのお二人には気を使わせてしまったことでしょう。

 ←野々下さんが颯爽と進みます

 ←スタッフの一人が市川さんと二人艇に乗りました

 ←岩場に近づいてみると・・・

 ←あちこちにリンドウが咲き始めていました。

カヌーに乗ると川舟に乗ったときよりもさらに、水面に近い目線になります。また自分で漕いで進むので、自然の中に入り込んでいることも体感します。岩場に近づいて植物を観察したり、行ってみたいと思う場所におのおのが近づく事が出来るのもカヌーの魅力のひとつといえるでしょう。

 ←この日はとても暖かく絶好のカヌー日和でした。

←ジェット船が通ると波が来るので、納まる迄待ちます。

←昨年のツアー、『筏師の道を歩く』で、北山川の渡しでお世話になった南さんが河原にいて、スタッフの一人が声をかけてもらいました。

←3時間弱の川の旅が無事に終わりました。

今回、カヌーで下りながら秋の草花を沢山見ることができたことも感激でしたが、ジェット船や川舟では味わえない、マイペースなゆったりとした時間の流れを体験出来ました。また野々下さん、市川さんが北山川、熊野川を愛し、カヌーを楽しんでいるのがひしひしと感じられました。 来年の春、是非カヌーに乗って見てください。いつもとは違った世界が広がります。 

(宮本)

news 2008.11.4

もうすぐ発売

 紀南エコツーリズムガイドの渡辺芳遠さんの本、『芳遠と行く 新・熊野詣で』がもうすぐ発売になります。

 平成18年8月から12月までの5ヶ月を毎月2回、計10回に分けて、熊野古道伊勢路の馬越峠から本宮大社まで、渡辺さんが語り部として10数名の参加者と共に歩きました。その際に、ただ歩くのではなく毎回必ず神社とお寺に詣で、全員で「般若心経」を唱え、渡辺さんが詩を吟じ、講話を行ないました。そのときにもっと話したいことがいろいろあり、それをまとめたのがこの本です。

 本を手にする渡辺さん

 紀南ツアーデザインセンターに贈呈して下さいました。

 書店での発売は12月からになります。

 「芳遠と行く 新・熊野詣で」で熊野三山に続く信仰の道、熊野古道周辺のお寺や神社、史跡などが語りかけるものに気付き、耳を傾けてください。世界遺産登録された熊野古道を歩いて、新しい熊野詣でを楽しんでいただくきっかけになることと思います。

(宮本)

news 2008.11.3

シマサルナシの実

 少しずつ秋が深まってきました。実りの秋と言う言葉のとおり、山の恵みではアケビ、ヤマグミ、フユイチゴなども目にする機会がありました。山に行けばまだまだ私たちが知らないものも沢山あることでしょう。

 今年も紀南エコツーリズムガイドの山川さんと幼馴染の山川さんのお二人が、シマサルナシの実を採って来てくれました。高い木に登り、かなり苦労したと言うことです。

 

翌日、ガイドの山川さんがシマサルナシの飾り付けをしてくれました。

      

センターを訪れる大半の人が「初めて見る」とおっしゃるので、輪切りにして見てもらいました。

 ←どこかで見たフルーツですよね。

シマサルナシの仲間にシナサルナシ(中国原産)と言うのがあるそうです。キウイフルーツはこれをニュージーランドで改良したものと言うことですが、大きさが分からなければキウイフルーツそのものですよね。

←こちらは、キウイフルーツです。

シマサルナシは果実酒にするととてもおいしいそうです。センターで飾り終えたら頂いて浸けてみようと思っています。

(宮本)

news 2008.10.31

秋の立間戸谷

 いつの季節も素晴らしい、立間戸谷の屏風岩と屏風滝です。

 ここは熊野川の左岸にあたる、紀和町下和気。ガイド無しでは危険な行路ですが、アサマリンドウやアケボノソウなど秋の山野草が所々で出迎えてくれます。また、道中いくつかの滝を見ながら行くことができます。

