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news 2009.9.22

栗を入荷しました

 今年もTDCで紀和町の栗の販売が始まりました。

 今年もたっぷり持ってきてくださいました。

‘銀寄’1kg、800円です。朝の4時から鹿と猪と競走で拾うそうです!そうして朝採れたものをすぐに持ってきていただいています。

ツヤのある立派な栗です。早くから予約を入れてくださっていた近所の方がぞくぞくと取りに来られています。今日、今回三度目の入荷がありましたが・・・こちらも売り切れです。採れ始めなので、これからもまだもう少し入荷いたします。

 この機会にどうぞお買い求めください!

 鹿も大好き!

(小山)

news 2009.9.21

展示会開催中

 熊野市紀和町の陶芸家、大場邦昭さんの個展「入鹿窯の陶器展」が開催中です。27日(日)までですのでご興味のある方はどうぞこの機会にお越しください。

 
 花入れが並びます。
  奥から擂り鉢、捏ね鉢、足付鉢。
 こちらは新作の陶板です。灯明台も作品です。
 大場さんの思いが詰まった置物‘ピラミッド’です。

 大場さんは期間中、毎日午後1時から会場に来られます。大場さんが陶器の素材に使う鉱物などの話をじっくり聞くことが出来ます。整体など体のことにも詳しい方なので、健康についてのお話をしに来られるお客様もおられました。お近くに来られた方はどうぞ大場さんの陶器の世界を楽しんでみてください。

(小山)

news 2009.9.20

彼岸花

 お彼岸の頃に見られる彼岸花。ここのところ朝夕が随分と涼しくなりましたよね。そしてこの花が咲き始めると秋が日毎に深まって来たことを感じます。

 「きれ〜い!」とおもわず声を上げてしまいました。

 ここからもっと奥の方に進んでみると・・・

 立ち入れないほど隙間なく咲いています。

あまりにも鮮やかなので、かなり長い時間見入ってしまいました。この場所はあと1〜2日は見頃だと思います。

(宮本)

news 2009.9.17

つけばり

 これはなんだと思いますか?はえなわ漁の「はえなわ」ですが、熊野川では「つけばり」と言います。この時期など、主に夏から秋にかけて漁をします。

 この木箱は石と糸と針を入れるためだけの道具です。中の石はおもりで、糸を縛った先には針が付いています。浮きを付けて、川舟から石のおもりを川へ投げ入れて行きます。石そのものを縛っている糸は、細く切れやすいものにします。糸を引き上げるとき、川底などに引っかかったら石だけ取れやすいようにとの工夫です。

 主にうなぎを獲るものですが、ウグイやチヌ、ナマズやスズキが掛かることもあるそうです。エサは鮎やエビ、ハゼで、一晩だけ浸けて置きます。

 驚いたのは、一つひとつ針をしまう穴があるところです。絡みませんし、ちゃんとしまっておけば使うときはサッと使えます。丁寧な道具ですね。

 三重・紀南エコツーリズムガイドで川舟船頭の谷上さんです。つけばりさばきもお手の物。川では舟の動きに合わせて針を落として行くそうです。

(小山)

news 2009.9.5

黄金色の丸山千枚田

8月15日の記事の写真では、稲穂が色づいていませんでしたが、約2週間ちょっとで稲穂はすっかり黄金色に色づき、秋の景色に様変わりしていました。この日は雨が降っていたため霧がかかっており、遠くの山々は見えませんでした。

 この写真は9月2日に千枚田を訪れた時のものです。

稲刈りが済んでいないところは丸山千枚田の保存会が管理をしており、明日6日に開催される「丸山千枚田稲刈りの集い」で、千枚田のオーナーさん、保存会や地元の小中学生によって刈り取られます。

 

ここも同じ丸山ですが個人の田んぼです。雨が降る中、刈り取った稲を“サガリ”にかけていました。

 

この田んぼの脇に杉の木が数本あります。私が歩いているとその木からサルが5〜6匹逃げていきましたが、写真を撮り終えて戻ってくると、また先ほどのサルたちも戻っており、杉の木のそばの小さな田んぼの稲をしごきながら食べている姿が見られました。

私が犬の鳴き真似をすると稲を引っこ抜いて束を銜えて逃げるものもいれば、悠然と座り込んで食べ続けているものもいます。そこへ田んぼの持ち主が来て、「あの田ぁはサル用に残したぁるんやよ。シシ(イノシシ)もサルもなっともならんわ。サガリかけたぁるのらも引き抜いて行くんやよ。」と。

千枚田に行くとそこらじゅうに電柵が張り巡らされていますが、丸山全体の稲刈りが済むまでのあと数日、本当に管理が大変なようです。

(宮本)

news 2009.9.4

ひょうたんの観察

今日、木本小学校(地元では略して木小と呼びます)の4年生16人と引率の先生2名が理科の時間に、センターで生っているひょうたんの観察をするために訪問してくれました。

木小でも何本かの苗を植えたそうですが、この夏は天候不順の日が多かったせいか、上手く育たず実が生らなかったそうです。センターでも3本植えた苗のうち1本が育ちませんでした。

 裏庭は生徒達の元気いっぱいな声で賑やかです!

 じっくりと観察してスケッチします。

 こちらの長いひょうたんは去年とれたものです。

男の子たちはこの長いひょうたんがかなり気に入ったようで、他にもたくさんあるのをみせてあげると何人かの子が脇に抱えたり、バットの代わりに構えてみたりと楽しそうにしていました。

(宮本)

news 2009.8.31

どんぐり

今日で8月も終わりですが、日中はまだまだ厳しい暑さが続いています。ツアーの下見で出かけた山の中で、どんぐりがたくさん落ちていました。これを見ると秋は確実に近づいてきたんだなと実感しました。

風が吹いて落ちたのでしょうか?まだまだ青い実でした。

(宮本)

news 2009.8.29

鬼瓦

 紀南ツアーデザインセンターの裏庭に古い納屋が残っています。母屋は明治20年に建てられたものですが、納屋の方はそれよりも古いそうです。この納屋の屋根の瓦は当時から葺き替えをされていないので、かなり年代ものです。

 納屋の全景です。

納屋の棟の両側には鬼瓦が据えられています。悪いものが入ってこないように厄除の意味があるそうですが、両側の鬼の顔は神社の狛犬の様に口をあけたものと閉じたもので“阿吽”になっています。

 南を向いている鬼瓦は口を開けています。

 北を向いている鬼瓦は口を閉じています。

このような鬼瓦は、木本町でも大変珍しい物となっています。センターに来られたときは裏庭に出て、ぜひ見て行って下さい。

(宮本)

news 2009.8.28

瓢箪作り

 今年も瓢箪がよく生りました!全部で7つ(今年は2苗にしました)。去年の苗は、小さく連なったもの、ながーいものなど大小様々でしたが、今回の形はでっぷりとしたダルマさんのようです。

 

 まずは、ちゃんとできているか確認します。一番くびれた所を両手で力いっぱい押して、へこまずカンカンに硬ければ採りどきです。

 ←力いっぱい押しています。

 後はナタか剪定ばさみで蔓2cmほどを残し刈り取りました。ずっしりとしていて小さな赤ちゃんくらいの重さがありそうです・・。

 さて、今回、加工の為向かうのは、TDCに瓢箪のおもしろさを教えていただいた有馬町の池川という集落です。こちらにあるお宅のうち園田さんにお世話になることになりました。池川に入り、園田さんの家まで歩きます。

この先にお宅があり、さらに進むと石畳になった生活道があります。

 
 

 園田さんご夫婦と一緒にさっそく瓢箪作りを始めます。ナタか剪定ばさみで蔓のあとをきれいに落としてからしっかり支えて穴を開けます。そしてその後、長い棒で中をつつき、底まで棒を通します。中までよく水が浸透するように、ということだそうです。この作業は去年のメンバーではしませんでしたが、園田さんなりの工夫のようです。

 ←棒でつつく。

 お庭の水槽をお借りします。実は園田さんも瓢箪作りの名人!よく作っていたときに使っていた水槽だそうです。

 

 瓢箪が浮かないように板で押さえ、その上に石とブロックを乗せます。でもプカンプカンと瓢箪が顔を出してくるのでなかなか苦戦します!私も写真を撮っていないで、この後参戦!しました。

 隙間に木の杭を打ち込んだりして、なんとか水槽に収めることができました。今から一ヶ月弱、腐るのを待ちます。

(小山)

news 2009.8.27

八丁坂

 先日、少しだけ峠にある防空壕のことにふれましたが、今日はこの八丁坂の道を紹介します。

 

↑ その昔、杉板が満載された牛車が頻繁に通ったという道には今も石畳が残っています。この道にはよく見るとわだちの跡が残っており、当時は盛況だったことが窺えます。

 

↑(左上)水が流れるところなどに掛けられた切り石は長さ約1.2m、幅20〜25cm、厚さ約20cm。このようなところが至るところに見られました。(右上)八丁坂の峠です。先日、載せた記事の防空壕がこの近くに残っています。

 

↑八丁坂には牛車などが通る幅の広い道と、その半分の道幅で人が歩く山道とがあります。車道の方は大回りをしているので山道に比べるとかなり距離があるそうです。

 ←道案内をしてくださった西村慶吾さん。

 西村さんは、現在84歳。今も頻繁にこの八丁坂を小阪から新鹿まで歩いています。私達はこの道がもっと荒れて草などに覆われて歩きにくいだろうと思っていたのですが、私達のために西村さんが直前に草を刈ってくれていたのです。

 西村さんはこの道を歩くときはいつも草を刈ったり、倒木などがあれば除けたりしながら進みます。自分が少しでも歩くことで、道が埋もれてわからなくなってしまわないようにと思っているからです。西村さんは多くのことを語りませんが、一緒に歩いているとこの道を大切に思い、残して行きたい思っているのが伝わってきます。

 県道、新鹿―佐渡線から新鹿町が一望できます。

 西村さんは人を案内して歩くのは今回が初めてだということですが、機会があれば是非また西村さんと一緒にこの道を歩いてみたいと思います。

(宮本)

news 2009.8.25

薪のカット

 お世話になっている方々にいただいたシイやカシやサクラなどの雑木を、これからの季節に備えてカットします。

 いつも間伐材や倒れた木をいただいています

 三重・紀南エコツーリズムガイドの山川さんがチェンソーを携え応援にきてくださいました。

 

 朝晩がだんだんと涼しくなってきたので、これから合間を見て薪割りをしていきます。

(小山) 

news 2009.8.24

八丁坂の防空壕

 八丁坂は熊野市山間部の飛鳥町小阪から海岸部の新鹿町に通じています。この八丁坂には現在の県道、新鹿―佐渡線が整備される前の旧道が今も残っており、地元に住んでおられる西村慶吾さんの案内で歩いてきました。旧道は明治に整えられたもので牛車も頻繁に通ったと言うだけあって道幅が約2.5mほどあります。峠は堀切と呼ばれていたそうで、峠を越える人はここで休憩をとったということです。

 堀切の先は新鹿町までの下りが続きます。

 この峠で昼食をとっているときに同行していた小阪出身の方達が、「戦時中に兵隊さんがようけ(たくさん)小阪に来て、八丁坂へ防空壕を掘りに行っとったらしいのう。どこなんやろか?ここらかいのう(この辺りかな)?」と西村さんに聞いてみると、「この堀切の尾根から少し下にある」と。早速行ってみると峠から程近いところで見つけることができました。

 山の斜面に何やらポッカリと穴が開いていました。

 防空壕の入り口は高さ約1m20〜30cm、横約2m程ありました。

 中は思ったよりも深く、奥行きが4〜5mありました。

 岩盤をくり貫いてあり、崩れてくる心配はなさそうです。でも、なぜこんな山の中にたくさんの兵隊が来て、わざわざ壕を掘っていたのか不思議に思い、一緒にいた方達に聞いてみると、米軍が新鹿に上陸したら八丁坂を越えて山間部にも来るだろうということで、それに備えたらしいとのことでした。

 一見して何もない熊野の山中に兵隊が来て壕を掘るほど、当時は緊迫したものがあったのでしょうが、戦争を全く知らない世代の私には想像がつきません。人知れず山の中に残っているこの防空壕の様に、戦争の爪痕がまだ熊野のどこかにもあるのだろうな・・・などと思いながら、八丁坂を新鹿目指して下りました。

(宮本)

news 2009.8.23

稲刈り

 熊野市波田須町は国道311号線沿いにあります。JRの線路や民家の多くが国道より下にあり、海岸近くまで棚田が続いています。先日、この町を歩いていると稲刈りをしている人の姿や田んぼに“サガリ”(はさがけ、はさかけとも言います)をしている風景が見られました。

 黄色く実った稲と青い海がとてもきれいでした。

 この日は、気温も高く日差しも強かったので作業している人も、大変だったと思います。でも稲刈りの様子を見ると少しずつ秋が近づいているのが感じられました。

 