 
  源助滝。(私は女性らしい滝だと思うのですが。)

 今回、帰り際に立間戸の神社跡のように見える場所に寄りました。道からは分かりにくいのですが、草むらをかき分け入ると、きちんと小道と階段がありました。鳥居などはありませんでしたがイチョウの木が三本、境内に植わっています。

 ヒトツバのびっしり生えた大きな岩が見えます。  境内の石塔。

この石塔にはそれぞれ‘文政五年’、‘弘化二年’と刻まれていました。かつてこの付近に住んだことのある90歳代の方お二人にお聞きしても、子供の頃から社はなく、歴史などもわからないとのこと。現在立間戸には家が1件しか残っていないようですが、当時は5、6件あったそうです。集落の神様か、山の神様だったのでしょうか。

(小山)

news 2008.10.28

アサギマダラ

 デザインセンターの庭に咲くフジバカマの白い花に、アサギマダラが集まってきました。



 



 

春に
北上し、秋に日本列島を南下していく「渡り」をするチョウとして知られているアサギマダラ。
今日は南下の途中に熊野に立ち寄ったのでしょうか。天気もよく、気持ち良さそうです。



センタースタッフのMは、「今日は一番多いかも」と言って興奮気味です。

(森倉)

news 2008.10.24

実り

 実りの秋です。熊野では、山好きの方々が忙しそうに出かけては、小さな秋の印をうれしそうに見せてくださいます。

 アケビです。これはすこし黒っぽいです。 

 割るとゼラチンの様な果肉に種がたくさん。ほおばるとほとんど種ばかりですが、果肉は甘く、鳥も大好物です。

 こちらはムベです。綺麗な紫。

 ツルウメモドキです。

まだ青いですがこれからはじけて中から赤い実が顔をだします。全部真っ赤な姿はすごく綺麗なので楽しみです。毎日毎日デザインセンターの土間ではじけています。

(小山)

news 2008.10.19

添谷山

 今年も台高山脈にある添谷山へいってきました。

 台高山脈の‘台’は大台ケ原の‘台’、‘高’は高見山の‘高’とのこと。1500m前後の山々はちょうど紅葉が始まりかけていました。秋の季候は歩きやすく、空気も凛としています。

 ヒメシャラ。岩から太く、強く伸びていて力強さを感じます。

 ミヤマシキビです。

 月夜茸。これはだいぶたけていますが若いと椎茸似です。毒なので注意。

 ルリセンチコガネ。糞や死骸、朽ちた茸を食べます。

 添谷山山頂付近の桧。洞のある巨木です。今年も会えました。

 上と別の桧ですが、こちらもなかなかの巨木。皆再会を喜び合います。

(小山)

news 2008.10.14

「森の講座」を開催

 10月は「三重の森づくり月間」です。特別講座『熊野の森を語る』〜山の恵みに生きる〜 が紀南ツアーデザインセンターで開催されます。
 
 講師は三重・紀南エコツーリズムガイドとしても活躍している花尻薫さんと、荘司健さんです。お二人に熊野の森と山の恵みについての話を伺いながら、森について改めて考えてみます。ご来場をお待ちしております。

詳しくはこちらをクリック⇒

(森倉)

news 2008.10.13

ホコリタケ?