(宮本)

news 2009.8.21

鈴虫

 ご近所の方が、7匹の鈴虫を持ってきてくださいました。

砂を敷き、炭と、根のついた草を入れ、主になすびを与えます。ふしこ(カツオブシ)もたまに与えます。砂が乾いたら霧吹きでよく水をかけます。

夕方の六時ごろになると、座敷でりーりーと鳴き出します。

 熊野大花火が終わればやっと木本の町のお盆が終わります。まだ暑さが残りますが、一息ついて熊野に秋の気配が漂い出すと、次はお祭りの準備が始まります。

(小山)

news 2009.8.17

熊野大花火

 待ちに待った熊野大花火が先ほど終わりました。三重・紀南エコツーリズムガイドの山川治雄さんが、長年この花火の実行委員をされており、一緒に見ようと誘っていただいたので、その場所に行ってみると、前には何も障害物がないとても見晴らしの良い場所でした。

 今年は天気が良く、波も穏やかで風向も良いため、煙も良く流れて何年ぶりかの好条件で花火を見ることができました。

 台船から打上げられた花火が海面に映ります。

 海上自爆の花火です。

 仕掛けスターマインです。

↑熊野大花火の楽しみの一つ、三尺玉海上自爆です。  ↑実物は直径約90cm、重さが250kgあるそうです。

この三尺玉は直径が約600mあり、花火が開くときの音はズシンと体に重く響きます。

 この鮮やかな花火は鬼ヶ城大仕掛けの第1発目です。

 

 鬼ヶ城の岩上に花火を置き、その場で爆発させます。

 鬼ヶ城大仕掛けの花火は迫力満点ですが、なんと言っても音を体感する花火です。上手く表現できませんが、音は心臓にズシン、ズシンと響くだけでなく、顔の産毛や腕の毛は花火が爆発したときの音の振動で一瞬立つような気がします。花火が開く瞬間をワクワクしながら「来た!」と構えるのが、何ともいえない快感で、約2時間余りのうち最後の30分は絶対見逃せない楽しみな時間です。この音をお伝えできないのがとても残念です。

 花火終了後に燈籠が焼かれています。

 この燈籠は、初精霊供養に供えられた物ですが、遺族の方がこの燈籠を焼いている様子をじっと見ている姿が見られました。先ほどまで花火を楽しんでいる時にはすっかり忘れていましたが、やはり熊野の花火は追善の花火であることを忘れてはならないことを感じました。

 今日、紀南ツアーデザインセンターには県内はもちろん県外の方々もたくさんお立ち寄りいただきました。お話していると明日は仕事があるから花火終了後に帰るという方が結構おられました。今頃は車を走らせている方やバス、汽車にのって帰路についておられることでしょう。遠くの人が沢山やってくる熊野大花火、これもとっておきの熊野の魅力のひとつです。

(宮本)

news 2009.8.16

摘果みかん

 三重・紀南エコツーリズムガイドの野々下聡さんが、みかんの摘果したものを分けてくださいました。摘果とは間引きのことですが、これも食べることができます。種類は温州みかんです。

 山盛り!持ってきてくださいました。

 そのまま食べられますが、やはりとてもすっぱい!夏の暑い日には良さそうです!野々下さんに教えていただいた他の食べ方は、半分に切ってサンマの塩焼きにかける、エビフライにかける、また、ビールや日本酒などに少し絞るのもお薦めだそうです。すだちのように使えるのですね。サンマといえば、文豪、佐藤春夫の「秋刀魚の歌」に出てくるみかんもこのみかんのことだそうです。

 

 野々下さんはカヌーで熊野の川を楽しむツアーでお世話になっている方です。カヌーでは、国体三重県元代表選手になったほどの腕前。普段はご夫婦でミカン農家を営まれています。

 たくさんいただいたみかんは土間や座敷においてありますので、どうぞご自由にお持ちください。

(小山)

news 2009.8.15

丸山千枚田の案山子

 そろそろ丸山千枚田の稲穂も色づきかけたかなと思いつつ、出かけてみました。

 県道に設けられた展望所からの眺めです。

 稲穂は少し黄色くなりかけていましたが、まだまだ千枚田全体が緑一色に見えます。田んぼの中には愛嬌のある案山子がたくさん立てられており、訪れる人たちも一つひとつの案山子を見たり、写真を撮って楽しんでおられました。

 

 

 今月末にはもっと色づいて、よりいっそう鮮やかな景色が見られるでしょう。

(宮本)

news 2009.8.14

川舟からの花火

 三重・紀南エコツーリズムガイドの荘司健さんに、今年は定員に余裕があるよとお誘いをいただき、川舟から熊野川の花火を見にいきました。

 日暮れに川舟に乗り込みました。
 下流の新宮の町をめざして進みます。

 星が出てすっかり暗くなった頃、河口の新宮につきました。熊野速玉大社からすぐ下の川原に並ぶ屋台の灯りがよく見えます。下の写真で、屋台の灯りの手前にもう一艘の川舟が見えますか?先客が、と思いきや、荘司さんの弟さんの舟でした。

 他には監視船も浮かんでおり、決められた区域の外に舟を留めます。このとき、船大工の谷上嘉一さんの川舟もやってきました。荘司さんは碇を下ろし、やっと落ち着いた様子で座られましたが、花火が見やすいようにとこまめに良い位置に舟を調整してくださいました。毎年ご家族だけで見にくるそうですが、さすが熊野の達人!だれにも迷惑をかけないすばらしい特等席です。

 今回の花火は毎年行われる新宮市の花火で、「熊野徐福万燈祭(くまのじょふくまんとうさい) 新宮花火大会」です。

  
  
  

 お盆の終わりには、追善供養の為、熊野の各地域で花火が上がります。17日の熊野大花火もその一つ。美しさを楽しみつつ追悼の心を忘れず持ちたいものです。

(小山)

news 2009.8.13

盆踊り

 今日は熊野市木本町にある、木本神社で盆踊りがあります。木本神社は400年以上の歴史あるお宮です。普段は見られませんが、鎌倉時代のものとされる木製、一木造りの狛犬があることでも知られています。お近くの方はどうぞ寄ってみてください。

 お宮さんの前の様子です
 町には盆踊りのお知らせの看板があります

 7月に入ってからは、地区ごとにこのような小さな祭りが開かれています。盆踊りや初盆の行事も、それぞれの町の方に話を聞いたり実際に見せていただくと、地域によって違いがありなかなかおもしろいものです。

(小山)

news 2009.8.12

熊野大花火まであと5日

 熊野は台風9号の被害も無く、ようやく昨日から真夏の青空が戻ってきました。今日も朝からとても暑くて、早くも冬の寒さが恋しいほどです。熊野大花火の日が5日後に迫りました。雨で延期になっていた花火大会の準備、浜割り作業が今朝、花火会場の海岸で行われました。

↑脇の浜側の危険区域に入れない様に板で垣をしています。↑波の影響で危険区域のロープ(写真の右側)の1mほど先は急な斜面になって落ち込んでおり、高さが3mくらいの差が出来ています。

 

 堤防の上には、花火を見るための桟敷が作られています。この桟敷を作るには届出をして許可を貰ってから作ります。この桟敷が堤防の上に姿を現すと、花火の日が近づいたことを、ますます実感します。私の親戚も毎年、大きな桟敷を作っており、お声をかけてくれるのですが、私は浜の砂利の上で見るのが好みです。

 私たちは地元なので気楽に見に行きますが、今年もまた何万人もの人が遠くからこの花火を楽しみにして見にこられる事を思うと、このままお天気が続くことを願っています。

(宮本)

news 2009.8.11

イワタバコ

 夏、岩壁や谷に咲くイワタバコ(岩煙草)です。葉っぱが煙草の葉に似ているそうですが、イワタバコ科の多年草で、冬は姿を消しますが春になるときれいなツルツルとした葉が出てきます。初夏から夏が見頃です。

 ひんやりとした日陰を好み、直射日光があたると葉がとても傷むように思います。清水が染み出ているような岩場などにあって、常に水分があるようなところを好みます。

 鮮やかな紫色。白色もあるそうです。

 花は下向き加減にさくので、この鉢では数本だけ少しよく見えるように、小枝にくくりつけています。葉は食べられます。胃の薬になるんですョ。

(小山)

news 2009.8.9

京都にて出品中!

 熊野市紀和町在住のやきもの屋、篠原三枝子さんが京都の五条坂陶器市に作品を出品中です。

 
 デザインセンターでおなじみの作品も並んでいました!

 7日から10日まで4日間続く市で、開催場所の清水焼をはじめ全国から数百件の陶芸家のテントが並びます。熊野のやきもの屋・篠原さんも炎天下の中がんばっておられます。ちなみに篠原さんは北側の通路におられます。市は明日の夜22時半ごろまでなので、近くに行かれる方、ご興味のある方は是非篠原さんを訪ねてみてください。

(小山)

news 2009.8.8

タカサゴユリ

 紀南ツアーデザインセンターの裏の垣根のところに生えていた、タカサゴユリ。台湾原産の外来種で繁殖力が強く、種が飛んでよく増えるし、今日花が咲いたので引っこ抜いてしまいました。一番背の高いもので約2.5m、根元の直径が約2cmでした。この一番太くて背が高いものはなかなか抜けず、何度か持ち替えたり、踏んばり直して抜きました。

 スタッフの背より1m程高く、先が軒の雨樋につかえていました。

 ユリ根はニンニクの玉くらいの大きさでしたが、食べられないのがなんとも残念です。

(宮本)

news 2009.8.7

御船祭りの櫂作り

 毎年10月15、16日に行われる熊野速玉大社の例大祭があります。その一貫として16日に御船祭りという早舟漕ぎがありますが、紀宝町の船大工、谷上嘉一さんのお宅で今年も御船の櫂(かい)作りが始まりました。

 これは20年以上前の御船漕ぎの写真です。

 

 谷上さんがどこに写っているか、わかりますか?!写真の谷上さんはトモトリ(舵取り)を務めています。

 工房には櫂が沢山並んでいます。

 櫂は約4m(幅約40cm)のシイの木で作り上げます。

 

 ↑去年のものは、練習や本番で折れたり岩にぶつけて磨り減ってしまいます。↑ 次の年にはなかなか使い物にならないため、櫂は毎年作りかえられます。

 

 ↑櫂は、先の部分を“ヒナ”といいますが、反対側の、Tの字の部分は“シュモク”といいます。シュモクを取り付けカンナなどで整えできあがります。

 谷上さんは船頭の仕事の合間をみて、10月のお祭りまでに1ヶ月半かけて仕上げるそうです。ご興味のある方は是非訪ねてみてください。

 御船祭りは古来より続く熊野のお祭りの一つで、和歌山県指定無形文化財になっています。お祭りが近くなりましたらまたお知らせしたいと思います。

(小山)

news 2009.8.5

五郷町のヒマワリ

 熊野市の山間部に五郷町という町があります。ちょうど国道309号線が通っており、寺谷という地区に道路を挟んで両側にヒマワリが植えられています。

 この畑の横には「ほたるの郷」というJAのお店があります。駐車場とトイレもあるので、ドライブの休憩にヒマワリ観賞ができます。


 

 梅雨明け宣言があったというのに、早速雨が降っていますが、この雨が上がればヒマワリたちの元気に咲き誇る姿が道行く人を楽しませてくれるでしょう。

(宮本) 

news 2009.8.4

下見

 先日、ツアーで訪れる予定だった奈良県下北山村、前鬼川の下見へいってきました。ツアーは天候と川の増水のためいったん中止した「大峯 釈迦ヶ岳登山と前鬼川遡行」です。ガイドの中村さんと山川さんとスタッフ2人で向かいます。

 道中、強い雨風で倒れた木々に道路をふさがれました。

 

 整備作業をして安全に通れるようにしていきます。川の水はだいぶ増水して水底の砂が撒き上がり、まだまだ濁っていました。やはり山間部へのツアーには数回の下見と整備がかかせません。

 ←日本の滝百選、「不動七重の滝」。

不動七重の滝は、この場所から七つの美しい滝壷(本当は滝壷はもっとあります)が見られるのですが、増水してひとつらなりの滝に見えます。

(小山)

news 2009.8.3

夏の風伝おろし

 今朝5:00過ぎのこと、仕事に向かう友人から「今朝は巨大な風伝おろし」と写真付きでメールが来ました。晩秋から春まで、特に冬の雨揚がりの早朝に冷え込んだときに見られる冬の風物詩の風伝おろしが真夏に出た?! 早速、車を走らせて尾呂志に行ってきました。途中バックミラーに朝日が映っていたのですっかり夜が明けています。友人のメールからすでに30分が経ちました。気温が高くなると消えてしまうので、さぎりを見るまではワクワクしながら進みます。

 友人が送ってきた写真よりは、かなりさぎりが少なくなっていましたが何枚か写真に収めることが出来ました。

 夜露で濡れた稲穂と風伝おろし

 陽が昇り気温が上がるとさぎりは少なくなっていきます。

 

 青々とした山の木々や稲穂の背景を流れる夏のさぎりはとても涼しげでした。冬特有の現象だと思っていたので、早起きした甲斐があったな〜となんだかすごく得した気分になりました。

(宮本)

news 2009.8.2

有森裕子さん

 元マラソンランナーでオリンピックメダリストの有森裕子さんが熊野にいらっしゃいました。

尾鷲市の熊野古道センターが、熊野古道が世界遺産登録され5周年の記念として“健康ウォークイベント”を企画。有森さんは、その一貫で松本峠を歩かれました。

 ↓紀南ツアーデザインセンターに立ち寄って下さった有森さんです。

 ←デザインセンターのご近所の方と(^^)

そとには地域の方が沢山出迎えにこられていましたが、有森さんはとっても気さくに対応してくださっていました。ぜひまたゆっくり熊野を楽しんでいただきたいと思います。

(小山)

news 2009.8.1

ハマユウ

 紀南ツアーデザインセンターの庭のハマユウが、最近芽を出し一雨一雨大きくなっています。

 熊野市の「市の花」になっていますが、市内ではすでに咲き、咲き終わっているものも見かけます。ところで、ハマユウのそばの石の上にころんと転がっている丸いものがわかりますか?!

 これは去年、このハマユウから落ちた実です。雨の中よく見てみると・・・

 なんとこちらからも目が出ていました。

 落ちていた他の実からもたくさん芽がでていますので、拾って座敷に飾ってあります。

(小山)

news 2009.7.31

熊野大花火が近づくと・・・

 毎年8月17日は熊野大花火が行われます。この花火の歴史は江戸時代までさかのぼり、熊野市木本町にあるお寺、極楽寺で亡くなった人を供養するために行われていた追善花火が最初といわれており、時代を経て各地で行われるようになって熊野大花火に発展しました。ですから、今も初盆を迎えた家が追善として花火を行うため、意味深いものといえます。

 紀南ツアーデザインセンターが現在使っている旧奥川邸ですが、その昔に熊野の花火に大変貢献しており、いまの大花火の前身を担ったといえます。詳しくお知りになりたい方は、紀南ツアーデザインセンターの資料室にパネルがありますので、是非見にいらして下さい。

 ところで、熊野の花火が近づくとこの木本町では、夏の風物詩ともいえる花火の場所取りが始まります。気の早い人などは梅雨があけないうちから浜のジャリの上にくいを打ちロープをはって場所を確保します。

 

 私がこの風景の写真を撮りに行った日も、場所取りしている人の姿が見られました。ロープを張り巡らしている向うで、重機が海岸の傾斜を均しています。

 

 花火の日が近づくと海岸では「浜割り」と言う作業が行われ、花火を設置する場所や追善の灯籠焼を行う場所や大会本部席などを決める作業も行うのですが、なぜかこの場所取りはそういったところに当てはまらないよう、実に上手くロープが張られています。花火当日は杭は夕方になると全て取らなければなりませんが、場所取りようの杭は名前が書いてあったりします。

 人口2万余りの熊野市がこの日は約12万もの人が訪れ、この広い浜が人で埋めつくされます。紀南ツアーデザインセンターもこの日の開館時間は9:00〜19:00まで延長していますので、遠くから来られた方も是非、お立ち寄りください。

 明日から8月です、熊野の花火の日が近づいてくると今からワクワクしてしまいます。

(宮本)

news 2009.7.28

わらじに挑戦!

 熊野では毎日雨が続いています。

 本日、熊野へ遊びにこられた女性2人組のお客様が、足元をぬらして入っていらっしゃいました。室内ではゆっくり過ごしていただけたのですが、とうとう電車の時間になり、またぬれた靴をはかなくてはなりません。

 お一人が、TDCで販売中のわらじをご覧になり、帰路にわらじを履いて行くことを決められました。

↓早速この様に履いて見せてくださいましたが、素足に素敵にきまっておられます。

 
 このわらじは磯崎町のもの。本格的に使用できます。
 後です。

 雨の日は、藁(わら)はスニーカーよりも比較的滑りにくいため古道歩きなどには重宝します。このお客様は「藁の履き心地が気持ちいい!」と喜んでくださいました。

 私も楽しい時を過ごさせていただきましたが、その後無事に到着されましたでしょうか?是非、お二人のまたのお越しを心よりお待ちいたしております!

(小山)

news 2009.7.27

瓦の上に苺が・・・

 先日、エコツーリズムガイドの鈴木さんから「面白いものを見つけたんです!」と連絡をいただいたので、早速見に行ってきました。車を駐車して鈴木さんの家に向かっていると、土塀の瓦屋根になにやら赤い実がなっているのが目に映りました。よく見てみると苺が生えています。

 「ばれましたか!よく目に付きましたね。面白いものとはその苺のことですよ。」

 

なんで、こんなところに生えたのかは謎ですが、鈴木さんは4月頃にこの苺を見つけてから実がなるまでずっと楽しみにしてきたそうです。たぶん鳥の仕業でしょう。よく、こんなところに生えたものですね。

(宮本)

news 2009.7.26

◆紀伊山地の霊場と参詣道 世界遺産登録5周年記念ツアー◆

「熊野を楽しむ達人の会」 第44回例会

夜明けの熊野川』 〜三反帆で自然と共にあった暮らしを知る〜

■実施日 平成21年7月25日
■参加者 10名(大阪府1名、和歌山県1名、熊野市8名)
■ガイド 荘司健 氏

現在のように国道などの陸路が整備されていない昔、熊野川は交通路として物資を運ぶだけでなく、参詣道としても栄え、三枚の帆を揚げた川舟が帆に風を受けて、川を行き来していました。

川を下る時は夜明けに川舟に乗り込み、上流から下流方向に吹く風を受けて河口近くにある新宮の町を目指して進みます。そして帰りは海岸から吹く“南風(まぜ)”を帆に受け遡行していました。

今回、夜明けに川舟に乗り込んで熊野川を下りました。舟底をたたく波の音、川舟から見る景色から、かつての賑わいや人と川の関わりを感じながら熊野川を下ってみようというものです。

世界でも例を見ない川の参詣道として平成16年に世界遺産登録された熊野川は、参加者の皆様にはどう映ったのでしょうか。

早朝、雨が降ったり止んだりという天候のなか、新宮市熊野川町に集合し、参加者の皆さんが荘司さんの川舟に乗り込みました。

 

 乗船場所から見る下流の景色    

 同所から見る上流の景色。

川面にも薄っすらと霧がかかっています。

 風が止んでおり、川の流れで進みます

 エンジンは止めて風まかせに進みます。

 国道から河原に下りて、舟に近づいてみました。


荘司さんが流れの緩やかな所で、参加者のお一人に櫓を漕いでもらっています。

 今下ってきた上流方向を振り返って見ます

 

上流からの風が止んだので帆をたたんでいます。

 ナメラ石を通りすぎようとしているところ

 桧杖付近まで来ると川面に霧が漂っていました。

 

早朝に荘司さんが上流に向かうために舟に乗り込んだときはもっと川一面に霧がかかり前が見づらかったそうです。

川を下っている間、ずっと雨が降ったり止んだりが続いていましたが、途中で虹が見えたり両岸の山々にかかる霧が幻想的だったりと雨降りならではの景色を堪能しました。

「時計が刻む時間ではなく、風の吹く時間だったり、川の流れを感じる時間など自然の時間がゆったりと流れるのを感じました」、「初めての川舟で刻々と変化する熊野川の七変化を楽しませてもらった」、「雨の日ならでの景色を十分楽し見ながら、昔の人もこの景色を楽しんだのかな?などと思いながら舟に乗っていた」などの感想をいただきました。

(宮本)

news 2009.7.23

ただいま工作中

 スタッフの一人がトントンと釘を打って何かを作っています。いったい何だと思いますか?

答えはだんだんと重くなってきたひょうたんを持ち上げるための台です。今年のひょうたんはすごく大きくなりそうな感じで、下の丸い部分はすでに人の頭よりひとまわり大きくなっており、下から持ち上げると5〜6kgはありそうです。

 台が出来ました〜! 

このひょうたん、いったいどの位まで大きくなるのか、スタッフは皆すごく楽しみにしています。

 

重くなったひょうたんもこれで一安心です。ちょっとブランコに乗ったようにも見えますね。

(宮本)

news 2009.7.21

蚊やりタヌキ

 今の時期に大活躍の蚊やり(蚊取り線香入れ)。TDCの蚊やりは、タヌキの姿をしています。 

TDCで使われている建具や調度品は、奥川邸であったこの場所にあったものを多く使わせていただいています。
お時間のある方は、ぜひこれらにも注目してみてくださいね。

(小山)

news 2009.7.20

鮎釣り

 TDCスタッフの友人に、和歌山県北山村に入る北山川の七色ダム下流へ、鮎の友釣りをしに連れて行ってもらいました。

 

 熊野市街から車で約40分のところです。迫力のある岩場は数歩動くと景色が変わります。ここははちのすと呼ばれるそうですが、こちらでおとりの鮎を使って野鮎を釣る友釣をしました。私たちの他に他県から来られた方がもう一組おられましたが、雨模様の空と山肌に霧がかって静かで美しい景色が続きます。

 
 ←このようにかかります!

 おとりの鮎を、鮎がいそうなところに泳がせると縄張り意識の強い鮎が攻撃を仕掛けてきます。そのときにおとりに付いた針にかかるのです。初めは棹を立てるタイミングやかかった感触が難しいのですが、馴れてくるとなかなかおもしろい!丁寧に教えていただき、なんとか数匹釣り上げることができました。

 ↑エラの近くに黄色い色。この黄色が強いほど縄張り意識が強い鮎なんだそうです。中には黄色い斑点が二つというツワモノもあるようです。

 ↑ちなみに、初めのおとりに使う養殖の鮎の尻ビレはこのような色をしています。野鮎を釣り上げたあとは、養殖の鮎を外して良い野鮎を使って漁をします。始めの一匹が肝心!なのだそうです。

 ←天然の鮎の尻ビレにはキレイな色が見られます。

(小山)

news 2009.7.19

hataoさん

 今日、紀南ツアーデザインセンターにてアイリッシュフルートのコンサートが行われました。

 アイリッシュフルート奏者は大阪からこられたhataoさんです。(→こちら) 

前半で楽器の説明などを楽しく講義してくださり、後半は主に演奏でした。コンサートが始まる前には、泊の海や大丹倉をじっくりと堪能されたそうです。コンサートでのお話のなかに、熊野の自然の中に入り込んだときの景観のすばらしさ、またその土地のもつ独特の文化のおもしろさを語ってくださいました。

旅人には、普段気付かなかったことを気付かされることがあります。hataoさんは、何百年先も何千年先も、熊野のすばらしい景色が残ってほしいとおっしゃいました。私たちは、もっと地域のすばらしさに気付き、自信と誇りをもって大切にしていきたいですね。

 最後のアンコールではピアノとブズーキと共にすてきな三重奏を聞かせてくださいました。

(小山)

news 2009.7.15

パネル展

 室内で、「紀南ツアーデザインセンターが目指すこと」と題してパネル展を開催しています。熊野が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産登録され5年が経ちました。この5年間に行ったツアーや講座の中から合計約28場面を抜粋して、パネルにして紹介しています。

 
 ←ツアーの中で元筏師さんに会いにいった場面です。

 デザインセンターではツアーを通して、熊野を考える上で見過ごせない過去の生活文化や歴史に触れてきました。熊野に興味のある方は、この機会に是非楽しんでいただきたいと思います。また、地域の方にもあらためて熊野のすばらしさを感じていただきたいと思います。

 詳しくは、デザインセンターにいるどのスタッフにでもお訪ねください。お越しをお待ちいたしております。

7月31日までは「道」のテーマで、また、8月1日から17日の熊野大花火までは「自然・歴史・文化」のテーマで展示しています。

(小山)

news 2009.7.10

はえたたき入荷

 はえたたきを入荷しました。数に限りがございますので、ご入用の方はお早めにどうぞ。一つ230円です。

シュロの木の葉でこしらえます。

 少し前までは、熊野でわりとどこの家庭でもみることができたシュロのはえたたきですが、いまではめずらしくなりました。プラスチック製のものよりしなりが抜群によく、形の美しさとおもしろさも兼ね備えています。もちろん、実用性もあります。蚊もたたけます。

制作者の熊野市神川町の阪無平一さんです。神川町神上出張所の仲森基悦さんが写真を撮ってくれました。神川町は、里山の風景が本当に美しいところです。

(小山)

news 2009.7.9

夏の山栗

 さわやかな緑がきれいな山栗のあかちゃんです。今日、味噌作りのツアーでお世話になっている紀宝町鮒田の中村さん宅でスタッフが拾ってきました。

 イガはまだ柔らかく、さわっても痛くありません。

 中心あたりにまだ雌しべがのこっています。木に生っている栗は8月のお盆をすぎたころには中に実ができてくると思います。この山栗はしばらく座敷に飾ってありますので、どうぞ手にとってみてください。