 森には、現代生活では普段遭遇しない、思いもよらない生物がいるものです。秋晴れの気持ちの良い朝、山へ出かけると遭遇したこのキノコ、「以前熊野市五郷町で見かけたホコリタケによく似ている・・。」

 五郷町で見かけたものは、季節は6月でしたがもっと茶色く粉が噴いていて、たたくと粉が煙のように立ち昇りました。これはたたいても粉がでません。

 このように幹に付きます。メレンゲのお菓子の様にもみえます。

 少し調べてみると、ホコリタケにもいくつか種類があり、これは「ホコリタケ」か「ノウタケ」に似ている、と思いました。

 

(小山)

news 2008.10.9

極早生

 本日は、御浜町神木のすぎもと農園、中納さんと和泉さんが、冬のパンフレットの撮影でデザインセンターにいらっしゃいました。

 

 カゴのみかんは極早生(ごくわせ)。紀南地域では今が旬のみかんです。座敷・土間などを使っての撮影でした。

(小山)

news 2008.10.6

瓢箪の作り方 その3

 いよいよTDCの瓢箪作りも山場をむかえます。今回はTDCから2人、大丹倉瓢箪愛好会から3人の、5人体制です。雨模様は心配でしたが心躍りながら丹倉への道を行きます。思えば、今年3月の『池川展』から始まり、5月の苗植えから実の生る様子までいろんな方に見守られた瓢箪。その間、TDCは皆さんに瓢箪を超えてたくさんお世話になりました。

 さて、丹倉の瓢箪はうまくできているでしょうか。

 
 なんと・・・、大変です。すごいことになりました。  皆手にゴム手袋をはめて、そおっとはこびます。  掛流しの山水がありがたい!タワシを手に作業開始。  甘皮なんてあるんですね、指とタワシで落とします。 

 しかし、においの表現にこまりますが、強いて言えばお墓のお花の水をかえる時のにおいでしょうか。それをもうすこし、大きくした感じです。この時点ではなかなかにおいには慣れませんが、何より大変なのは次の種抜きです。針金・BBQ用の串などを使いかなり根気良く根気良く、掻きだします。水分が入った瓢箪の重みも掛かります。

  こちらが種。

 大丹倉瓢箪愛好会の川村さんによると、今年は3週間浸けたにもかかわらず腐りがたりないそうで、種の周りの白い綿(硬質)がなかなかの強敵となり、一つあたり何十分もかかります。なかなか抜けぬものは30分以上はかかったでしょうか。水をジョウロで注ぎ、掻き出す、振り出す、を繰り返します。

 「ちょっと一服しよらい。」笑顔にほっとします。  誰が一番多くできたかな??

 たいへんな作業でも冗談を言ったりしながら始終なごませてくださる瓢箪愛好会の方々。ひねり曲がった瓢箪を、「これはとてもいい形ですね」と誇らしげに見る川村さんや、これもおもしろい作業やねと笑うおばあさん達と一緒にいて、充実感たっぷりの一日となりました。
5人がかりでなんとかTDCの分の種を抜き終え、計22個をたずさえて帰宅します。

 帰ってきたTDC瓢箪その1です。奥には夏に良く茂った瓢箪棚がみえています。皮はまだしっとり重いですが、天日によくかわかして、からからの、金色の瓢箪が出来上がるはずです。

 変わった口元のものが一つ。
 実の段階で管理が悪く、虫食いはこうなります。

 

 

 完全に乾くまで、毎日晩には軒先に入れ、朝になったらお日様にあてます。     〈おわり〉

(小山)

news 2008.10.5

栗饅頭

 今日、スタッフの一人がTDCで販売中の栗を使って栗饅頭を焼いてきてくれました。この栗饅頭、実は毎年皆のひそかな楽しみなのです。

 栗を砂糖で炊き甘露煮にします。それを白あんでくるみ、小麦粉・卵黄・練乳・重層で作った生地で包み180度で15分ほど焼いてできあがり。

 
  

こちらは渋皮煮です。とくに手間暇がかかりますが本当においしい。栗も完全無農薬、添加物一切なしのお菓子です。

(小山)

news 2008.10.3

銀寄 (鹿も大好き!)

 今年も紀和町産の銀寄(ぎんよせ)が入荷しました。つやつやしてきれいな栗で、果肉もしっかりとしています。お菓子用に使われることも多いそうですが、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?!

 ご近所の方に人気で、これは追加注文の栗です。
 とっても大きな粒です。

(小山)


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