(小山)

news 2009.7.8

知事来館

 紀南ツアーデザインセンターに、野呂昭彦三重県知事と、仁坂吉伸和歌山県知事、奈良県地域振興部の中野理部長がお見えになりました。

 右から野呂知事、仁坂知事、中野部長です。

 昨日熊野市内で、三重県、和歌山県、奈良県の知事による紀伊半島知事会議があり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のこれからの保全や活用等について協議が行われました。

 今日は荒井正吾奈良県知事が先に帰られたため、残念ながらお立ち寄りいただくことができませんでしたが、野呂知事と仁坂知事は、三重・紀南エコツーリズム推進会のメンバーや関係者からの紀南地域の取り組みについての説明に耳を傾けてくださいました。

 

 野呂知事と仁坂知事がデザインセンターのツアーの写真をみながら意見を交わされています。見ておられるのは『熊野川―三反帆の川舟に乗る』というツアーの写真です。このときのガイドを務められた荘司準治氏、荘司健氏親子から説明を受けておられます。

 野呂知事は、3県が共通の思いでできる取り組みを考えているということをお話くださいました。仁坂知事は、ブナの森を歩けるところはないかとガイドの山川さんや鈴木さんに質問されておられました。また、デザインセンターの建物の細かなところにも目をくばり感激してくださっておられました。

 

 一緒に楽しみに待ってくださっていたエコツーリズムガイドの皆さん。一番右端におられるのは荘司さんのお父さん、荘司準治さん(85)で、現役の船頭さんです。すてきなスーツ姿で一緒に駆けつけてくださいました。

 

 地域の方が見守る中、時間を10分以上延長しての滞在でした。デザインセンターでツアーを行うときいつも思うことの一つは、熊野の歴史は県では区切れないということです。筏師の歴史に見る山林業、いにしえの熊野信仰を現代に引き継ぐ修験道、そして熊野古道。野呂知事や仁坂知事、中野部長は、熊野の歴史を広く辿り、その魅力を現代につたえることが大切だということに共通の認識を持ってくださっていたように思います。

(小山)

news 2009.7.5

小さな囲碁会

 今日は特に梅雨らしく、昨夜からしとしとと雨が降り続いています。TDCの座敷では、新鹿の林業家の鈴木さんが、小さな囲碁会を開きました。

←鈴木さんは囲碁でも名うてのお方です。

  

 先日、熊野で囲碁会が催されましたが、鈴木さんは準備にいそがしくされていました。今日、鈴木さんが囲碁に誘ったお相手もその囲碁会に参加されていた方なのだそうですが・・・実はTDCに商品を置かせていただいている「工房kigumi」の竹内さんの娘さんでした。竹内さんの娘さんも囲碁がお強いとのこと。今日は鈴木さんにスカウトされTDCにやってきました。

 まずは弟さんが挑戦します。(見守る竹内さんの目も真剣です。)

 娘さんも果敢に挑みます。鈴木さん、うなずいたりニコッとしたり、頬杖をついてうーんと唸るような目でみたりしておられます。

 年齢が若ければ若いほど囲碁が上達するそうです。どうもお二人に見込みを持った鈴木さんは「大人と子供では、残念ながら子供の方が年齢が若いんです。」などと言われていました。ご兄弟は「?」がいっぱいな顔をしながらも真剣に聞き入っておられたようです。

(小山)

news 2009.7.2

ヤマガラのピーちゃん

 このヤマガラのピーちゃんは、紀南ツアーデザインセンターのスタッフがよく出かける、田戸(奈良県 十津川村)の瀞派出所の前でエサを貰っているところを撮ったものです。

 

 派出所の奥さんが何年か前に餌付けをしてから毎日やってくるようになりました。この日も5〜6羽が順番にヒマワリの種をついばみに来ていました。川舟に乗りに来た人たちもヤマガラの可愛いらしさに思わず立ち止まり、自分の手からエサをあげたりして、楽しんでいきます。

 

 このピーちゃん、奥さんの手だとけっこう長くとまっているので写真も撮りやすいのですが、私や他の人だとあっという間に飛んでいってしまいます。ここに行くとピーちゃんの可愛い姿を見るのが楽しみで、いつも長居をしてしまいます。

(宮本)

news 2009.6.30

カモシカ

 先日、瀞八丁で川舟「かわせみ」の船頭、東さんの舟に乗って上瀞に向かっているときのことです。川岸の岩場にカモシカの親子の姿がありました。この日は望遠レンズを持っていなかったので、写真が小さくなってしまいました。

 写真のの中にカモシカの親子がいるのですが・・・

 子供の大きさは中型犬くらいでした。

 毎日舟に乗り、カモシカをしょっちゅう見ている東さんは、「いつもなら全然逃げんと舟をジッと見やるけど、子供と一緒やからかな、今日はえらい早よ逃げてったな。」と。私もカモシカを見るのは久しぶりですが、いっしょに舟に乗っていた兵庫県から来ていた人たちは、「本物は初めて見る!」ととても喜んでいました。

 秋頃に瀞八丁でのツアーを計画していますので、どうぞ楽しみにしていてください。

(宮本)

news 2009.6.27

瓢箪 その二 

 紀南ツアーデザインセンター裏庭の、今年の瓢箪の蔓に実がつき始めました。

 
 表面に産毛のようなものが目立ちます。

 一番おおきなものでこちらのサイズです。お近くに来られた方はどうぞご覧になっていってください。

(小山)

news 2009.6.26

駐車場のキノコ

 今朝、出勤してきた時のこと。駐車場の砂利や土の上にピンポン球が転がっているので、何でかな?と思いそばに行くと、白くて真ん丸の直径約4cmほどのものが6個と、すでに傘が広がったもの3個が生えていました。

 

 ちょっと観察してみようと思い、2個採ってきました。

 匂いを嗅いでみると、少しキノコっぽい香りがします。  逆さにしてみました。右側は虫に食われています。

 去年も梅雨時期にこのキノコが駐車場に生えていました。今、手元にキノコ図鑑が無いので名前がわかりません。ネットで見てもよくわからないので、このキノコの名前がわかる方がいらっしゃれば、教えていただけないでしょうか。

(宮本)

news 2009.6.25

熊野古文書同好会

 今日は熊野古文書同好会の学習日です。毎月2回、第2、4木曜日に紀南ツアーデザインセンターに集まって地域に残る古文書を題材に、地元の歴史、暮らしぶりなどを読み解いて、学習をしています。今日も、7人が集まってワイワイと何やら楽しそうにしています。

 今日の出席者は7名。全員で12名います。

 この会は20代の男性2名が先生で、中高年の男性とセンターのスタッフがメンバーでスタートしました。最初は文字が記号にしか見えず、皆どんぐりの背比べで文を読む能力に差はなく、毎回あくせくしていたのですが、毎回少しずつまじめに取り組んできたおかげで、最近の皆さんはメキメキと能力が向上しています。最近、サボッている私も頑張らねば・・・。

 

↑主に江戸時代のものを読んでいますが、極端に癖字の強いものや当て字が多いもの以外は、だいたい読めるようになり、本当に楽しく勉強しています。そして、訳したものは全部記録をとっています。

 現代の文章に比べると言葉遣いも違い、まるで時代劇のような感じもあり、慣れるまでは違和感がありますが、少しでも読めるようになると面白みが増してきます。

(宮本)

news 2009.6.24

笛の音のコンサート

 7月19日に紀南ツアーデザインセンター内にて、“ケルトの笛の世界” と題するコンサートが開かれます。

「ケルトの笛の世界 hataoコンサートツアー2009」
月日:平成21年7月19日
時間:16時半開場、17時開演〜19時まで
開場:紀南ツアーデザインセンター内
入場料:大人1000円、学生500円(75歳以上、小学生以下は無料)
主催:Blue Hat Office
問合せ:前義典 05979-2-3848(11時〜15時を除く)、紀南ツアーデザインセンター 0597-85-2001

ケルトの音楽は、主にアイルランドやスコットランドなどの伝統の音楽です。ケルトのさまざまな笛を使って演奏してくださるのは、兵庫県在住の畑山智明さんです。

 畑山さんは‘hatao(ハタオ)'の名前で親しまれています。

今回のコンサートは、赤澤淳さんという関西のアイルランド音楽奏者の方も共演され、その他数名の奏者の方が来られます。熊野のご出身のhataoさんのお弟子さんも出演されます。また、尾鷲在住の北村未来さんもピアノでゲスト出演なさるそうです。今回は尾鷲市、熊野市、和歌山県新宮市熊野川町での3日間のコンサートツアーです。

 さて、hataoさんが手に持っておられるのは「アイリッシュフルート」という木製のフルートです。現在よく知られている金属製のフルートの前身の形の一つです。とてもあたたかい音がするのだそうです。

並んでいるのはアイリッシュフルート、そして金属でできているのは「ティンホイッスル」という、こちらもアイルランド音楽を演奏するための代表的な楽器です。

 私たちのよく知る‘蛍の光’はスコットランド音楽なのだそうですが、ケルトの音楽が他にもいくつか日本の歌として親しまれているそうです。当日は‘アメイジング・グレイス’や‘ダニー・ボーイ’‘映画タイタニックのテーマ’などをいろんな楽器を使って演奏してくださいます。

hataoプロフィール
1978年北海道生まれ。大学在学中にティンホイッスル、アイリッシュフルートを習得、数度に渡りケルト圏へ長期旅行を行い、有名演奏家から指導を受ける。2008年に国内初となるティンホイッスルのための教本を執筆。音楽祭「万笛博覧会」を毎年神戸で主催し、話題を呼んでいる。ケルト伝統音楽の専門家として、演奏、教育、普及活動を通じてケルトの笛の魅力を伝え、お客様と音楽の喜びを分かち合い、音楽を通じてより良い社会に貢献することを使命としている。

 デザインセンターにてチケットをお預かりしております。皆様お誘いあわせの上お気軽におこしください。

(小山)

(デザインセンターでは生音で演奏していただきます。木造家屋に心地よく響く音もお楽しみください。)

news 2009.6.23

夕暮れの北山川

 昨日、一昨年前にツアーでお世話になった南さんの川舟に乗せていただき、ジェット船が就航を終えた夕暮れの北山川を熊野市紀和町木津呂から瀞八丁まで進みました。

昨年の秋、ツアーの下見でスタッフ2名(MYカヌーを持ちながら初心者の域から脱出できない)が、流れが速くてドキドキしながら下ったところです。舟はグングンと遡ります。

河原では2匹の鹿がのんびりと水を飲んでいましたが、川舟に気付くと少し離れたところに行き、こちらの様子をジッと窺っています。

 

別の場所から現れたもう1匹が2匹に交じり、山の方に逃げていきました。早朝、車で山間部を走っているときなど、たまに鹿を見かけますが、いつもと違うところで見かけると妙に嬉しくて、沢山写真を撮ってしまいました。

 

舟のエンジンを切ると鳥達のさえずりだけが響くのみです。他の音は何も聞こえません。水面は周りの景色を映す水鏡になり、本当に静寂な空間です。

 

ここは南さんのお気に入りの場所です。気温や天候により、霧がかかると同じ空間と思えないほど、景色が一変するのだそうです。

 四季折々、早朝や夕方、雨上がりや晴天、何時でも何度訪れても北山川や熊野川は決して飽きる事がない、とっておきの熊野です。

(宮本)

news 2009.6.21

ササユリとミニ水車小屋

 熊野市の花、ササユリが熊野市飛鳥町、岩本萬寿夫さんの自宅の裏山で見事に咲いています。

 以前、岩本さんが「ササユリが咲いたら、見においで。」とおっしゃってくれてたので、早速ガイドの中村さん、山川さんと一緒に見せてもらいに行ってきました。1週間ほど前から咲き始めたそうですが、今年は例年に比べると咲き方にバラつきがあるとのことでした。同じ熊野市でも、気温や標高の差があるからでしょうか、先月、紀和町の福山さんのお宅でササユリを見せていただいた時から約1ヶ月の差があります。

 斜面一面にササユリが咲いています。

 ピンクの花が背景の草の緑によく映えます。

 こちらは白です。花とツボミが全部で10個ついています。

 

 岩本さんのお宅のササユリは15年位前に、コハナの木を切ってから毎年自然に増え続けているそうです。ササユリがこの山で毎年咲くのを最優先にしているので、種が飛んだ後、茎が自然に倒れるまでの間、草刈はできないとのことでした。

 
ササユリを見学した後は水車小屋のミニチュアを見せていただきました。

 岩本さんの身内の方が作られたそうですが、とても上手く出来ており、本物さながら水を落として水車が回り、小屋の中では2本の杵が交互にコトン、コトンと音を立てて上下に動いています。

 

 この素敵な水車ですがササユリが咲き終わったら、紀南ツアーデザインセンターに頂けることになりました。頂いたらまたこの新着情報で詳しくお知らせしますので、どうぞ、センターに見にいらしてください。

(宮本)

news 2009.6.20

ツチアケビ

 ちょっと風変わりなこの植物の名前はツチアケビ。昨年の今頃、熊野市の海岸部の林道から少し入った山の中で見かけ、この一年の間ずっと気になっていたので、昨日見に行ったら同じ場所で見かけることが出来ました。

 

 このツチアケビを昨年初めて見た時、辺り一面が苔や草に覆われた緑の中にヒョイヒョイと生えており、よく見ると葉っぱが無く、なんとも異様で不気味な感じがして、「これ、何? 花? 何か変!」と頭の中が“?”でいっぱいになりました。

 数日経ってから知人に名前を教えてもらい、葉っぱが退化していること、キノコと共生をする腐生植物ということを知ったのですが、葉緑素を持たず光合成をしないのに、濃い緑色の葉を持つラン科の花というのもなんだか不思議な感じがします。

 どうぞご覧ください。とてもランの仲間には思えない色です。

 インターネットなどで検索してみると、9月〜10月頃に赤いウインナーソーセージのような実を沢山つけている写真が載っていました。その姿は面白く、実がなっているのをぜひ見たいと思っているので、今から秋が楽しみです。

(宮本)

news 2009.6.19

にしはどっち その後

 “にしはどっち”とは、山や田畑などの土の中に生息している虫です。この虫に向かって大声で「西はどっち?!」と訪ねるとその方角を指し示してくれる、奇妙な生き物です。

 デザインセンターにあった“にしはどっち”は、有馬町に住む仲森さんが持ってきて下さったものですが、先日、仲森さんから「にしはどっちはどうなったかえ?」とお電話がありました。そういえば数日見ていなかったので、裏庭のにしはどっちを入れた入れ物を覗いてみると・・

 頭が帽子のように転がっております。「!」、びっくりして取り出してみました。

 なかはもぬけのカラ

体の上部の所でわりときれいに切られております。結局なんの虫に変化したんでしょうか。見逃してしまいました。

(小山)

news 2009.6.18

シイノトモシビタケ

 3年振りに熊野のある山中へシイノトモシビタケを見に行ってきました。森の様子は以前より少し変わっていましたが、今晩も前と同じ場所で見ることができました。

 雨が少ないせいか、小さいものが多かったです。

 真っ暗な森の中でライトを消して目が暗闇に慣れてくると、ヒメボタルが飛んでいるのとシイノトモシビタケがあちらこちらで、光っているのが目につきます。

 今回もどうにか写真に収めることが出来ました。

 一緒に出かけた友人や知人は、今日初めてシイノトモシビタケを見る人たちなので、すごく感激していました。人がめったに近づかない森の暗闇の中で、淡く光っているこのシイノトモシビタケは、この時期になるとホタルと同様にちょっと会いに行きたくなる、森の不思議な住人です。

(宮本)

news 2009.6.15

瓢箪

 紀南ツアーデザインセンターの裏庭に今年も瓢箪の苗を植えました。今年はいくつできるでしょうか?!現在150cmほど伸びています。今年は2苗でスタート。すでに成長が著しく、毎朝見るたび高さが違います。

 

 瓢箪作りにご興味のある方は、過去の情報(2008.4.〜2008.9.) 、過去の情報(2008.10.〜2009.3.)をご覧ください。

(小山)

news 2009.6.13

六方の館

 今日はTDCの座敷で「熊野えんがわサミット」が開催されています。本日は15名で、古布を通して地域内外の方々が交流されています。

 ところで、TDCから浜に向いて1、2分歩いたところに木本神社がありますが、木本神社のすぐ脇に「六方の館」と書いた看板の建物があります。

 道におられるのはこの館を管理なさっている、2軒となりのとちとも酒店さんです。先日、この「六方の館」が三重県の指定する“まちかど博物館”になりました。

 六方とは、毎年10月にある木本神社のお祭りの、親地町地区の六方行列のことです。木本神社の祭りは宵宮を入れると約24時間ほどつづく祭りで、素朴ですが町が一体となった、とてもよい祭りです。ご興味のある方はこの館を訪ねてみてください。

 写真でお祭りでの六方行列の様子がわかります。

六方行列では中学生から最近は小学生が、大名行列を模した独特の化粧でこれらの道具を持ちます。上の写真は奥から、立傘(たてがさ)、太鼓、(太鼓にぶらさがっている、)ひょうしき、台傘(だいがさ)、槍、なぎなた、しゃぐま、とりげ、槍、てんもく、はさみばこ  です。

 とちとも酒店さんも、子供の頃この祭りに出たそうです。

祭りの1週間まえには練習に入る子供たち。昔は親地町の子供だけだったそうですが、人数が減り、今は有馬町からも子供を呼ぶそうです。独特の化粧で町を練り歩きますが、歩き方もまた独特で、他にはあまり見かけない動きです。

(小山)

news 2009.6.12

西谷国有林の不動滝

 熊野の山々は標高がそれほど高くない山でも、源より流れ出す谷はわずかな距離で川に流れ下るため、数々の滝を作っています。梅雨に入り、雨が何日か降った後や大雨の後などにしか見られない滝なども数多くあります。

今までに三重・紀南エコツーリズムのガイドさん達に連れて行ってもらった滝がいくつかあるので、これから少しずつ紹介していき、皆様に見ていただこうと思います。今回、見ていただく滝は山の達人、山川治雄さんと山仲間の東さんと3人で行ったときのもので、熊野市神川町 西谷の不動滝(別名:蛇ノ目滝)です。

 この写真は林道から見たものです。

 林道から急な斜面を立木につかまりながら、谷に下りていきます。谷に下りて左岸を進みます。少し遡ると林道からは見えませんが、高さ3〜4mの滝が現れます。

 今度はこの滝の左岸の岩場を登ります。

 2番目の滝も高さはそれほどなく、先ほどの滝くらいの高さでした

 今度も左岸の岩場を登ります。山川さんが先に上がり、用意してくれたロープを頼りに慎重に登ります。

 岩場を登りきると・・・⇒ 

 先ほど林道から見た滝が目の前に現れます。林道から見たときのほうが高さがあるように感じましたが、そばで見る方が迫力がありました。ここでしばらく休憩を取り、いま登って来た岩場を下ります。

 帰りは谷から林道まで足元が結構ズルズルと滑り、よくぞこんな急な斜面を下りたものだと思うほど、登りがとても大変でした。でも、山川さんと東さんのおかげでこの日も満足感いっぱいの滝見となりました。

(宮本)

news 2009.6.10

大昌寺の格子絵天井

 熊野市から国道42号線を北上して50分〜60分くらいのところにある紀北町紀伊長島区。以前、この町に住む知り合いに大昌寺というお寺に連れて行ってもらいました。

 大昌寺不動堂

ここにはお不動さんを祀っている不動堂があり、中に入って天井を見ると絵が描かれ格子になっています。この絵は江戸後期に奉納されたものだそうで、町の文化財にもなっています。

 

一つひとつ上を向いて見ると、首がとても疲れるので皆で仰向けに寝転んで、天井絵を眺めました。さすがに143枚全部の歌は読めませんでしたが、結構ゆっくりとここで時間を過ごしました。

 紀貫之
 小野小町
 西行法師
 山辺赤人

有名な歌人の画像や歌なども描かれており、訪れるものはきっと時間を忘れて見入ってしまうでしょう。お堂の入り口の柱に獅子(?)と象(?)の細工がされているのですが、これらの目つきがなんとも不思議な感じでした。

(宮本)

news 2009.6.9

カブトムシ

 ある場所で、製材したあとの木屑を見てみるとたくさんのカブトムシの幼虫が住んでいました。

 
 ひさしぶりに見ると以外に大きいです。
 こちらは雄。角がはっきりと分かります。

これは1畳半ほどの範囲の木屑の山です。今回、木屑をすこしかいただけで5、6匹見られました。一昨々年あたりは山一つに100匹ぐらいあったそうです。

(小山)

news 2009.6.8

蔓(かずら)

 ある森の中で見かけた蔓です。この蔓、一本の蔓なのか何本あるのかさっぱりわかりません。蔓の太さは指くらいのものから蔓の周りが20〜25cmくらいのものまで、とにかく複雑に絡み合っていました。センターのスタッフHさん、蔓でカゴを編んだりするのが好きなので、この蔓の写真を見せたら、「私も行きたーい!」と、しきりに言ってました。

 

 

 この形になるまでにいったいどれだけの年数がたっているんでしょう? 自然が造り出した芸術ですね。

まだまだ、あります! どうぞ、ご覧ください。

  

  

 一番下の右側の蔓は巻きついた木に食い込んでいました。太さは私の手首よりもはるかに太くて、木がとても苦しそうにみえました。これらの蔓はいったい何年くらいたっているのかわかりませんが、見ていても飽きることなく、見れば見るほど不思議な蔓のジャングルでした。

 機会があればもう一度行きたいのですが、この時期はこの場所はダニがあまりにも多くて、とても行く気になれません。行くなら10月後半〜4月上旬くらいまででしょうね

(宮本)

news 2009.6.7

戸車

 今朝、廊下の雨戸の戸車が外れてしまいました。

 直径7.7cm。現デザインセンターである旧奥川邸に残っていた差しで測るとぴったり2寸でした。年代もののはずですが、毎日の開け閉めでも全然減っていないということでしょうか・・。表裏に十字にひいた鉛筆の線があります。

 
 手にのせた感触がなんともいえません。
 中心に入っていたものです。鉄でしょうか。

 ひまをみて直したいとおもいます。もし良い方法をご存知の方は、ぜひお知恵をお貸しください。

(小山)

news 2009.6.6

長原の山の神

 熊野市神川町に長原という地区があります。先日、この地区にすんでいるYさんと言う女性を訪ねて世間話をしていると、長原の山の神の話になりました。この神は「子供を授けてくれる山の神様」として、遠くから訪ねてお参りに来る人がいるそうです。

 山の神といえば女性なので、普通は女の人がお参りをしたり、祭りに携わると焼きもちを焼かれると言われていますが、ここの山の神は少し違うようです。Yさんとご近所の方は今までに、この神様にお参りをして子宝に恵まれた人を何人か知っているそうです。そして、この場所を訪ねられたこともあるということでした。

 以前からこの場所に山の神があることは知っていましたので、早速、Yさんとこの山の神が祀られている場所に行ってみました。

  

 林道を奥に進んで行くと、右側になにやら異様に大きな岩が見えてきます。そこに物置があるので目印になります。山の神はこの右上の写真の○のところに祀られています。

 

 そばまでに行ってみると山の神は岩の足元に祀られており、少し窟のようになって岩が祠に覆い被さっていました。

 

 毎年、長原地区の方がお祭りをしているそうですが、この日も新しい榊が挿されていました。祠の右横の窟になっているところにも何かが祀られているようです。長原のお二方が言うには、この山の神にお願いをするときは人知れず、こっそりとお参りをすると良いそうです。

 山歩きをしているといろいろなところで山の神を見かけますが、いずれも目に付く巨岩、巨木などの足元に祀られていることが多く、そこだけがなんとなく周りの雰囲気と違うような気がします。こういう場所に行くと昔の人々は周りの景色と異なるところに自然の畏敬の念を感じ、神々が宿る神聖な場所として、自然を崇めたのが頷けます。

(宮本)

news 2009.6.5

船大工の道具

 南牟婁郡紀宝町におられる谷上嘉一さんはこの地域唯一の船大工です。熊野川独特の帆船「三反帆」をふくめ現在の熊野川流域の川舟はほとんど谷上さんが作られたものです。熊野三山の一つ、速玉大社の祭りの早舟や櫂も谷上さんが一手に引き受けています。幼少時代から熊野川や川舟に親しんできた谷上さんは三反帆の船頭さんも勤め、TDCでは三重・紀南エコツーリズム推進会として旅人や地域の方に熊野川の魅力を伝えておられます。

 さて、先日とてもいい天気だったので、ちょっとだけ谷上さんの三反帆に乗せていただきました。

 谷上さん

 以前、熊野川では上流から河口にある新宮の町まで物資を運んだ三反帆が、午前10時ごろから吹く海からの風、“南風(まぜ)”に帆を膨らませ川を再びさかのぼっていたそうです。それも大昔の話ではなく、ほんの50年前まで見られていた光景でした。“南風”は、車で熊野川の大橋を渉る現代生活では気付くことのできない熊野の大切な自然の一つです。

 午後からの風は弱く、この日は進みがゆっくりでした。
 帆をたたむとこのような感じになります。

 この日は船大工らしい道具をいくつか見せてくださいました。並んでいる4本(2種類)は「つばのみ」という道具です。

 よく使い込んでありながらきれいに手入れされています。

「つばのみ」は舟の材料を繋ぐ釘を打つため、前もって釘穴を開ける道具です。材に刺し込んだ後は、ツバをかなづちで叩いて取り外します。向こう側の二本は先が反りあがっていますが、これは船底の部分など、平たい板と板を接ぐとき裏側に付き抜けないようにする工夫です。これで底の板にも、板の身の中心に穴を開けることができます。
手前の二本は舟の側面(加敷や上棚)などまっすぐにノミが入るところを繋ぐときに使います。

←手前の板から刺し込んで中を通り向うの板の中へ通す

 こちらが「つばのみ」の後に通す釘。「とおり」といいます。
 

谷上さんの手と比べてみます。使う人や作るものによりさまざまな道具があっておもしろいですね。

(小山)

news 2009.6.4

菖蒲

 毎年この時期になると、センターの庭木の剪定でお世話になっている松田造園さんが、趣味で育てている菖蒲の鉢植えをもってきてくれます。今年も二鉢持ってきてくれました。センターの玄関前には一年中、季節の花が置いてあるので通りを行く人も、しょっちゅう立ち止まって楽しんで見て行きます。

  花の名前は「大鳥毛」です。

  この花は「筑紫路」です。

 まだ、咲き始めたばかりで蕾がたくさん付いています。しばらくは通りを歩く人の目を楽しませてくれることでしょう。

 この菖蒲の苗、熊野市飛鳥町大又の無人市で売っているそうなので、育ててみたい方はどうぞ足を運んでみてください。松田さんの菖蒲畑は飛鳥町佐渡地区にあります。国道309号線の千軒平というバス停から国道42号線方面に向かうと道路の左下に畑が見えます。

 これからいろいろな種類の菖蒲が咲き始めるので、私達もまた菖蒲畑にいって観賞させてもらおうと思っています。

(宮本)

news 2009.6.3

花芽摘み

 紀南ツアーデザインセンターの庭に育つ、つつじの花芽を摘み終えました。

 デザインセンターの建物自体が125年経っておりますが、このつつじも相当の古木のようです。花が咲き終わった後の花芽(次から花となる芽、花柄)を摘み取ると翌年の花付きが良くなるとのことですが、去年、スタッフのHさんが一つ残らずきれいに摘んだためか、今年の花付きは格別でした。

なかなか一遍には摘めませんが、来年もすばらしい花が見られるように数日間かけ皆で少しずつ摘んでいきます。

 朽ちた花と花芽、そして伸びた新芽も摘み取ります。
 ←摘んだあとの状態。
 摘み終えてすっきりした庭です。

つつじが終わったあとの庭の隅には今、ユキノシタが生い茂っています。

(小山)

news 2009.6.2

ふくろう その後

 4月の末に見に行ったふくろうの、子供が孵っていないか山に会いに行きました。

 新鹿の林業家、鈴木祥嗣さんの山へ今度は4名で向かいます。前から、鈴木さん、ここのふくろうに興味を持った山川さん、そしてなにを見に行くか知らされずどきどきしながらついてきたという山川さんのお友達の山川さん、私。前回同様、まずはなだらかな尾根の道を行きますが、途中から鈴木さんがクルッと向きを変えて進む先はすべり落ちそうな急斜面です。

 ←植林の木につかまりながら急斜面を進む。

道がない所を進みますが、この場合鈴木さんが歩いたところが道になります。元猟師の山川さんは平気な顔をして進んでいきます。私は前回同様とても緊張し手に汗握りながら下り、山川さんのお友達の山川さんは1mすべり落ちてしまいました。

 そうこうするうち切株に作られた巣にたどりつきます。
 ふくろうは・・・・  いませんでした。

 卵を発見してから1カ月ちょっと経ってしまっていましたので少し遅すぎたようです。ふくろうの赤ちゃんは残念ながら見られませんでしたが、天敵に荒らされた様子もなく無事孵ったあとの卵の殻が残っています。案外このちかくの木の枝にいるかもしれん、などと話しながら鈴木さんの森を後にしました。

(小山)

news 2009.6.1

夏建具

 毎年6月1日は、紀南ツアーデザインセンターの建具の入れ替えの日です。スタッフ総出で座敷の襖と障子をすべてはずし、細かな竹と漆塗りの桟で作られた簾戸に変えました。

 来年順番がわからなくならない様に番号札を貼ります。

 四季が描かれたこちらの襖も秋までしばらく休憩です。

 障子より少し重いため、より慎重に・・・

 すべての桟をしっかり拭きなおし、準備が整いました。

 

 夏の設えの完成です。午後からの光がやわらかに入る、見事な作りです。ぐっと夏らしくなった設えで、皆様のお越しをお待ちいたしております。

(小山)

news 2009.5.31

吹き飛んだ馬頭観音の祠

 先日続いた暴風雨によって、熊野古道「観音道」の馬頭観音の祠(ほこら)が吹き飛ばされて壊れてしまいました。

馬頭観音は“泊(とまり)”と呼ばれる熊野市大泊町にあります。石畳に並ぶ33体の観音石像の33番目の隣に、土地の人によって祀られささやかな祠の中に納められていました。

 

 ↑ 倒壊前の姿です。観音道を上がってくる参詣者を見守るように建てられていました。祠の高さは人の身長より少し低いくらいでした。

 中の馬頭観音とお賽銭箱は無事でした。この観音様は彫刻など手が加えられておらず、自然石でできています。阪上田村麻呂の愛馬が埋まっているとして昔々から祀られてありましたが、昭和35年3月に老朽化のため建て替えた記録が残っています。
壊れた祠を最初に発見したのは、大泊町に住む語り部の向井弘晏さん。「観音道に祠があるのはここだけで、泊の人は皆この馬頭観音で1銭あげてから泊観音堂へむかった」とおっしゃっていましたが、土地の人にとって大切な場所の一つだったようです。祠を直す大工さんは泊にはもういないのですが、なるべく
早く立て直されるといいですね。

(小山)

news 2009.5.27

スイレンの花

 熊野市飛鳥町小又の水田、「めだかの学校」でスイレンがとてもきれいに咲いていると聞いたので、早速見に行って来ました。水田の周りは網が張ってありましたが、濃いピンクと白のスイレンの花がたくさん咲いており、網の外からでも十分観賞することが出来ます。

 道路の横の水田です。大きな看板が目印です。

 

 

ピンクはとても華やかで周りがパッと明るくなります。白は清楚な感じで凛とした印象を受けました。

  まだまだ蕾がたくさん見られます。

午前中の方が花がたくさん開いていると聞いたのですが、夕方5時過ぎでも花は十分開いており、誰もいなかったので貸切で楽しめました。道路を挟んで「めだかの学校」の向かいに駐車スペースがあるので、ゆっくりと観賞できます。時間がある方はぜひ出かけてみてください。 

(宮本)

news 2009.5.24

福山さんのササユリ

 熊野市紀和町の福山さんのお宅でササユリが見頃をむかえています。

 高さは1m以下の小柄なユリで山地に多く、熊野市の“市の花”になっています。福山さんはご家族が農業を営まれており、TDCでお出ししている番茶は福山さんの奥さん、圭子さんのお手製です。昨日行なった「熊野を楽しむ達人の会」のツアー、熊野岩峰トレイルの帰りに寄り道しました。お宅の横の土手に一面に咲くところがみごとです。高い所からまるで目が合うように、一つひとつがよく見えます。

 ←蕾のものもまだたくさんあります。

 ←昨日の福山さんは千枚田のカカシTシャツでした。
 ←優秀な番犬、福山サスケです。お嫁さん募集中!だそうです。

 ササユリは、最近はほっておくと鹿、猪などに食べられるそうで、福山さんは毎年獣よけのネットを土手の上の方からぐるっと張るそうです。瀞流荘や湯ノ口温泉に行かれたときは、福山さんに一言お声をかけて、ぜひこのみごとなササユリを見せてもらってください。

(小山)

news 2009.5.23

春の風伝おろし

 今朝は季節はずれの風伝おろしが見られるような気がしたので、尾呂志まで行ってみたら予想通り出ていました。

 さぎりの里の少し下の方から見た景色です。

 いつも必ず写真を撮る場所に行くと、畑から歩いてきた女の人が「1時間前はもっとすごかったよ。」と・・・早くから起きていてどうしようか迷ってグズグズしていた分、良い景色を見損ねました。

 一番低くなっているところが風伝峠です。

 さぎりの里より上の方に行ってみました。

 下方に見える道は国道311号です。

 旧国道の風伝峠を越えて紀和町側の様子を見に行ってみると、まだ朝霧が残っており、どんよりとした感じでした。本日、実施する熊野を楽しむ達人の会 第41回例会『岩峰トレイル』で巡る岩場は霧に隠れ、この時点では全くみえませんでした。

 矢ノ川の集落は青空が見え始めていました。

 紀和町側はところによってはまだ朝霧が残っていましたが、冬とは違いどんどんと青空が見え始めて、8時頃に風伝トンネルを抜けて尾呂志側に出てみると、風伝おろしが流れたことがまるで嘘のように晴れ渡っていました。

(宮本)

news 2009.5.22

熊野川の水鏡

 今日の午後、雑誌の取材で熊野を訪れたライターさんやカメラマンの方と一緒に、川舟ガイドの荘司さんの舟に乗せていただきました。ちょうど雨上がりで、川舟から眺める新緑がとてもきれいでした。

 熊野川にはいろいろな表情があります。今までに幾度となく川舟に乗せていただく機会がありましたが、今日の熊野川の水はとても澄んでいました。風が無いので流れが穏やか所では、水面が水鏡になり河岸の景色が映りこんでいました。

 

 

 

 少し青空が見えてくると、水面にも青空が映ります。

(宮本)

news 2009.5.19

大峯のツツジ・シャクナゲ

 先日、世界遺産、大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)が走る大峰山系の釈迦ヶ岳付近へ行ってきました。

 中央奥に見えるあの山が釈迦ヶ岳です。頂上には、人の手で運ばれた大きな釈迦像が静かに立っています。釈迦ヶ岳の高さは1800m、吉野から熊野の玉置山まで続く大峰山脈のほぼ中央にあります。

 山の達人・山川治雄さんと中村稔さんに、ツツジの群生が花をつけているはずだと誘われ、皆、花が見れることを期待して山を上がります。前鬼川を上がり、1300年の歴史がある宿坊「小仲坊」からスタートです。↓

 

 ←道中ちらほらとピンクいろのツツジがみえます。

 現在も修験者が利用する「小仲坊」。この日も行者さんの一行が到着するとのことでした。TDCでも去年の夏、「熊野を楽しむ達人の会」のツアーでお世話になりました。

  ←岩場での行の後の様子。

 ↑行者さんの頭襟(ときん)が落ちていました。

 

 ツツジが見えました。鮮やかなピンクが岩場と新緑に栄えます。上の右のツツジについて、アケボノツツジかアカヤシオかと、一行でだいぶ悩みました。とても似ているそうですが、アカヤシオは花柄などに細かく毛があるそうです。

 
←まるでオブジェの様・・、でも自然の空間なんですね!
 

 大峯や大台へ来ると、自然林・原生林の美しさにいつも驚かされます。初めて入ったときは、だれかが手入れをしているのでは?!と思うほどすっきりとしていて独特の空気を感じました。感覚を開けて静かに立つ樹木や低く茂る笹原がとても好きです。

 帰り道、山川さんお薦めのシャクナゲの道を行きます。

 
 

 時期がピッタリ!みごとに咲くシャクナゲに皆で拍手!

 ←最後に出会った、こぼれるほどのシャクナゲの木。

 8時間の歩行を終え、皆無事に帰路につきました。

(小山)

news 2009.5.17

アオサギ

 センターの近所の魚屋さんに行ったときのことです。警戒心が強いアオサギが民家の駐車場の屋根の上にいました。

 なんで、こんなに人や車が通る近くにいるのか不思議に思ったのですがアオサギの目線の先には、魚の内臓や落とした頭がはいっている大きなバケツや生魚が入ったプラ舟があります。


 魚屋さんに聞いてみると、いつもそこの屋根の上にいて、人の隙を見ては一日何度でも魚をついばみに来るそうです。この日も朝からずっと同じところにいるそうで、屋根の下に行っても逃げる気配がありません。

 私があまりにも珍しがるので魚屋さんが小魚を屋根の下に放り投げてくれました。すると“待ってました!”と言わんばかりにすぐに飛んできて羽を閉じる間もなく小魚を銜えました。

 

 あっという間に魚を一飲みです。

 そして、すぐに元の場所に戻り何事も無かったようにまた魚屋さんを澄まして眺めていました。

 

 「姉ちゃん、珍しぃかえ? よういろんな人がここを通ったときに写真撮っていきやるわ。厚かましいさかのう、全然逃げていかんさか、慌てて写真撮らんでも店開けとるときは、明日来ても明後日来ても番してくれやるで。」と魚屋の皆さんはまた作業を続けていました。

 良いことなのか悪いことなのかわかりませんが、アオサギも楽してお腹がいっぱいになる方法を見つけたんですね。

(宮本)

news 2009.5.16

アマゴ

 今日は朝から雨が降ったり止んだりして、少し蒸し暑く梅雨を思わせる天気でした。昨年の今頃のことです。センターの男性スタッフMさん(今年度から移動の為、役場に戻られました)に女性スタッフ2名がアマゴ釣りに連れて行ってもらった事があります。ちょうど今日のような天気だったのでもう一度アマゴ釣りしたいと思っているところにひょっこりとMさんが現れました。

 昨日、私たちとアマゴ釣りの話をしたので無性に行きたくなり、今朝思い立って釣りに行ったそうです。釣果は15匹あり、私たちスタッフにお土産に持ってきてくれました。熊野の山奥の渓流で釣られたアマゴはとてもおいしそうです。センターの近所の方とスタッフ2名で5匹ずつ分けっこしました。

 早速、今夜は塩焼きにしていただこうと思っています。次回、Mさんがアマゴ釣りに行くときはまた私達も連れて行ってもらえるみたいなので、今から楽しみにしています。

(宮本と小山)

news 2009.5.15

おくりもの

 連休中に熊野古道を歩きに来られた新潟県のご夫婦から、笹餅をいただきました。

雨模様のため満足に古道を歩けなかったそうですが、笹餅に添えられたお手紙には、“雨の熊野の魅力を味わいました、またゆっくり熊野を旅したい”と綴られていました。

 デザインセンターの庭のつつじに感動して帰られましたが、このようにお便りをいただくとこちらもあたたかい気持ちになり、勇気付けられます。これからも、素朴な感動を味わっていただける熊野であればと思います。

(小山)

news 2009.5.13

上地さん

 有馬町在住、上地芳弘さんの伊勢型紙の新作ができあがりました。世界遺産、熊野川にある昼島の風景です。
最近「水」をテーマに奮闘されていましたが、昼島の映った水面の様子などがとてもすてきに出ています。近々、デザインセンターの2階に展示させていただきますので楽しみにお待ちください。

 下の「鳥」はキリ使いの練習用に彫られました。練習とはいえ本格的です。

(小山)

news 2009.5.11

茶摘み その弐

 今月15日に実施予定の「神川の庚申さん」の下見をしに神川へ行ってきました。町のどこを歩いていても茶摘みをする人の姿が見られ、親戚同士で手伝って摘んでいる人、一人で摘んでいる人など、初夏を思わせるほど暑い中、皆さん一生懸命でした。

 少し時間ができたので、今年3月に発行した三重・紀南エコツーリズム通信Vol.8の特集で、紀南ツアーデザインセンターがお世話になった、神川町碇の松田千畝さんのお宅におじゃましました。

 この景色に見覚えがありませんか? すっかり初夏の景色になっていました。

↑ 上の写真の秋の景色がこのホームページの左側にある、「三重・紀南エコツーリズム通信」で、ご覧いただけます。

 

 現在93歳の松田千畝さん、今朝からずっと茶摘みをしているとおっしゃってました。昨日から奥さんと二人でボチボチと摘み始めたそうですが、干してあるお茶を見るとかなり摘んでいます。

 ちょうど休憩をするから一緒にコーヒーを飲もうと言ってくださったので私もご一緒しました。そのとき千畝さんと奥さんはすぐに足元にダニがないかどうかを確認しています。「午前中に脚絆の中に1匹入り込んどったで今度もよう見とかなのう。家に上がる前は必ず見るよ。吸われたらいつまでも痒いでのう。」

 「ダニにひっつかれたら、コロスキン(セメダインのような薬)塗ってその上からテープ(バンドエイド)張っといたら簡単に取れるで。これが一番簡単にとれるわい。」など、千畝さんのダニ対策の話をいくつかお聞きしました。

松田さんは慣れた手つきでどんどん茶葉を摘んでいます。

 二人でお茶を摘み、炒るのは千畝さん、手揉みするのは奥さんだそうです。天気が良ければ、あと2〜3日は茶摘みをするとの事でした。石垣のあちらこちらにある、茶の木を見る限りではかなりあります。「無理はせんよ。でも摘まな勿体ないよってね、まぁ適当なとこで終わるよ。毎年同じことの繰り返しやね。」とおっしゃって千畝さんはまた黙々と茶摘みを始めました。

 いつも千畝さんや奥さんと話をするのが楽しくておじゃまをするのですが、今週末に碇に2体ある庚申さんを訪れることをお話したら、「ここも寄ってくれたらいいよ。」とおっしゃってくれました。

(宮本)

news 2009.5.10

茶摘み その壱

 この時期熊野市の山間部を車で走っていると、あちらこちらで茶摘みをする姿が見られます。三重・紀南エコツーリズム ガイドの尾中さんの家の前を通りかかったときのことです。ここのお宅でもご夫妻がお茶を炒ったり、手揉みしたりと大忙しです。

 カゴには摘んだお茶が入っています。

   

↑奥さんが茶葉を炒ります。熱くて大変です。 ↑炒り終えたものを力を入れてしっかりと手揉みします。

 

↑茶を揉むこの道具は竹で編んでいるため、藁で編んだムシロに比べると硬いので早く揉めます。よく揉むことで茶葉の渋みが抜けておいしい番茶になります。茶粥をよく食べる地域の人には絶対に欠かせないので、皆せっせと摘みます。

 昼間は天日に干しますが、夜は縁などで干します。

 この日、尾中さんは茶摘み2日目とだそうですが、これから数日続くとのこと。今年は新芽の伸びが少し遅れ気味だったのが急に初夏を思わせるような暑さになり、ここ2〜3日で一気に伸びて来たため、「大急ぎで摘まなのう、葉が硬くなってしまうし、待ってくれんでのう。」とおっしゃり、茶揉み作業を続けていました。

 熊野の山間部を通るときは、気につけて辺りを見てください。日焼けしないように完全防備の服装でカゴを腰につけて茶摘みをしている人の姿が、あと1週間くらいは見られるとおもいます。

(宮本)

news 2009.5.9

後姿の正体は?

 昨日の昼間、国道311号線を走っているときのことです。なにやらタヌキのような褐色の毛色の動物が国道をノソノソと歩いていました。車をとめて近づいても気がつかないのか相変わらずマイペースで歩いています。

 ○の中にいるのがわかりますか?

 私が後にいることにまだ気付いていません。

 私の気配に気付いて、振り向くと“アナグマ”でした。

私を見た途端、一瞬のことでしたが威嚇して逃げて行きました。一緒にいた知人も車から降りて来たのですが、急に変なニオイが辺りに漂ってきました。どうやら、このアナグマが逃げる時に“屁”をしたようで、おもわず鼻をつまむ様な嫌なニオイでした。後で図鑑で調べたら肛門腺があると書いてあったので、やはり“屁”をされたようです。

(宮本)

news 2009.5.5

熊野の木仏

 紀南ツアーデザインセンターで「藤岡貫二 木仏展」が始まっています。たくさんのお客様が藤岡さんの仏像を見におとずれています。

 展示の様子の一部です。左から地蔵菩薩(桂の木)、聖観音菩薩(楠)、聖徳太子(神代楠)、香合仏(白檀)、達磨(神代楠)です。

 床の間に飾った聖徳太子です。なんだか見る角度によって表情が違うようにみえます。これは二歳像です。

 龍頭(りゅうとう)です。奥には地域の方が藤岡さんへのお祝いに活けに来てくださったお花が飾られています。

 小さいけれど迫力のある不動菩薩の像。材は白檀です。
 大黒天。センター(旧奥川邸)にある銭函を飾り台に使っています。

 5月10日(日)まで開催中です。ご興味のある方はどうぞお越しください。また仏像になじみのない方も、ぜひ心の中で木仏とゆっくり語りあってみる時間を楽しんでください。
尚、作者の藤岡さんは明日と、10日の午後からデザインセンターにいらっしゃいます。

(小山)

news 2009.5.3

丸山千枚田

 今日、紀和町で実施したツアーの帰りに千枚田に寄りました。お休みの時期なので車がよく止まっていてお客さんが沢山見物しておられました。この棚田はオーナー制度をとっており、地元の方と他県などのオーナーの方が田植えをされます。来週末あたり、オーナーの方の田植えがあるとおもいます。


 かつては2000枚以上あったこの棚田が、現代になって500枚ほどまで減少した記録があります。今は地元の方の努力で約1340枚まで棚田に戻され、毎年この美しい景色を見ることができるようになりました。

 苗が育ち青々とした千枚田や、稲が実った夏過ぎの千枚田もすてきです。明後日、明々後日あたり雨が降る予定なので、雨が上がった次の日あたりは夕焼けが水面に映ってきれいかもしれません。

(小山)

news 2009.5.2

イソヒヨドリの親子

 毎年春になると近所のどこかで孵ったイソヒヨドリのヒナがセンターの庭にやってきます。少し前から巣の中で、エサをねだる声が聞こえ始めていましたが、今年は今日はじめて2羽のヒナが姿を見せてくれました。

 イソヒヨドリの親鳥はエサを与えるとすぐに次のエサを探しに飛んで行きます。ヒナは少し飛べるようになるとたえず動き回り、一声、二声鳴くとウロチョロとそこらを飛び回りいなくなってしまいます。親子は常に鳴きあって居場所を確かめ合っていますが、親はエサを持ってくるたびに2羽のヒナの行方を捜すので、エサを運ぶのも一苦労です。

 

 ↑大きな鳴き声で親鳥を呼びます。              ↑親鳥(雌)はヒナを探すのも一苦労です。

 藤岡さんの木仏展が本日から開催していますが、木仏を見に来られたお客様も庭を飛び回るヒナを見て、おもわず顔がほころんでいました。スタッフもヒナの姿を写真に撮ろうと近づいてみましたが、逃げないでしばらくじっとこちらを見ていました。

 

 

 ↑親鳥の姿を見つけ、飛んでくるのを待っているヒナ。     ↑ 雄の親鳥もエサを運びます。

 私たちがこのヒナたちを写真に撮ってしばらく経ってからの事、少し前に帰られたお客様が「新聞紙をください。」と言って戻って来られました。鳥のヒナが車に轢かれた姿が可愛そうなのでとってあげたいたとのこと・・・いっしょに行ってみると先ほどまで庭を飛びまわっていた2羽のうちの1羽でした。ヒナの亡骸はセンターの庭の隅に埋めてあげました。しばらく親鳥が亡くなった1羽をずっと捜していたようでした。

 

 ↑積みあげた薪の上で親鳥を待ちます。           ↑ヒナの姿を捜している親鳥(雌)

 夕方、日も暮れて薄暗くなってもまだ親子は鳴きあっていますが、ヒナは昼間のように動きまわったりせずに、裏庭の薪の上で待っています。明日もまた一日中、庭を飛び回ってセンターの庭は賑わうことでしょう。

 残ったヒナが無事に成鳥になってくれることを祈っています。

(宮本)

news 2009.5.1

杜松

 熊野市の山中で、杜松の小さな苗木を見つけました。‘トショウ’とよみますが、盆栽などで親しまれるヒノキ科ビャクシン属の常緑の木です。‘ネズ’ともよみ、別名はネズミサシです。

 
 ←若い新芽が出てきています。

林業家の鈴木祥嗣さんにお聞きすると、熊野ではあまり多くない、めずらしい木だそうです。材のなかでは一番腐りにくく、その特徴を利用して、盆栽では木の皮をわざと剥いて中の白さを見せたりします。

周りに親木が見当たらないことから、鳥かなにかによって運ばれたのでしょう。この木はこれから何十年、何百年と生きる可能性があります。私たちの検討もつかない時間をこれからすごすのですね。

(小山)

news 2009.4.30

駅前の新店舗

 昨日29日、熊野市駅の前に「熊野市駅前特産品館」が開館しました。熊野市観光協会が管理する真新しい2階建ての建物は、2階部分が事務所になっており、1階部分が熊野市観光公社が運営する土産物売り場になっています。

 

 東京大学教授で現在熊野市の観光顧問をされている堀繁氏のプロデュースのもと、店舗には熊野内外のさまざまな商品がならびます。お客様を楽しませることを最大のポイントとして、新しい観光の拠点とする目的をもっておられます。

 2階の観光協会事務所も従来通り利用可能です。みなさまお立ち寄りください。年末年始以外は無休で、平日は10時から18時まで、休日は19時までだそうです。

(小山)

news 2009.4.29

つつじ その2

先日、紹介した庭のつつじが見頃になりました。3本のうち真ん中もようやく咲き始めたので、あと3〜4日すればかなり咲くと思います。

5月2日より「藤岡貫二 木仏展」が始まりますので、木仏を見に来られたら庭のつつじもご覧いただけます。

 玄関横の木戸をくぐると つつじがよく見えます。

 

これらの写真は今日の昼間に写したものです。左右のつつじは8分咲です。

 3本の真ん中のつつじです。少し遅れて咲き始めました。

今日も通りかかった方が、つつじの花の色に誘われて庭から訪れていました。つつじが咲くと庭がパーッと華やかになり、春の訪れがいっそう楽しくなります。

(宮本)

news 2009.4.28

たまには野外で ・・・

三重・紀南エコツーリズム ガイドとして活躍している熊野の達人達で組織している、「三重・紀南エコツーリズム推進会」では毎月会議を行っています。

先日の会議は、「たまには気分を変えて春の景色を楽しんでみよう!」と提案があったので、早速荘司さんの川舟に乗せてもらい、熊野川の新緑を楽しんだ後に会議を行いました。

 ガイドの皆さんが嬉しそうに手を振っています

川舟には定員があります。あふれたスタッフ2名は川舟に乗る機会があるため、今回は陸上から川舟を追っかけました。

 この島は道路から見える昼島です

舟は道路からは木の陰で見えないところに行ってしまったので、しばし景色のいいところで舟が現れるのを待ちます。

 くぼみは24cmのスニーカーの約3倍の大きさでした

舟から見える河岸の岩場のくぼみは「弁慶の足跡」だといわれています。

 皆さん、今日はお客様として舟旅を楽しんでいます

弁慶の足跡を写真に撮りに行ったスタッフが、足を滑らせて川に落ちないように(?)優しく(?)見守る(?)ガイドのみなさん。

荘司さんのお宅の庭で会議をしているところです

ガイドの皆さんに、毎月お忙しいなか集まっていただき次回のツアーの実施予定や地域の話題などを話し合い、盛り沢山の時間を過ごします。今回のようにたまには野外で会議をするのも、気分が変わっていいものですね。

(宮本)

news 2009.4.25

ふくろう

 熊野市新鹿町の林業家、鈴木祥嗣さんに、「いいものを見せてあげましょう」とお誘いをうけ3名で育生方面の山へ行ってきました。鈴木さん所有の植林の山に着き、尾根道を抜け急斜面を下ります。そして鈴木さんが指差す先に一つの切り株がありました。根のあたりの空洞にふくろうがいるそうです。

 急斜面の奥に切り株が見えます。

 そっと近づくと・・真っ黒の目の茶色いふくろうがちゃんといました!顔をゆらして興味深そうにこちらをじっと見ているので、もっとよく見ようと数歩近づくと残念ながら飛び立ってしまいました。30cmくらいはある背丈におどろきました。

 (しっかりと目が合いました。)

飛び立った後の巣に卵を二つ発見。ふくろうは3月から4月にかけてが産卵期です。卵を温めるのはメスのふくろうです。

 

熊野でもふくろうを見かけることが少なくなり数も減っているのではないかと言われています。鈴木さんは、山の間伐の最中にふくろうを見つけ、卵がかえって雛が育つまでこの山の間伐を止めるのだそうです。ふくろうは、餌となるいろんな動物が住みやすい雑木山に巣を作るので、植林の山で巣を見かけるのはめずらしいそうです。地面にあるので天敵に狙われないのか心配です。来月また見にこようと鈴木さんと約束をして帰りました。

(小山)

news 2009.4.23

つつじ

 庭のつつじの木が大きな花をつけ始めました。三本のオオムラサキのうち両脇の2本が咲きだしています。

 

↓奥にある小さなつつじが咲くと、それを合図にしてオオムラサキが咲き始めます。 
 
 ←4日前の状態です。

花びらがとても大きく満開の花がたのしみです。お近くに来られた時は是非ご覧になっていってください。

(小山) 

news 2009.4.21

藤 その2

 木国道311号線を走っていると市木あたりで藤棚をみつけました。おとといの写真ですが、たっぷり花をつけて背面の新緑の山と重なりとてもきれいでした。

 

(小山)

news 2009.4.20

木本大師堂の作次郎藤

 木本町に古城川という小さな川が流れています。熊野市駅から上り方面に歩いて行くと線路横にこの川がながれており、川伝いに歩道があります。川に沿って歩いて行くと赤い幟が沢山あるので、初めての方でもわかると思います。もし、わからなくなったら、「弘法さんの藤、または大師堂の藤はどこか?」と訪ねてみるといいでしょう。

 橋の上に幟が沢山たっています。

 花の長さは長いもので約90cmあります。

 

この藤の名前は“作次郎藤”と言います。この木の横にある説明書きには「大正の中頃、志原の古家作次郎氏が病気平癒をお大師さまに祈願され、全快した喜びでこの地に藤の木を植えました。この藤を作次郎藤と名付けています。毎年、香り高い花を咲かせて参詣の信者を喜ばせています。」とあります。

木本町に来ることがあれば、ぜひ寄ってみて下さい。長く垂れ下がった花もみごとですが、花の香りもとても良く、辺りに漂っています。あと4〜5日は見頃だと思います。

(宮本)

news 2009.4.19

今朝の遊木漁港

 午前中、遊木町の港の市場前に船が何艘も泊まり、何やら人が忙しく動き回って市場が賑わっていました。聞いてみると今朝サンマが40トン水揚げされたとのことでした。

 

 漁師さんにお話しを伺うと今晩も漁に出かけるということで、船体に氷を詰め込んだり、網を巻き直すなど出漁の準備をしていました。

 

 気になるサンマの値段は、12月からお正月が一番高く、この時期はサンマも小さくなり、今が一番安いということでした。魚屋さんも買い付けに来ていましたが、この時期獲れるサンマはほとんど飼料になるそうです。

 おいしそうなサンマは漁期が今月いっぱいだそうです。

 トラックのコンテナには全部サンマが入っています。

熊野に住んでいても、漁業のことを全く知らないので、たまに出かけた時は漁師さんや町の人にいろいろとお話しを伺ったりしています。

どこに行ってもいつも皆さん親切にしてくれます。そのとき40〜50年位前の話しも聞くことにしているのですが、いつも共通.点があります。

ほんの40〜50年ほど前は現在とは比べ物にならないほど、自然が豊かで海、山、川の恵みが多かったこと、自然の恵みのありがたさを誰に教わるのでもなく、自然と感じて学び、生活していたということです。

私達も普段の生活において自然の恵みに感謝することを忘れないようにしたいものですね。

(宮本)

news 2009.4.13

十能

 寒い時期よく活躍した十能です。季節の変わり目にメンテナンスをしました。

 本体はアルミ製、下についている台と持ち手が木製です。この台の釘が外れかけていたので停めなおします。もともと打たれていた釘がとても短く手もとに同じものがなかったので、ネジ釘で代用しました。

 

 ちなみに、この台がついている為、正式には台十能と呼びます。下の写真のものが普通の十能です。

 

 (小山)

news 2009.4.10

岩峰トレイル

 紀南エコツーリズムガイドの山川さんに岩峰に連れて行っていただきました。

  遠くは少しガスがかかっていましたが良い気候です!

ここも大きな岩の上なのですが、次は前方に迫るあの岩峰をめざします。今回は「熊野を楽しむ達人の会」の33回例会で訪れたところに行きました。新緑がすばらしいころにはあと一歩、という感じでしたが春の花は通常より2、3週間くらい早くみられました。

 前回ご紹介したあせび。花は終わりかけていました。
 ヒカゲツツジはよく咲いていました。
 シャクナゲです。あと10日くらいで咲くでしょうか?
 ギンリョウソウ(銀竜草)、別名は幽霊茸です。

 30分ほど歩いて目標の岩峰に到着です。下の写真の矢印の岩が先ほど立っていた場所!すごい!のひとことです。

 連なる岩峰に生える松が青々としています。
 そこからさらに1時間歩行して振り返ると・・・

なんと矢印の所が先ほどの岩峰です!いつ訪れても感激する、最高のながめが変わらず広がっていました。

 安全を確認しながら進む。

熊野にまだ少しだけ残る手つかずの自然を満喫することができました。前に初めて訪れたときの感想は、まさかこんなところがあるなんて・・、でしたがほんとに行ってみなければ味わえません。そしてこんなところに来られるのも達人ガイドの案内ならでは。山川さんが‘あなたに見せたい’とっておきの熊野です。

(小山)

news 2009.4.8

ステキな発想

 先日、五郷町の知り合いのお家を久しぶりに訪ねました。実はこの家の軒先に以前から気になっているものがあり、誰かに見てもらいたいと思っていたので、今回はしっかりとカメラを持参しました。

どうぞ、ご覧ください!

 どちらもステキだと思いませんか? 

このお家のおばさんが言うには、「父ちゃんが昔に山で伐ってきたんさ。何の木かわからんけど雑木じゃろのう。」と。この木、うまく曲がってますよね。これを棹をかけるために使おうと思いついた、このお家のおじさんの思いつきがステキです!

 

次に、おばさんの足元をみると底が付いたワラ草履なのですが、既製品ともおもえません。草履を脱いでみせてもらうと、なんと、おばさんのお手製のワラ草履をスリッパかなんかの底に縫い付けてありました。「こうやっとけば濡れたところを歩いてもワラに水が滲みて来んし、ええ考えやろ。」と少し得意気でした。なるほど〜、どちらもステキな発想ですよね。

(宮本)

news 2009.4.7

春の湯の口

 外はいい陽気です。熊野市紀和町湯の口という集落へいってきました。

 湯の口温泉です。まだ桜がきれいです。車でも来られますが小さなトロッコ電車に乗って来ることもできます。

 

 道中にたくさん花を見かけることができました。

 ゆきやなぎ 
 こぶし

 なんと、もうヒカゲツツジを見ることができました。4月終わりから5月ごろに岩場や崖に見かけられる黄色いツツジです。

 あまり手の届かない高い斜面によく咲いていました。
 こちらはミツバツツジです。
 こちらはモチツツジ。茎などがべたべたします。
 ?。少し小ぶりです。
 
あせびの新芽が赤く目だってきれいでした。このあたりでは“うまごやし”という言い方もあります。

 蕾が沢山。これから見頃の枝垂桜と、湯の口の集落。

               

帰りに見かけた風景。これは人じゃありません。川の魚が鳥に食べられないように、鳥除けの案山子です。等間隔に三体ならんでいます。気になって回り込んで見ると・・・にっこり、いい笑顔でした。

(小山)

news 2009.4.6

マニラ麻の正体

 以前、「マニラ麻の敷物」を紹介しましたが、その後どんな植物から出来るものなのか、分からずじまいでした。昨日エコツーリズムガイドの尾中さんのお宅にお邪魔したら、また庭に干していたので、どんな植物から出来るのか、どこに行けば見られるのかを聞いてみました。

 ←庭に干してあったマニラ麻の葉

 そして、見に行ってみると下の写真の様な植物でした。葉の長さは私の身長(160cm)位あり強しなく、私がバナナの葉と思い込んでいたのですが、全く似ても似つかないものでした。

 

 よく見ていると、たまにどこかで見たことあるような葉でした。これを刈り取り天日でよく乾かし、叩いて裂いたもので縄を綯うのです。この葉から最初に繊維を取り、縄を綯った人はよく思いついたものですね。

(宮本)

news 2009.4.3

神川町の桜

 熊野市では神川町が桜の名所としてよく知られています。ここでは4月5日に桜祭りが行われるのですが、ちょうど今が見頃だと聞いたので早速桜見物に行ってきました。平日だったせいか時々車に乗った人が、桜を見ているだけでほぼ私一人の貸切状態で、ゆったりと誰にも邪魔されることなく桜を堪能してみることが出来ました。

 

↑桜はみごとに満開でした。 右側の写真の奥には七色ダムの堰堤が見えてます。

 

 今は生徒の数が少なくなり、使われていない神上中学校の校庭の桜も満開でした。熊野市内の小、中学校でこの様な木造校舎が残っている所は今では数えるほどです。この校舎の壁の色はほんのりと淡いピンクで桜の花の色をしています。

 

 桜の花を見ながら歩いていると、田んぼの畦や川の土手で何やら採っている人の姿が多く目に付ました。聞いてみると、5日の桜祭りで販売されるヨモギ餅 (くさ餅)用のヨモギを地区の人で、摘んでいるとのことでした。

 この女性も柔らかそうなヨモギの新芽を沢山摘んでいました。

お餅は七十くぼ (餅を一回分搗く事を一くぼと言います)ほど搗くとのことでした。摘みたてのヨモギが沢山入ったお餅は香りも良く、おいしいことでしょう。 この桜まつり、お天気が心配ですが、晴れることを願っています。

(宮本)

news 2009.4.2

春の園遊会

 紀南ツアーデザインセンターにて、地域の女性グループ「くまの縁側サミット」による『第4回 くまの路に春を呼ぶ まちかど園遊会』が開催中です。期間は4月5日まで。朝9時から17時まで、どなたでもご自由にお入りいただけます。(通常通り入場無料です。)

 展示の様子です。

 「くまの縁側サミット」は手しごとを通して人の交流と町の賑わいを作りたいとの思いから、鈴鹿市の南部美智代さんを講師に向かえ月に一度デザインセンターで開かれている会です。

 紀南地域では4月3日がひな祭りだという感覚のほうが強いので、この時期にお雛様を飾るのがめずらしくありません。今年はミニ着物や吊るし飾りに加え、旧家の立派な御殿雛が3つも登場しています。

 
 

 

(小山)


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